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記録ID: 2371396
全員に公開
山滑走
大雪山

大雪山旭岳 初夏のような残雪の山を滑る

2020年05月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:29
距離
16.3km
登り
1,275m
下り
1,279m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:39
休憩
0:50
合計
7:29
5:05
119
スタート地点
7:04
7:04
1
7:05
7:08
114
9:02
9:13
8
9:21
9:55
155
12:30
12:32
2
12:34
ゴール地点
天候 快晴 風弱い この日の旭川は28℃
過去天気図(気象庁) 2020年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大雪山旭岳ロープウェイは運休中
ビジターセンターの駐車場に駐車するが、トイレは使えない。
トイレは500m下のキャンプ場を利用する。
コース状況/
危険箇所等
スキー場エリアは雪がまだまだある。
姿見から旭岳まではほとんど雪はない。
旭岳北斜面は十分な雪があり、裾合平も涸沢部分には雪があり、
ハイマツ帯との白と緑の縞々状態となっていて、
ハイマツの藪を横切ることは困難のあので、
裾合分岐から姿見までは登山道を忠実にトレースする。
その他周辺情報 旭岳温泉は休業中の箇所があり。
5:00出発だ。空はもうすでに明るい。この日の日の出は3:52だった。
2020年05月31日 05:08撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
1
5/31 5:08
5:00出発だ。空はもうすでに明るい。この日の日の出は3:52だった。
エゾノリュウキンカが咲いている。
2020年05月31日 05:10撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 5:10
エゾノリュウキンカが咲いている。
花に誘われ、散策道へ少し寄り道
2020年05月31日 05:10撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 5:10
花に誘われ、散策道へ少し寄り道
スキー場コースをシール登高する。
ようやく太陽が顔を出した。
2020年05月31日 05:51撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 5:51
スキー場コースをシール登高する。
ようやく太陽が顔を出した。
目の前には崖とも思える斜面。
2020年05月31日 05:51撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/31 5:51
目の前には崖とも思える斜面。
その崖をシール登高して登りきると、絶景だ。
2020年05月31日 06:29撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 6:29
その崖をシール登高して登りきると、絶景だ。
太陽の方向に旭岳が見える〜
2020年05月31日 06:43撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 6:43
太陽の方向に旭岳が見える〜
旭岳と噴煙を上げる火口
2020年05月31日 06:51撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 6:51
旭岳と噴煙を上げる火口
道標が顔を出している。積雪は50冂かな。
2020年05月31日 06:55撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 6:55
道標が顔を出している。積雪は50冂かな。
至るところから噴煙が立ち上る。
2020年05月31日 07:04撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 7:04
至るところから噴煙が立ち上る。
モクモク状態〜
2020年05月31日 07:13撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 7:13
モクモク状態〜
モクモクをバックにポーズ
2020年05月31日 07:18撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/31 7:18
モクモクをバックにポーズ
振り返ればトムラウシ山から十勝連峰の素晴らしい眺めだ。
眼下には縞模様を描く残雪とハイマツ帯
2020年05月31日 08:04撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 8:04
振り返ればトムラウシ山から十勝連峰の素晴らしい眺めだ。
眼下には縞模様を描く残雪とハイマツ帯
旭岳山頂が近づいてきた。
2020年05月31日 08:32撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/31 8:32
旭岳山頂が近づいてきた。
地獄谷にはほとんど雪がない。
2020年05月31日 08:32撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/31 8:32
地獄谷にはほとんど雪がない。
山頂稜線に見える小屋のようなのは金庫岩
2020年05月31日 08:42撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 8:42
山頂稜線に見える小屋のようなのは金庫岩
トムラウシ山からのたおやかな斜面が気持ちよさそう〜
縞々もいいよ〜
2020年05月31日 08:49撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 8:49
トムラウシ山からのたおやかな斜面が気持ちよさそう〜
縞々もいいよ〜
金庫岩〜!
2020年05月31日 09:08撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 9:08
金庫岩〜!
多分2回目の旭岳。でもその前は35年前なのではっきりと覚えていない〜
2020年05月31日 09:24撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 9:24
多分2回目の旭岳。でもその前は35年前なのではっきりと覚えていない〜
スキー板を担いでの山頂への登りはなかなか厳しかった〜
2020年05月31日 09:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/31 9:24
スキー板を担いでの山頂への登りはなかなか厳しかった〜
黒岳方面
2020年05月31日 09:24撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 9:24
黒岳方面
中央奥は白雲岳かな?
2020年05月31日 09:24撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 9:24
中央奥は白雲岳かな?
トムラウシ山は遥か遠く
2020年05月31日 09:24撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 9:24
トムラウシ山は遥か遠く
地獄谷を俯瞰する。雪ありません。滑れません。
2020年05月31日 09:25撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 9:25
地獄谷を俯瞰する。雪ありません。滑れません。
トムラウシ山から十勝連峰への稜線。もう少し雪が少なくなったら歩いてみたい〜
2020年05月31日 09:25撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 9:25
トムラウシ山から十勝連峰への稜線。もう少し雪が少なくなったら歩いてみたい〜
旭岳山頂から北側斜面を滑りますよ〜
2020年05月31日 09:56撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/31 9:56
旭岳山頂から北側斜面を滑りますよ〜
比布岳〜当麻岳の稜線を見据えながらの大斜面
2020年05月31日 09:57撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 9:57
比布岳〜当麻岳の稜線を見据えながらの大斜面
気持ちよかったぁ〜
2020年05月31日 09:59撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 9:59
気持ちよかったぁ〜
まだまだ大斜面は続くよ〜
2020年05月31日 09:59撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 9:59
まだまだ大斜面は続くよ〜
雨水による縦溝もまだ浅い!
2020年05月31日 10:06撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/31 10:06
雨水による縦溝もまだ浅い!
右に旭岳、左に後旭岳
2020年05月31日 10:27撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 10:27
右に旭岳、左に後旭岳
裾合平へ着いた。
2020年05月31日 10:27撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/31 10:27
裾合平へ着いた。
裾合平からはピラミダルな大塚がかっこいい〜
2020年05月31日 10:27撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 10:27
裾合平からはピラミダルな大塚がかっこいい〜
裾合平から姿見まではハイマツ帯が涸沢と交互に斜面を横切るので、登山道を忠実にトレースする。
2020年05月31日 10:52撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
5/31 10:52
裾合平から姿見まではハイマツ帯が涸沢と交互に斜面を横切るので、登山道を忠実にトレースする。
裾合平を俯瞰する。ここも縞々が美しい〜
2020年05月31日 11:00撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 11:00
裾合平を俯瞰する。ここも縞々が美しい〜
旭岳をバックにポーズ!
2020年05月31日 11:26撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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5/31 11:26
旭岳をバックにポーズ!
夫婦池がエメラルドグリーンの水を湛えている。この時期ならではの光景だ。
2020年05月31日 11:31撮影 by  Canon PowerShot G5 X, Canon
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5/31 11:31
夫婦池がエメラルドグリーンの水を湛えている。この時期ならではの光景だ。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 バラクラバ 日よけ帽子 毛帽子 着替え ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール

感想

北海道のコロナウイルスによる自粛解除となった最初の日曜日、
最高の天気も手伝って、念願の旭岳をぐるっと周回するように
山スキーで巡ることが出来た。


朝3:00 目覚ましに起こされると既に外は薄明るい。
この時期の北海道は午前3時台の日の出なのである。
今日の北海道は帯広を最高に各所で気温が上がる予報だ。
汗ばむ陽気となることであろう。
なので、飲料、行動食も夏仕様を準備してきた。


旭岳温泉に着いた。
大雪山旭岳ロープウェイはコロナの影響で運休中だが、
もともと早朝出発なのであまり関係なく、
一般の観光客がいなくてむしろ都合がよいだろう。

姿見まではスキー場のコースを辿っていくが、
残雪はまだ十分にあり、シール登高が可能だ。

しかし、姿見から見る旭岳は山の地肌が雪の白よりも
目立っており、どうやら山頂まではシートラとなりそうだ。
まあこれは麓からの眺望でもわかっていたことなので
無念感はない。
それでも1か月振りの登山でシートラのザックは重く、
山頂からの滑降のことも考えてのんびりと登ることに。

高度を上げることに見渡す景色は絶景が広がる。
4月に登った美瑛富士や十勝岳はすっかりと黒々していたが
トムラウシ山から化雲岳にかけての緩やかな斜面は
一面真っ白の残雪に覆われていた。


旭岳2290mに到着。
ここから見る美しい山並みは今は多くの残雪に覆われているが、
あと1か月もすれば見事な高山植物へと変わっていることだろう。

今日はこのままピストンで折り返すつもりであったが、
北側斜面をのぞき込むと・・・ 真っ白の大斜面が広がっている!

ルート変更〜!
北側大斜面へとダイブ〜!

最高のザラメ雪斜面で、眼下に広がる裾合平の平原と
馬蹄形に広がる大雪の山並みを楽しみながらの大滑降だ。

裾合平から姿見への戻りは、
涸沢を埋める残雪とその間のハイマツ帯が幾重にも連なり、
そこをどうトラバースしようかと考えていたが、
そこは夏道を忠実に辿ることで問題解決〜!


最後はエメラルドグリーンの水を湛えた夫婦池と
旭岳とのショットに満悦して、旭岳温泉へと滑りこんでいくのであった。

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コメント

まだスキー!
テカポさん、
自粛されていたんでしょうか?
山はひさしぶりですね。
まだスキーできることをうらやましく思います。

裾合平はまだ一面の雪原ですね。
チングルマの花が咲く大草原になるのが待ち遠しいです。

一応、8月から伊丹ー旭川の航空便がある(コロナ影響?)ので、
8月1日から愛山渓倶楽部に3泊して
安足間岳周辺の山を縦走する予定です。
もしスケジュールがあえば、
ご一緒できたら嬉しいです。
クマ
2020/6/1 7:55
クマさんへ
この1ヶ月少し、旭川市内から見える大雪山や十勝連峰を指を咥えながら見てました。
日に日に黒くなっていく山の姿に憂慮してましたが
北側斜面にはご褒美の大雪面が待ってましたよ〜

8月に来られるんですか!
待ってますよ。ひょっとしたらその頃は連休が取れるかもです。
裾合平のチングルマ 見たいですね。
2020/6/1 21:45
何かと「懐かしい」話をする爺さん山屋ですが
旭岳のロープウェイ運休と聞くと、結婚前に今のかみさんを旭岳登山に誘ったときのことを思い出します。ロープウェイがあるから大したことはないよと言って連れて行ったのに、ロープウェイは臨時運休でその分も登ってもらいました。40年近くたった今も、「あの時は騙された、大変だった」と恨めしく言われます。
2020/6/1 15:44
ニシデンさんへ
さすがはニシデンさん、各地へと登っておられますね。
ロープウェイ運休のエピソード、おもわず、クスッと笑ってしまいました。
というのも私も嫁から同じように言われた経験があります。
木曽駒ケ岳のロープウェイや立山のバスがあるからと
連れて行ったのですが、交通機関を降りたら山頂まですぐだよと言って、
実際には随分歩かされた、騙された〜と今でも言われます😅

大雪山はもうすぐ花の季節、嫁には北海道へおいでよと
言ってますが、大雪山には一緒に登ってくれないだろうな〜
2020/6/1 21:54
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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