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記録ID: 2404620
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ハイキング
東北

白鷹山と一念峰:置賜の信仰の山と修験の岩峰。

2020年06月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:07
距離
10.0km
登り
646m
下り
643m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:26
休憩
2:06
合計
5:32
距離 10.0km 登り 661m 下り 666m
7:00
42
7:42
7:53
17
8:10
8:16
16
8:32
8:38
34
9:12
20
9:32
9:40
0
9:40
10:57
0
車で移動
10:57
11:00
28
一念峰登山口
11:28
11:33
17
11:50
12:00
32
紙飛ばし岩
12:32
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白鷹山:嶽原駐車場:土整地10台可能。朝7時前には他なし。帰り9時半過ぎ、ほぼ一杯。
一念峰:登山口手前左に整地7台程。登山口先左に2台可能。11時には他に計3台、帰りなし。
コース状況/
危険箇所等
白鷹山:危険個所なし。信仰の山の参道として整備されている。
一念峰:最奥の紙飛ばし岩は岩の下を這っていって、ザレのチムニーに降り、隣の岩に乗り移る箇所あり。他は危険個所なし。
先ずは、先々週に登った富神山に向かって。
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先ずは、先々週に登った富神山に向かって。
その奥の白鷹山嶽原登山口。
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その奥の白鷹山嶽原登山口。
登山口の説明。虚空蔵菩薩信仰の山。鷹山公も登ったと。
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登山口の説明。虚空蔵菩薩信仰の山。鷹山公も登ったと。
きれいな植林の杉林を登る。
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きれいな植林の杉林を登る。
白鷹山山頂の立派な社殿。
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白鷹山山頂の立派な社殿。
白鷹山山頂から村山葉山。
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白鷹山山頂から村山葉山。
白鷹山山頂から月山。
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白鷹山山頂から月山。
白鷹山山頂から少し行くと、大朝日岳も見える。
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白鷹山山頂から少し行くと、大朝日岳も見える。
眺望が良いというので、白鷹山レーダー雨量計まで行ってみる。
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眺望が良いというので、白鷹山レーダー雨量計まで行ってみる。
パラグライダーサイトから飯豊連峰。
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パラグライダーサイトから飯豊連峰。
パラグライダーサイトから月山
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パラグライダーサイトから月山
パラグライダーサイトから以東岳
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パラグライダーサイトから以東岳
パラグライダーサイトから大朝日岳
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パラグライダーサイトから大朝日岳
あの三角は祝瓶山かな。
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あの三角は祝瓶山かな。
パラグライダーサイトから朝日連峰。
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パラグライダーサイトから朝日連峰。
白鷹山山頂に戻って、表参道の石段を下る。
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白鷹山山頂に戻って、表参道の石段を下る。
ここまで石段を下り、左へ大平へ向かう。
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ここまで石段を下り、左へ大平へ向かう。
ブナ樹林を下る。
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ブナ樹林を下る。
ここは、左、大平へ向かう。右は別方向。
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ここは、左、大平へ向かう。右は別方向。
大平集落まで下り、沼がある。左へ嶽原へ戻る。
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大平集落まで下り、沼がある。左へ嶽原へ戻る。
ノイバラ
一念峰へ向かう。
一念峰へ向かう。
一念峰登山口入口。
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一念峰登山口入口。
ウツボグサ
直ぐに灯篭がある。
直ぐに灯篭がある。
地蔵岩。
機織岩。
やっと眺望が得られたので、祝瓶山から朝日連峰。
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やっと眺望が得られたので、祝瓶山から朝日連峰。
米沢の街と飯豊連峰。
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米沢の街と飯豊連峰。
吾妻連峰。
屏風岩。
一念峰山頂方面が見える。霊山みたいな感じ。
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一念峰山頂方面が見える。霊山みたいな感じ。
一念峰山頂方面へ。
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一念峰山頂方面へ。
ビッキ岩。
幕岩、この先は行き止まり。道は戻って右へ。
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幕岩、この先は行き止まり。道は戻って右へ。
梯子岩、ここでストックは片づけるよ。
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梯子岩、ここでストックは片づけるよ。
笠置岩。この下からは左の鎖のある所を登る。
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笠置岩。この下からは左の鎖のある所を登る。
天狗の相撲取り岩。ここが山頂?
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天狗の相撲取り岩。ここが山頂?
天狗の相撲取り岩。
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天狗の相撲取り岩。
一念峰の象徴、紙飛ばし岩。裏から登る。
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一念峰の象徴、紙飛ばし岩。裏から登る。
ここは右を登る。
ここは右を登る。
地獄岩。
右側を簡単に通れそうに見えますが、そうはいきません。(写真は通過後)
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右側を簡単に通れそうに見えますが、そうはいきません。(写真は通過後)
最後の登り、ここは、見た目より大したことはない。
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最後の登り、ここは、見た目より大したことはない。
遮るものがない眺望。
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遮るものがない眺望。
紙飛ばし岩から、天狗の相撲取り岩への岩稜、真っ直ぐは行けない。
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紙飛ばし岩から、天狗の相撲取り岩への岩稜、真っ直ぐは行けない。
紙飛ばし岩から、米沢の街と飯豊連峰。
紙飛ばし岩から、米沢の街と飯豊連峰。
紙飛ばし岩から、祝瓶山。
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紙飛ばし岩から、祝瓶山。
紙飛ばし岩から、朝日連峰。
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紙飛ばし岩から、朝日連峰。
上から見た先程の難所。登りの場合、左の下を這って、ザレのチムニーに降り、右の岩に移る。
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上から見た先程の難所。登りの場合、左の下を這って、ザレのチムニーに降り、右の岩に移る。
下りで、護摩壇岩。
下りで、護摩壇岩。
その右には、釣鐘岩。
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その右には、釣鐘岩。
道路まで戻りました。
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道路まで戻りました。

感想

今週は梅雨の間の晴れ間、東北は高気圧に覆われるのだが、日曜の方が天気は良さそうだ。今週は山形へ。先々週、ヒメサユリを見に富神山に行ったが、その奥の歴史と信仰の山である白鷹山と、霊山の様な修験の岩峰、一念峰に行ってみることにした。

白鷹山へは、富神山山麓を経て、県民の森へ向かい、途中から標識に従って林道に入る。大平からの林道に突き当たって右へ向かうが、舗装だが道は細く、登山口があるのだろうかと思ったが、直ぐに左に、駐車場と立派なトイレがあった。登山道は、赤い鳥居をくぐって進む。周囲は、かなり古い植林で、大きな木が多い。整備された山腹の登山道を登って行く。20分位で、尾根を横切って左へ向かう。この辺りから広葉樹林となり、登りも少しきつくなる。稜線が近くなると、今度は右に向かい山頂に近づく。いきなり大きな社殿が見え、白鷹山山頂に着く。立派な社殿である。周囲は大きな杉の樹林で眺望は限られている。北方が少し開いているので、雪の残る月山から葉山はよく見える。眺望が良いレーダー雨量計まで行ってみることにする。

少し下ると、大朝日岳が見える。起伏の少ない稜線上を行くと、程なく舗装道路に突き当たる。舗装道路を少し歩いて、レーダー雨量計の建物に到着。ここは、パラグライダーサイトにもなっているので、スキー場の様に、草付きになっており、眺望が良い。今日は天気が良いので、右側の月山から、朝日連峰、飯豊連峰まで良く見える。復路は、白鷹山まで戻り、今度は大平登山口へ向かうこととする。白鷹山山頂から、参道である苔むした急な石段を下る。少し石段を下った所で、左に大平への道が分岐する。比較的緩やかな、ブナの樹林帯の稜線を下って行く。途中、稜線を忠実に辿る道と、右に巻道がある。どちらでも一緒になるので心配はない。ただし、小さい道標のある分岐だけは、左に向かわないと大平には行けない。道は少し急になり、沢に沿って下るようになる。畑などが見えてくると大平集落である。ここまで、出会った方は8名だった。集落を抜け、小さな沼のある所に出ると舗装の林道である。左に舗装道路を嶽原登山口の駐車場まで歩く。駐車場に着くと、十数名の人が登りに出発する所だった。

次の目的地は米沢に近い一念峰である。上山ICから米沢中央ICまで、東北中央自動車道を使う。一念峰は、山寺を開山したとされる慈覚大師円仁が開山し、一年ここで修行したという霊場である。山容は岩山で、巨岩、奇岩が多く、福島の霊山に似ているが、かなりワイルドだということだ。登山口には駐車場もあるが、登る人は多くはないようだ。登山道入り口からは、少し草の生えた道を進む。樹林帯に入ると直ぐに灯篭や、一念峰本堂跡地などがある。しばらく樹林帯の道を緩く登ると、地蔵岩、機織岩、鋸岩など名付けられた岩があるが、その脇を道が続く。やっと樹林帯から出て眺望が得られる。屏風岩を過ぎると岩の多い地帯に出る。山頂方面の岩峰が立派に見えてくる。この辺りにはビッキ岩(カエルの意味)、幕岩などの岩がある。元の登山道に戻って少し進むと、山頂への稜線に向かって梯子岩から岩の登りが始まる。ここで、ストックは仕舞った方が良い。ハシゴとその上の鎖場を登る。少し進むと山頂の広い岩場に出る。

ここが、天狗の相撲取り岩で、山頂なのかな。ここからの眺望も良いが、この先に頂上が平らで切り立った岩峰が見える。紙飛ばし岩である。そこまで行くことにする。一旦、少し下り気味の道を進と、天狗岩の難所に出る。ここは岩の隙間を這って進み、適当な所で、ザレのチムニーに降りて、反対側の岩に移っていく。ザレのチムニーで滑ると何処まで落ちるか分からないので、緊張する。こここそロープを張るか、チムニーに足場を切ってくれれば、格段に安全になるのだが。もう一ケ所、岩を移る所があるが、こちらは短い。最後の鎖場は、岩が階段状になっているので、見た目ほど大変ではない。紙飛ばし岩からは、遮るもののない眺望が得られる。米沢の街の向うには飯豊連峰、その右にはきれいな三角に見える祝瓶山、そして朝日連峰がきれいである。下りでも頂上直下の鎖場は簡単(後ろ向きでなくても降りられる程度)だが、その下の難所は順調に通過して一安心という所である。後は、往路をそのまま戻る。一念峰はコンパクトだが、とても面白い山だった。出会った方は4名だった。内2名はケーブルテレビの取材だということ。ドローンを飛ばして撮影とかしていた。

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