銀山平〜皇海山の予定が・・・・雪と悪天候にて鋸山で撤退(-_-;)
- GPS
- 10:20
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 1,480m
- 下り
- 1,476m
コースタイム
6:04 一の鳥居
6:55 庚申山荘・休憩朝食
8:00 庚申山
9:18 薬師岳
10:24 鋸山
11:19 六林班峠
13:32 庚申山荘・休憩昼食
14:50 一の鳥居
15:35 駐車場着
天候 | 庚申山まで晴れ時々曇り 庚申山から曇り時々吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・コンビニ→自動車道路降りてすぐ右に2件 122号に折れて間もなく左に最終1件 ・トイレ→122号に折れてコンビニの先左に公衆トイレあり ・駐車場→かじか荘を過ぎすぐ左にやや大きな駐車場あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポスト→かじか荘 [駐車場〜一の鳥居] 林道。紅葉が綺麗でした。最盛期だったのではと思います。 途中に天狗の投石など面白い所もあります。 [一の鳥居〜庚申山荘] 綺麗に整備された山道。所々奇岩もあります。紅葉も綺麗でした。 [庚申山荘〜庚申山] 石ゴロゴロや岩場など。梯子・ロープがあります。 この辺りから雪が現れ、岩は特に滑りやすく要注意です。 上の方では、一面真っ白に積もっていました。 [庚申山〜鋸山] すっかり雪道でした。倒木あり注意が必要です。 最初下って登り(背丈程の笹の中道を見失わないよう)少々のアップダウンを繰り返すと鎖場にでます。 ここまでの雪道は、滑りやすので注意位ですみましたが最初の下に降りる長い鎖場からカニの横ばい・登りの鎖・又降りる長い鎖、共に掛ける足場がとても滑り至難でした。 とにかく滑るでその後の何気ない鎖にも一苦労でした。 アイゼンは必携です。 [鋸山〜六林班峠] 雪道です。岩場などではないので先程の危険はありません。 腰以上の笹の中を歩きます。 倒木も何箇所もあり注意が必要です。 [六林班峠〜庚申山荘] 途中までは雪道でしたが、尾根を横切る様になってから雪はなくなり始めました。 とにかく同じ様な尾根を横切り(12までは、数えていました。その位だったと思います)沢を渡りほぼ平で体力的には問題ないのですが飽きます。 尾根を横切る道は、道が狭く笹で滑りやすいので注意が必要です。 |
写真
感想
今回の山行は、一言でいうとちょっと厳しい山行でした。
自分の甘さがショックでしたが
反省の意味も含めてこの山行記録を載せたいと思います。
去年6月コウシンソウを見に庚申山に登った時、いつかこの先の鋸山・皇海山に行って見たいという思いを抱きました。
が、なにせロングコース。とにかくいつか。
先々週武尊山に行き、次はどこかと考えていたら、ヤマレコで銀山平から皇海山に登った人のレコが目に入りました。
まだ行けるんだと^^;
夏場しっかり歩いたし(20キロ以上も何回か)この時期なら紅葉もまだあるだろうし、何もない時期より今がいいかも。
ヤマレコで見た方は早いので+2時間として、日没の時間が気になるけど、ギリギリ大丈夫かなぁ〜。最後は、林道だし。
後、心配は膝痛ですがカイロサポーターがどうかという事も試したいし^^;
という事で10月4週目は土曜しか行けないこともあり27日皇海山決定。
ところが、前日になりわけあって急遽取りやめる事となり・・・
予定より一週遅れで3日に。天気は日曜の方がよさそうですが日曜は無理なので。
朝5:15分の外は暗闇でした。辺りは静まり返り、聞こえてくる動物の鳴き声は遠くまで広がり山の深さを感じました。月は空を明るく照らしていました・・・
富士山以来のヘットランプを着け今日の山行が、始まりました。
暗がりを歩くのは、少々の不安です。途中で何かの骸骨まで現れ余計不安になりました。
それでも、林道を歩く途中で辺りが明るくなると、さぁ頑張るぞと気合も入ります。
紅葉も綺麗そうでなので帰りの楽しみもでき。
ところが、庚申山荘に着く前で降りてくる男性が言うには・・・
「昨日、皇海山に登る為六林班峠まで行ってみたが、皇海山の上は黒い雲で覆われ、引き返す事にし、昨日は庚申山に登って庚申荘に泊まった。今日も皇海山の方は、駄目でしょう。」
(-_-;)取り合えず行ってみる事に。
庚申荘を過ぎるとゴロゴロ岩や岩場が多くなり、この辺りから地面の雪の割合も多くなり結構滑り歩きが慎重になりました。ペースダウンで時間が気になります。
と、そこで2人目の人が・・。やはり上から降りてくる。
少し先まで行ったが、地面が滑り降りる事にしたとの事でした。
(-_-;)(-_-;)庚申山まで行ってみる事に。
庚申山で3人目の男性に会いました。昨日庚申荘に泊まり、今日皇海山を目指して来たが、この雪と皇海山の方の天気を見てやめる事にした。
今日は、アイゼンもないし。
今度は、夏に来る事にしますと降りて行かれ・・・
(-_-;)(-_-;)(-_-;)私達も、アイゼンは持ってきていない。それより、まさかの雪。暫く考え時間はまだ大丈夫だし、取りあえず鋸山まで行ってみる事に。
一人なら引き返したでしょうが、2人なら何とかと考えたのが甘かった。
歩いている内に皇海山の空は、先程より暗くなり・・・
後悔したのは、鋸山を目の前にした最初の長い鎖場でした。とにかく岩はつるつるで掛ける足場が無いのです。手袋も滑り握力は次第になくなりやっとの思いで降りてきました。本当に初めて感じた恐怖でした。鎖場は好きでコースを選ぶ時はあえて鎖場のある道を選んで来たのに雪と氷はこんなにも様子を変えてしますものかと。甘さを思い知りました。
その後も先程で握力を使い力が入りません。カニの横ばいは何とか過ぎたのですが、登りの鎖ですら登れない。やはり、足場は無く、手袋も滑り。そして、次の長い鎖場は素手で。その方が楽な位でした。小さなアップダウンの繰り返しもきつかった。
やっとの思いで鋸山に着いた時は、歓喜の一言でした。
そして山頂に二人のパーティーが・・・皇海橋から皇海山に登って鋸山に来たそうです。こんな雪があるとは思わなかった。買ったばかりのアイゼンは持ってきて良かったとちょっと楽しそう。
本当ですね(*_*)(;´д`)トホホ…
先程までは心が折れそうでしたが、人に出会った事は、心強く本当にホットしました。
でも、もう無理です。ここで撤退します。時間も掛かり過ぎてるし。
帰りは予定通り六林班峠へ。こちらの道は、危険は無さそうですし。
六林班峠まで笹は背丈ほどあり歩きづらく、六林班峠から庚申山荘への道は、小さな尾根を横切り沢を渡る同じような道。
12までは、数えていましたがそのくらいでしょうか。飽きますね。
次回は、庚申山からのピストンにしようかと話しもました。
しかし、尾根を横切る辺りから雪はなくなり、次第に空の様子も変わり、庚申山荘に着く頃には紅葉も綺麗で、すかっり秋晴れのいい紅葉狩り日和になりました。
こんなに違うとは・・・・・
庚申山荘から林道・駐車場までも紅葉は続き、疲れた心は癒されます。
ただ、鋸山手前からカメラの調子が悪く、殆ど写真が無いのは残念でした。
今回は、山の怖さ、自分の甘さ、色々考えるところの多い山行になりました。
この時期は、雪山を想定した準備は必要でした。
皇海山には又来年登ろうと思います。
今度は、夏にでも。
そうそう、膝は何とか大丈夫でした。それより殆ど膝痛を起こさない夫の方が、痛みがあったようで。やはり冷えでしょうか。
カイロいいかもしれません。
もう一つ。
後日、皇海山に行った方のレコを見ていたら、1日の皇海山山頂には雪が無く、3日は雪。
ここ1〜2日だったんですね(-_-;)
でも、今回はいい勉強になったという事で(^_^;)
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