百衣観音慈悲の御手 高崎駅→観音山(慈眼院 高崎百衣観音)→群馬八幡駅 高崎城跡

2020年07月18日(土) [日帰り]

• GPS: 11:36
• 距離: 16.1km
• 登り: 212m
• 下り: 198m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:05
• 休憩: 0:31
• 合計: 3:36

8:20 高崎駅
9:50 10:05 観音山
11:22 11:38 少林山達磨寺
11:56 群馬八幡駅

天候

曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

電車

〈行き〉
自宅最寄り駅→戸塚駅→高崎駅
〈移動〉
群馬八幡駅→高崎駅
〈帰り〉
高崎駅→大船駅→自宅最寄り駅

写真

7/18 8:20

　本日のスタートは高崎駅。休日お出かけパスで神保原駅まで来れるようになったのが大きい。
　＜関東と信越つなぐ高崎市＞

7/18 8:24

　上信電鉄高崎駅での駅そばで朝食を。冷やしそばで腹を満たす。

7/18 8:31

　観音通りを行きましょう。まずはこのまま行くのです。

7/18 8:38

　県道134号線は渡ります。「134(いざよ)う前線群馬にはまだ来ず。」

7/18 8:43

　一旦は濡れたアスファルトが乾き始めていますよ。

7/18 8:43

　見えました。今日の目標、観音山に立つ高崎百衣観音。

7/18 8:45

　国道17号線を渡りましょう。「1〜7〜、車だとひとっ飛びだ。」

7/18 8:46

　烏川、利根川の支流です。ちなみに渡っている橋は聖石橋です。
　＜利根は坂東一の川＞

7/18 8:57

　こんなところに開拓記念碑がありました。

7/18 9:03

　車で行くなら左折ですが、徒歩ならばやはり、清水寺の階段登りでしょう。

7/18 9:05

　真言宗の清水寺です。これから階段登りになります。大丈夫かな‚?←まーねー。

7/18 9:07

　松尾芭蕉句碑です。「観音の甍みやりつはなの雲」

7/18 9:07

　それでは、階段です。50歩歩いて呼吸をとる。

7/18 9:17

　山門でしょうか、建造物が見えていますね。

7/18 9:21

　それを越えたところでまたこれだ。

7/18 9:22

　そして、これが本堂、お参りしましょう。坂上田村麻呂により、京都清水寺から分詞されたとのこと。808年開基という歴史あるお寺だ。

7/18 9:29

　高崎市コミュニティバス「くるりん」。街中を結構走っています。

7/18 9:31

　平和記念碑。この下には護国神社もあるからかなあ。

7/18 9:31

　ここから見た高崎市内方面。大きいビルが立ち並んでいます。

7/18 9:34

　このアスファルトの色が参道。時々大きな足跡が。

7/18 9:35

　田村今朝吉さんの銅像、田村さんはこの地の開拓に尽力した人だ。観音山ヘルスセンターを作り、田村隧道という地下水路を作った人でもある。

7/18 9:38

　ムクゲですね。今日は白のムクゲです。

7/18 9:39

　見えました、高崎百衣大観音になります。

7/18 9:41

　これを左に登っていきます。右に行くと頂上駐車場にたどり着きます。

7/18 9:50

　高野山別格本山　慈眼院千体大観音。この中には千体の観音様があるわけですね。

7/18 9:50

　そして、これが高崎百衣大観音、登録有形文化財、ぐんま百名山に選定されてます。
　＜白衣観音慈悲の御手＞

7/18 9:53

　300円のチケットを買って、中を見ていきましょう。さまざまな仏様の紹介があるほか、最上階からの窓からは風景が見えます。

7/18 9:59

　高崎市内方面、今日は霞んでいるなあ。

7/18 10:01

　参道に並ぶお店屋さん。私が通った時にあはまだやっていませんでした。

7/18 10:09

　帰路は、高崎駅方面ではなく、北上することとしました。

7/18 10:25

　高崎護国神社、戦死・戦病死された方々を祀っています。

7/18 10:47

　高崎市のマンホール、お祭りをあしらっている。

7/18 10:54

　結構大きな道に出てきましたよ。

7/18 11:06

　県道49号線。「天気は4949（しくしく）こないといいなあ。」

7/18 11:14

　昨年の台風からの復旧工事ですね。

7/18 11:20

　毛髪供養のための、毛髪塚。もう、寺院の中に入ってきています。

7/18 11:21

　鳥獣供養塔、内閣総理大臣　中曽根康弘という記名がいいですね。群馬は山口県に次ぐ首相輩出地です。

7/18 11:22

　そう、少林山達磨寺になります。高崎達磨発祥の地ですね。
　＜縁起だるまの少林山＞

7/18 11:23

　山門、ここからまた階段を登る。まあ、女坂は会談ではないが、今回は階段を登る。

7/18 11:27

　ユリの季節ですね。

7/18 11:28

　そして、ギボウシたち。

7/18 11:29

　はい、これが本堂です。横に積まれた達磨たちがいい感じですね。

7/18 11:35

　ノウゼンカズラが咲いておりましたよ。

7/18 11:38

　そして、サルスベリですね。

7/18 11:41

　キバナコスモスもありましたね。

7/18 11:41

　この橋で、碓氷川を渡りましょう。

7/18 11:42

　梅雨の水を受けて、結構激しく流れています。

7/18 11:44

　国道17号線、車の量が多いですね。

7/18 11:55

　県道139号線、「1（いい）花が39（咲く）といいなあ。」

7/18 11:56

　というわけで、いったん終了します。ここは、群馬八幡駅です。

7/18 12:41

　みかん電車（東海道線で使われていた車両でしょうか）に乗って、高崎駅まで帰ってきました。

7/18 12:49

　ここから第2弾です、高崎城址を見に行きましょう。

7/18 12:51

　雨が降ってきたので傘さしで移動ですね。高崎城は中の建物などはすべて建てなおされており、堀と石垣が昔を偲ばせてくれてるんですね。

7/18 12:57

　ハープの泉、音楽の街を目指して建てられたモニュメント。群馬交響楽団というプロオーケストラも持っています。

7/18 12:57

　そして、お城のお堀ですね。高崎城の名残りですね。

7/18 12:58

　「将軍の孫」北村西望さんの作品、北村さんの作品には「長崎平和記念像」などがある。家にあった軍服を何気なく来ている少年をモチーフとしている。

7/18 13:00

　これが、高崎城の石垣になります。

7/18 13:01

　城址公園、わずかなスペースである。他のスペースは官庁街になっている。

7/18 13:03

　高崎城、歩兵15連隊本部、そして慰安は高崎市役所などが並んでいます。

7/18 13:04

　はい、ここに高崎城址の看板があります。

7/18 13:05

　そして、高崎公園に入っていきます。

7/18 13:06

　池と噴水、誰もいないがただただ噴き上げている。

7/18 13:08

　そして、ここから見る高崎百衣大観音。朝よりはよく見えていますよ。

7/18 13:09

　銘木「ハクモクレン」、根元から4つに分かれて伸びているのがいいですね。

7/18 13:52

　高崎駅前にて、つけ麺。いろいろ店はあったけど食指をそそられなかったなあ。

7/18 15:07

　そして、高崎駅からの電車酒場、本は先崎さんの将棋飯の本。自由に昼食時に外に出ることができた時代はすごかったらしい。

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

感想

aideiei

　神奈川県でも「神奈川アラート」が出た。神奈川県でも新型コロナウィルスの蔓延が再び始まっている。しかしながら、県外移動の自粛はなく、感染対策を行っていないところへ行くことのみの自粛である。
　また、天気予報がころころと変わる。当初は2日とも60％の雨予報。1日でも晴れ予報があったなら車を出して山梨でも群馬でも栃木でも出向くのだが・・・。結局この週末は2日とも休日お出かけパスを使い、街歩きに徹することとなった。すると、土曜日も午後からの雨、日曜日は晴れて山日和になった。

　高崎駅から観音山に向かって歩く。観音山はぐんま100に選ばれており、高崎百衣大観音がある。家にある漫画「お前はまだグンマを知らない」にも、数回取り上げられていることもあり、行ってみたい場所でもあったのだ。そして、群馬出身のかつての上司が飲むたびに話題にしていた上毛かるた、これらのエッセンスを取り入れてレコを作成した。
　＜力あわせる200万＞
　群馬県高崎市は、江戸時代に設置された高崎城とともに発展してゆく。信越方面への分岐点である高崎城には代々譜代大名が配置された。明治時代には高崎15連隊の連隊本部が置かれる。西南戦争後の軍備拡張で設置された連隊は第一師団・第十四師団の隷下に入り、日清日露、日中戦争、大東亜戦争とほぼすべての戦争に参加した。
　その後は、高崎市役所をはじめ音楽ホールなど多目的な施設が建てられ、その残りが城址公園となった。といっても、わずかな土地である。

　その城址公園を尻目に観音通りを行く。烏川を渡りままずは清水寺だ。坂上田村麻呂が建てたとされるお寺は古さを感じさせながらもよい雰囲気を感じることができる。そして、道路を上がっていくともう観音山周辺である。観音山にある高崎百衣大観音が目的だ、ここにたどり着いて自動販売機で飲み物を購入してベンチにて観音様を見上げて楽しむ。
　その後は300円出して観音様の中を見ることになる。さまざまな仏様、そして最上階では四方への窓が開いており風景を見ることができた。

　本来ならば、また高崎駅方面に戻るのが常であるが今回は赤線を信越線方面に繋げるために群馬八幡駅を目指すこととする。一気に山を下り、護国神社を左に見て、碓氷川沿いの県道を歩くこととなる。
　動物愛護センターを越えていくと、そこは少林山達磨寺となった。高崎達磨発祥の地になる。この地は見ておかねばならないと思い、男坂の階段を登ってゆく、そしてダルマに囲まれた本堂を見て妙に納得できた。やはり、高崎は達磨なのだなと・・・。

　その後、群馬八幡駅から高崎駅に戻ってきた。でも、ここで終わるわけではない。高崎城址に赤線を伸ばそうとするのである。
　高崎城址については先ほど書いたつもりだ、結局駅から高崎城址、高崎公園を経由して高崎駅に戻ってきた。そして、高崎駅で昼食、電車酒場で戻ってきた。
　本については、今将棋界と言えば何といっても藤井棋聖である。そしてその食事である。棋士の食事について先崎学九段が書いたエッセイを肴に帰宅の途に就いた。