能勢妙見山 (歌垣山-妙見山-天台山-光明山-青貝山)

2020年06月07日(日) [日帰り]

• GPS: 05:30
• 距離: 19.0km
• 登り: 1,206m
• 下り: 1,247m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:01
• 休憩: 0:30
• 合計: 5:31

距離 19.0km 登り 1,206m 下り 1,264m

10:10 スタート地点
10:44 10:46 歌垣山
10:55 10:57 堀越峠
12:55 13:19 妙見山
13:51 13:52 光明山
14:08 天台山
15:03 15:04 青貝山
15:41 妙見口駅
15:41 ゴール地点

上昇：1230m 下降：1280m

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

往路: 自宅-[自家用車]-妙見口駅前-[**阪急バス 妙見口能勢線]-歌垣山登山口
復路: 妙見口駅-[自家用車]-自宅
* 駐車: 妙見口駅前『かめたに駐車場』 (1000円/日)
**阪急バス: 交通系ICカード使用可能

コース状況／危険箇所等

基本的によく整備され非常に歩きやすい道でした．

ただ、青貝山では砂地で滑りやすく細いトラバースがあり慎重に歩きました．
道も若干分かりにくかったです．

[トイレ]
1. 歌垣山山頂 2. 本瀧寺 3. 能勢妙見山

写真

6/7 9:37

車を走らせ妙見口駅前の『かめたに駐車場』に駐車しました(1000円/日)．

6/7 9:38

色々なコースがあるんですね！

6/7 15:40

阪急バスの乗り場は妙見口駅から80m程南側にあります．

6/7 9:41

[阪急バス 妙見口駅]
9:47 発のバスに乗り込み、歌垣山登山口を目指します．(交通系ICカード使用可)

6/7 10:08

[阪急バス 歌垣山登山口]
美しい山間部を20分程バスに揺られると歌垣山登山口に到着しました．

6/7 10:09

いい天気！

6/7 10:10

歌垣山の説明版．若い男女が歌を詠みあって交際相手を探したとのこと．歌で気持ちを伝えあうとはロマンチックですね〜

6/7 10:14

谷あいの道を登っていきます．よく整備されていていました．

6/7 10:17

道の脇に小さな滝があります．

6/7 10:20

古い石畳もあり、昔、若者達が色々な思いを胸にこの道を通ったのだろうなと想像しました．

6/7 10:33

明るく気持ちのいい道です．

6/7 10:37

山頂に連なる稜線に出ました．歌垣山は双耳峰で、左手に進めば歌垣山公園のある男山、右手に進めば三角点のある女山です．まずは左に向かいます．

6/7 10:37

[歌垣山公園 (男山)]
　立派な公園です．トイレあり．

6/7 10:38

[歌垣山公園 (男山)]
　休憩できる東屋があります．

6/7 10:39

[歌垣山公園 (男山)]
　眺望も楽しめます．奥に見えるのが六甲山のようです．新緑と青空に癒されます．

6/7 10:44

[女山]
　こちらに三角点があります．

6/7 10:44

[女山]
　展望台があります．

6/7 10:45

展望台からの眺望

6/7 10:47

山頂から下り基調の道を進んでいくと

6/7 10:56

[堀越峠]
　堀越峠に降ります．ここからは暫し舗装された道になります．

6/7 11:05

ここを右に

6/7 11:13

妙見山奥之院(右手)、妙見山方面(柵を越えて左手)の分岐．
少し足を伸ばして奥之院にお参りしました．

6/7 11:14

道中このような丁石があり、ここを右に入ってしまいました．道はありましたが分かりにくいので、直進するのが正解だと思います．

6/7 11:21

[能勢妙見山　奥之院]
　非常に清々しく気持ちのよいところです．

6/7 11:24

[能勢妙見山　奥之院]
　凄くいいお香の香りがしていて、幸せな気分になりました．

6/7 11:25

(振り返って) こちらが正しい入口ですね 汗

6/7 11:31

清々しいな〜

6/7 11:40

『おおさか環状自然歩道』に沿って進みます．要所要所に分かりやすい標識があり助かります．

6/7 11:42

[今谷池]

6/7 11:45

ここは真っすぐ

6/7 11:49

[野間大原]
　美しい集落に出ました．真っすぐ道なりに進みます．

6/7 12:02

振り返って) 舗装路から少し山道を歩くと奥之院の鳥居があります．

6/7 12:04

ここから再び舗装路になります．

6/7 12:06

ここが少しわかりにくかったです．『すみよし茶屋』というお店の前から山道に復帰します．

6/7 12:10

本瀧寺への階段．壁のようでした　笑

6/7 12:12

(振り返って)　階段を登り切ると鳥居があります．神仏習合の雰囲気がいいな〜

6/7 12:15

少し歩くと本瀧寺の鳥居があります．

6/7 12:20

[本瀧寺]
　山頂の能勢妙見山と寺紋も似通っていますが、こちらはまた別の宗派(妙見宗)のお寺であるとのことです．

本殿右奥にある、『ほんたき 山のカフェ』で薬膳カレーを頂きたかったのですが、超満員で今回はあきらめました．

6/7 12:21

6/7 12:21

お不動様もいらっしゃいます．

6/7 12:22

本殿と隣り合うように立派なお社があります．御挨拶をして先に進みます．

6/7 12:39

能勢妙見山への道には様々な神様が祀られていました．伏見稲荷を思い出しました．

6/7 12:47

山頂が近くなってきたようです

6/7 12:53

[能勢妙見山]
　境内に入る際にはマスク着用とのこと．

6/7 12:53

いい雰囲気！

6/7 12:54

眺望も楽しめます．

6/7 12:55

[能勢妙見山　開運堂]
　本殿の開運堂にお参りします．御本尊は北辰妙見大菩薩．北辰とは北極星のことらしいです．

6/7 12:57

[能勢妙見山　星嶺]
　斬新！高松伸さんという建築家の設計らしいです．大山の近くに『植田正治』という大好きな写真家の記念館があるのですが、そちらを設計されたのも高松先生だと知り、興奮しました　笑

6/7 12:57

星嶺の近くにある日陰でお昼を頂きました．六甲方面から海まで気持ちのいい眺望が楽しめます．

6/7 13:11

6/7 13:15

妙見菩薩の眷属に馬がいるとのことで、境内にはかっこいい馬の像が沢山あります．

6/7 13:16

三角点の位置がわからず右往左往しましたが、参道の脇に道がありました．

6/7 13:17

この碑のすぐ近くに

6/7 13:17

[能勢妙見山　三角点]
三角点があります．

6/7 13:20

暑さもさほどではなかったので、予定通り光明山、天台山、青貝山まで足を伸ばすことにしました．

6/7 13:27

ここから暫く舗装路と山道が入り混じる道になります．

6/7 13:32

山道への復帰ポイントには大体標識があります．

6/7 13:37

舗装路に出るポイントは分かりやすいのですが...笑

6/7 13:41

この辺りもいい雰囲気でした．

6/7 13:51

[光明山]
　光明山山頂に着きました．

6/7 13:52

眺望はありませんが、なかなかいい感じ．

6/7 13:59

次は天台山に向かいます．

6/7 14:07

道を外れ、この鉄塔の奥に少し入ったところに

6/7 14:07

[天台山]
　天台山の山頂があります．

6/7 14:27

青貝山への分岐

6/7 14:35

途中眺望が開けるところがあります．

6/7 14:47

青貝山は滑りやすい砂地の道が多く、細いトラバースもあって気をつけて歩きました．

6/7 14:58

6/7 15:00

鞍部に差し掛かったところに大きな鹿がいて、僕に気付いて凄い勢いで逃げて行きました．驚かしてごめんな．

6/7 15:03

[青貝山]
　三角点がありました．

6/7 15:07

砂地で滑りやすいので慎重に下ります．

6/7 15:11

谷筋に降りてきました．

6/7 15:17

舗装路が見えました．右手に暫く進むと

6/7 15:28

集落に出ます．

6/7 15:46

[妙見口駅]
　駐車場まで戻ってきました．御当地の『トヨノサイダー』を頂き、帰路につきました．美味しかったです．

　余談ですが、三ツ矢サイダーってこの辺り発祥なんですね〜

撮影機器：

X-Pro2 FUJIFILM

感想

petit-prince

梅雨入り前に以前から気になっていた能勢妙見山にお参りしてきました．
折角なので少し長く歩きたく、北側にある歌垣山から山歩き、里歩きを満喫してきました．快晴で日差しも強かったですが、林の中は風も通って涼しく快適に歩けました．

最初に歌垣山という山を目指しました．『歌垣』とは若い男女が集まり歌を詠みあって恋愛の相手を探すという昔の習俗のようです。(今風にいえば婚活パーティーといったところでしょうか）　歌に自分の気持ちをのせて表現するとは何ともロマンチックでいいですね〜！歌の得手不得手が結果にも影響したのでしょうか？　そんなことを考えながら歩いてきました．(歌垣が行われた山として、この歌垣山の他に筑波山や杵島山が知られているようです．)

歌垣山を後にして、次は能勢妙見山奥之院に参拝しました．明るくて暖かい非常に雰囲気のよいところでした．境内の御線香の香りも何とも素晴らしく印象に残りました．

本瀧寺は山頂の能勢妙見山とは別の宗派に属するお寺とのことですが、神仏習合の雰囲気が濃厚な境内は独特の厳粛な雰囲気がありました．今回境内にある『ほんたき　山のカフェ』で薬膳カレーを頂くのを楽しみにしていましたが、凄く沢山の方が車でお見えで時間的に厳しくなりそうでしたので見送りました．

能勢妙見山は沢山の方で賑わっていました．妙見信仰の霊場にお参りするのは記憶にある限りでは初めてで、新鮮でした．山頂の信徒会館『星嶺』も印象深かったです．

妙見山を辞した後、仏教に関係のありそうな名前のお山をいくつか歩き、今回の山歩きを終えました．歴史のある里山を歩くと、その土地の記憶に触れられるような感じがして楽しいですね．

コメント

fjikaz

久しぶりに行こうかな
妙見山懐かしいでね〜
あの不思議な建物は妙見山星嶺というのですね(^ ^)
面白い建物だったので私も興奮して写真を撮りました(^ ^)

petit-prince

Re: 久しぶりに行こうかな
『星嶺』、印象に残る建造物ですよね〜
帰宅後、植田正治さんの写真美術館の設計をされた方が手掛けられたと知り、嬉しくなりました．