【過去レコ】縄文杉
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- GPS
- --:--
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 985m
- 下り
- 994m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
当時はトロッコが動いていて、轢かれないか心配しながら歩きました。橋の部分は手すりもなく、隙間から見える川面まで距離があり怖かったです。 |
写真
感想
デジカメから昔の写真が発掘されたことに伴う過去レコです。宮之浦岳とセットで歩かれることの多い縄文杉ですが、当時は寝袋等の装備がなかったため、宮之浦岳に登った翌日に縄文杉だけ単体で見に行きました。まだ暗いうちからのスタートです。
というのも、この日の午後の潮が引く時間帯しか入れない平内海中温泉に入ったうえで、夕方の高速艇で本土まで戻らなければならないのです。結構なテンポで長いトロッコ道を登り詰め、斜度が急になったら突然、広い空間が開け巨樹が登場しました。
あまりに巨大なモノは周りのパワーを吸い取ってしまうから同じ空間にふたつは存在しないのか、だだっぴろい空間にひとりで聳え立つ巨樹。年季の入った木肌に目は釘付けとなり、えもしれぬ力に吸い寄せられました。古木ってずっと見てられますね。
なんて感動して身動きとれずにいたら、上の方から降りてくる二人組。前日に宮之浦岳の山頂でお話しした方々です。小屋にも泊まらずこの早い時間帯によく来たねと呆れられながらも、わざわざ見に来る価値のあるこの巨樹の感動を分かち合いました。
下山はサクサクと移動し目当ての平内海中温泉、囲いもない混浴オープンな野湯はすっぽんぽん、貸切で満喫しました。ぬる湯でゆったり、寄せては返す波の音が胎内にいるような気分にさせてくれます。知床のセセキ温泉以来の海湯は感動ものでした。
地元民御用達の尾之間温泉に立ち寄り、暗くなってからは同じく野湯の湯泊温泉にもヘッデン持参で出かけました。直前まで夕立だったのに風が吹いて暗雲が一気に消え去り、天の川が広がった夜空を見上げながら入った野湯は忘れられない思い出です。
【2023年9月21日記】
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