御前山〜月夜見山 (藤倉から) 湯久保山,天神山,倉掛山
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- GPS
- 07:20
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 1,717m
- 下り
- 1,718m
コースタイム
移動時間…7時間18分
移動時間…20.73km
平均速度…2.84km/h
事前調査では15.5km程だったのですが…。道迷い分が5kmもあったのでしょうか?!
最後の迷った挙句、引き返して遠回りはかなりの距離プラスだったな…。
天候 | 晴れ時々曇り 気温(八王子) スタート13.5℃(10:30)→最高17.5℃(12:38)→ゴール11.2℃(17:50) |
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過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
行き(登り)…約2時間15分 帰り(下り)…2時間24分(だいぶ寄り道した) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【藤倉バス停→湯久保山】 だいぶ上まで標識がないのに、分岐があってなかなか難しいルートです。それでもそれらしい方を選んで登ったら、結局間違えずに湯久保山まで行けました。 登り始めのルートは、国土地理院の地図の黒破線(以下「黒破線」)とはちょっと違いました。時間が経って変わったようです。登り口は藤倉バス停過ぎて橋を渡った直後を右折します(舗装路)。上へ登る細い道なのに、かなり長い距離舗装されています。舗装路は最後の民家まで続いていたので、民家の住人のために舗装していたのでしょう。 尾根に乗ってからは黒破線通りです。それとも黒破線の道も有るのか? 分岐は幾つもあったので、黒破線ルートも現存しているのかもしれません。湯久保山の手前で左に巻き道が伸びていますが、そっちには行かず、尾根を直登しないと湯久保山へは行けません。巻き道は、少し先の分岐点(アザミノタワ)へ繋がっていると思われます。 出会ったハイカー…0人 【→御前山】 湯久保尾根を登ります。結構標高差があるのでそれなりにキツイ登りです。御前山〜月夜見山の尾根に出ると途端に人が増えます。 出会ったハイカー…湯久保尾根で3人,それ以降で13人以上,御前山は30〜40人 【→小河内峠】 惣岳山へは少し下ってすぐ着きます。で、惣岳山から違えました(奥多摩湖方面へ行ってしまった)。普通は間違えないので御心配なく。最初の下りは急です。ヤセ尾根地帯も少し危険ですが、昼間なら特に問題はないでしょう。ヤセ尾根の次は広い尾根が待ってます。 出会ったハイカー…惣岳山まで10人ぐらい,惣岳山10人ぐらい,小河内峠まで4人 【→天神山→風張峠→1249m峰→風張峠】 小ピークが4つ有ります。いずれも巻き道有り、ピークに登る道も有り。私は4つとも登りましたが、巻き道を通れば楽な尾根だと思います。月夜見山手前から奥多摩周遊道路を何度か通ります。未踏のため1249m峰まで行ったのですが、巻き道を進んでしまい1249m峰を250m程通り過ぎてしましました。 出会ったハイカー…1人 【→倉掛山→藤倉バス停】 ずっと舗装路があるので、それを通れば迷いません。山道もチラホラありますが、、表示は一切ないので、最悪舗装路に戻らず、奥地へ行ってしまったり、踏み跡がなくなったりする場合があるでしょう。山道へ入る場合は、時間のあるときに慎重に道を見極めながら行きましょう。ルート図が黒破線とずれているところは基本的にショートカットできる山道があります。倉掛山は南側の展望が良く結構お薦めです。 出会ったマウンテンバイカー…1人 消費飲料水…1.8ℓ |
写真
感想
今日は鷹ノ巣山と迷ったのですが、日が短いので、時間のかからないコースにしました。結果的にかかってしまいましたが…。
まず登山口から分からない。黒破線のところは道はあるものの上まで続いているようには見えず。そこで三叉路にあった看板の地図を信じて登山口を探します。それらしいところはあったのですが、標識なし。しょうがないのでそれを登ります。GPSロガーを見ながら、またしてもそれらしい方へ行きます。行き止まりにならないのでそのまま登っていくと、尾根に乗った所で黒破線と合流。そこからは分かり易い道でした。
湯久保尾根を登り、御前山へ。ここは以前1度来ています。御前山付近から急に人が増え、人気のコースであることが窺えます。御前山で昼食を摂り、惣岳山へ。で、惣岳山から月夜見山へ向かう所で道間違い。山頂に分岐点があるのですが、山頂の奥まで行って、分岐点を探したため、月夜見方面の表示がありません。それでも奥多摩湖方面ともう一方向に矢印があったので、“月夜見も奥多摩湖に近いからなぁ”などと思い、左の道(奥多摩湖方面)を進みます。これが大間違いで、そのまま奥多摩湖へ直通の道でした。ここがかなりの傾斜で、下り切って傾斜が緩んだ所でルート確認。間違いに気付きます。この急坂を登り返すのか…。非常に重い足取りで上り返し、何とか月夜見方面へ向かいます。
ここからはさすがに間違わず、尾根をスイスイ。間は開いたが足の調子も良い方なので、ピークを全て踏みに行きます。そして順調に風張峠に到着。藤倉へはここから戻るのですが、ここから少し先(1249m峰)までが未踏なので踏みに行きます。が、1249m峰を巻いてしまい、行き過ぎました…。地図で確認した距離より明らかに遠いと思い間違いが発覚。本日2度目のルートミス。
風張峠に戻り、藤倉へ下山します。このルートの厄介なところは山道がどこにあるか分からないところ。舗装路を歩けば迷いませんが、できれば山道を歩きたい。舗装路に戻りそうな踏み跡を選んで山道へ入ります。上から2つは無事舗装路に戻りました。そして倉掛山への登山口登場。少し登って到着。意外に展望が良い。ここはぜひ寄った方が良いです。
この後が問題の地点。去年道に迷ったのがこの辺りなのです(山行記録なし)。去年は携帯の充電を忘れ、GPSロガーを起動していませんでした。そんなときに限って、道間違い→引き返すが、踏み跡が薄くて戻れない のコンボ。で、実際どこら辺を歩いたのか知るために、今日この道のログを少し取って来ました。まぁ大体想定通りの場所でした。去年の記憶と重ねると、ログから先は尾根に沿うように右(東)へ曲がり、その後西に回るように折り返し、月夜見沢の近くまで行ったと思います。去年引き返した地点は右(たぶん北)側下方に沢が有り(たぶん月夜見沢)、地面に「GPS測定地点」との表示がありました。そこから先は急な斜面にとても細い道が伸びていましたが、その細さ的にたぶん獣道だったと思います。細すぎて危険だし、方向的に風張峠に向かっていないので、そこで引き返しました。ちなみに今日行ったときは、山道入口に自動車があり、山道の先から人の声がしたので、何か作業をしていたのでしょう。
一年越しの謎を解消し、あとは下るのみなのですが、ここからも難しい倉掛尾根でした(舗装路だけを歩けば簡単なのですが)。地図にある988m地点〜824m地点の間には推定2ヶ所ショートカット(山道)が有ります。ちょっと怪しいと思ったので行きませんでしたが、踏み跡があったし ちょうど黒破線部なのでたぶん歩けると思います。
で、今日最大のアクシデントは824m地点過ぎのショートカットコース(山道)。去年は北側のショートカットを通ったので、今日は南側を通ります。山の中なのに舗装されています。ここも藤倉と同じく、舗装路の先に民家がありました。一つは生活感有り、一つは廃屋(ちなみに国土地理院の地図に民家マーク有り)。黒破線を良く見ると、この2つの民家の手前で道が舗装路を外れて伸びているのですが、残念ながら その道がない。ここを通らないとかなり遠回りになるので必至に探しますが、結局見つからず。斜面沿いのルートで藪状態且つ すでに日没しているので諦めます…。
そんなこんなで予定時間をかなりオーバーして本日の山歩きは幕を閉じるのでした。
【感想】
・倉掛尾根は侮れない。
・未踏部分が繋がって良かった!
(高尾山〜大岳山まで繋がる。一部尾根道を外れていますが…)。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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こんにちは。
一昨年に倉掛尾根の988mピークから、一つ隣の尾根を月夜見林道に向かってしまい、藪の中で大苦戦した者です。11/04に再度チャレンジしましたが、988mピークからやっぱり倉掛集落に行く尾根が見つけられず、おとなしく林道を降りました。いやぁ、多摩川流域の一般登山道(含む点線ルート)の88%を踏破しましたが、倉掛尾根だけ上手く行きません。因縁の尾根です。なんだか似たような境遇のようで.....。
写真5の「初めての標識」の所は、小岩方面・尾根通に降りれます。途中までめっちゃ頼りない踏み跡ですが、一応通れました(2011/09/11)。でも、この標識の所からより、藤倉側の尾根の上から尾根筋を追って尾根通を目指すのが作法のようです。そっちも踏み跡レベルのようですけれど。
写真45の「因縁の看板」は見ませんでした。この辺、林道横の荒れ果てた所を通ってました。ですのでsilchariさんの言う作業道というのは記憶がありません。基本、東に向かってましたので、北西方面の道は注意を払わなかったです。気が付かなかったのが幸いなのか...。
11/04もマウンテンバイクのお兄ちゃんが、なぜだか登ったり降ったりしてました。トレーニングかな?
降りで使うには手強すぎるので、今度は登りで行ってみようと思ってます。
こんにちは!
一日違いでマイナー尾根で もがいたとは奇遇ですね(笑)
しかも過去に大苦戦した経験まで同じとは。
いやはや ここは手ごわい尾根です。
一昨年の記録見ました。私も去年は来た道を引き返すことすらできずに、延々と山中で3〜4時間行ったり来たりの大苦戦(というか大ピンチ)。結局行きでは通らなかった沢に出たことで、正解は沢の反対側と思い、藪の斜面をよじ登り、見覚えのある踏み跡に出て、日没しながらも林道に出られました。
写真を撮る余裕がないという心境はとても共感できます。緊張で口の中がカラカラになるし、それどころではないんですよね(けど、熊を見たときは撮ろうとしました。逃げられましたが)。
登り口はもっと手前にあるところでよかったみたいですね。去年桧原村地域交流センターでもらった地図にも同じところにルートが記してあります。確かに尾根通しの道がなくなるとは思えませんし。あと小岩方面も通れるのか…覚えておこう。
マウンテンバイクの人 見ましたか(笑)。まさかここまで同じ境遇とは(笑)。
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