蝶ヶ森山ー鑪山ー殿ヶ武士山(+天然記念物のシダレカツラ巡り)
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- GPS
- 05:56
- 距離
- 38.1km
- 登り
- 488m
- 下り
- 503m
コースタイム
天候 | 曇り〜晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません。 標識はありますが、枝道もいくつかあるので、注意が必要。地理院地図に無い道がいくつもあります。多少のルートファインディングは必要です。 |
写真
感想
全国一斉の休校+春休みの孫のお守りのため、2月末に奈良から盛岡へ来て既に3ヶ月越えの滞在中。(奈良へはもう少しで帰れそう。花巻空港線は6/15から運行再開)
本日は何度か登った鑪山(たたらやま)とその周辺へ。鑪山の南東には国の天然記念物の「シダレカツラ」があるが、今まで見たことがなかった。今回、盛岡市にあるシダレカツラ3本(いずれも国指定天然記念物)を訪ねてみた。
気温も上がってきて里山巡りには向かない季節となってきたが、木陰は涼しくて問題なし。複数回登った蝶ヶ森〜鑪山〜殿ヶ武士山を周回。休日だが誰にも会わなかった。下山途中で鹿に遭遇したのは、この辺りでは初めて。
その後、一番遠い龍源寺のシダレカツラを目指して11kmの自転車移動。登り基調なので足が疲れました。
龍源寺のシダレカツラは立派な巨木。枝垂れるカツラは極めて珍しい変種。ここのシダレカツラから株分けした2本(門と肴町にある)と合わせて3本が国指定天然記念物となっています。
門(かど)の分は蝶ヶ森山への途中で見物済みなので、残りの肴町にある1本を目指して帰路に着きます。
結局、肴町では天然記念物と別のシダレカツラを見物して帰宅。帰ってから調べ直して、翌日もう一度肴町へ再訪してようやく3本全てを観察できました。珍しいものを見させて頂きました。
【いわての文化情報大事典から】
シダレカツラは、すべての枝が枝垂性で、下の枝が地面まで達する美しい樹姿で、カツラの変種として珍稀である。
指定されている3株の原木は、約300年前、花巻市大迫町内川目の山中で発見され、岳の妙泉寺(早池峰神社の隣にその跡が残っている)境内に移植された。
その後、盛岡市大ヶ生龍源寺の住職慶守禅師が、そのヒコバエ(孫生え)を龍源寺境内に移植した。
約200年後の天保初期(1830〜35)には樹高30m余の巨木になったので、天保6年(1835)、龍源寺では寺の補修材を兼ねて伐ってしまった。
現存するシダレカツラはそのヒコバエが成長したもので、龍源寺以外の2株は、さらにそのヒコバエを移植したものである。
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