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記録ID: 243884
全員に公開
アルパインクライミング
近畿

雪彦

2012年11月04日(日) [日帰り]
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htanaka その他1人
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等

2回目の雪彦。
前回は6月頃にいったため、ヒルにやられたという忌まわしい記憶が。
11月にもなるとさすがにヒルもおらず、気候は少し寒かったが
待ち時間に上に何か羽織る程度、登りだすと適度に汗ばむ
快適なコンディションであった。

今回は温故知新を登った。
このルートは2008年に事故があり、正直なところそれほど気のりはしていなかった。
現場の状況によっては地蔵岳東稜に変更しても構わないのでとりあえず雪彦へのアルパインを計画する。

今回、結果的に事故もなく無事に登り切れてよかった。
確かに脆い箇所はあるし注意が必要だが、それを除けばグレード的にも内容的にも
気軽に楽しめるルートである。
が、自分としてはメリット・デメリットを天秤にかけるとデメリットのほうが重くなる。
いいルートなのでもったいないが今後取り付くことはない気がする。

今回は道中のもろもろの時間のロスのせいで1本だけだった。
次回は友人登路⇒地蔵岳東稜といった具体で2本登りたい。
また、フリーのマルチピッチでは少なくとも11bを数回のトライでレッドポイントできるような
実力が必要。まだまだレベルアップの必要がある。

1P 
 支点が少なく、屈曲しているためロープが重くなる。
 終了点直下にもう1本支点があれば直登でき、少しどきどきするよいピッチになるのだが・・・
2P 
 途中に三峰からの下降路があり、三峰を登ったあとはここから懸垂。
 事故のあったのは懸垂視点の上部左側であるため、できる限り右上する。
3P 
 出だしのカンテで落ちると危ないので気をつけて。
 後はぐんぐん上部へ行ける。
4P 
 草付きバンドを右上。
 失敗してアブミルートを直上。こういった致命的なミスはやってはいけない。
 アブミルートは厳しく、フリーへのこだわりは諦めてA0。
5P 5.10a
 最初左上し、その後は立木まで一直線に上がる。
 手・足共にそれなりにあるので、しっかり持って・置いていけば問題ない。
6P 5.10b
 岩のコンディションにもよるのだろうが、10bはない気がする。
 クラックや凹角の部分を使いながら登る。核心という核心はない。
 終了点は狭いが木にもたれることもできるのでビレイは楽ちん。
7P 5.10a
 小さなハングを超えるあたりが核心かもしれないが、全体的に傾斜は緩く、
 特に厳しいとは感じない。
 ヌンチャクはたくさんいるのでトップに全てのヌンチャクを預けてしまうのが無難。

帰りは大天井岳経由で一般登山道を使って下山。
懸垂でも降りれるが、歩いて降りれるのならそちらを選んだ方が安全。
2012年11月04日 14:50撮影 by  DSC-WX1, SONY
1
11/4 14:50
2012年11月04日 14:51撮影 by  DSC-WX1, SONY
1
11/4 14:51
撮影機器:

感想

2回目の雪彦。
前回は昨年6月頃、ヒルにやられたという忌まわしい記憶が。
11月にもなるとさすがにヒルもおらず、気候は少し寒かったが
待ち時間に上に何か羽織る程度、登りだすと適度に汗ばむ
快適なコンディションであった。

今回は温故知新を登った。
このルートは2008年に事故があり、正直なところそれほど気のりはしていなかった。
現場の状況によっては地蔵岳東稜に変更しても構わないのでとりあえず雪彦へのアルパインを計画する。

今回、結果的に事故もなく無事に登り切れてよかった。
確かに脆い箇所はあるし注意が必要だが、それを除けばグレード的にも内容的にも
気軽に楽しめるルートである。
が、自分としてはメリット・デメリットを天秤にかけるとデメリットのほうが重くなる。
いいルートなのでもったいないが今後取り付くことはない気がする。

今回は道中のもろもろの時間のロスのせいで本ルート1本だけだった。
次回は友人登路⇒地蔵岳東稜といった具体で2本登りたい。
また、フリーのマルチピッチでは少なくとも11bを軽くレッドポイントできるような
実力が必要。まだまだレベルアップの必要がある。

1P 
 支点が少なく、屈曲しているためロープが重くなる。
 終了点直下にもう1本支点があれば直登でき、少しどきどきするよいピッチになるのだが・・・
2P 
 途中に三峰からの下降路があり、三峰を登ったあとはここから懸垂。
 事故のあったのは懸垂視点の上部左側であるため、できる限り右を取るのが無難?
3P 
 出だしのカンテで落ちると危ない。
 後はぐんぐん上部へ行ける。
4P 
 草付きバンドを右上。
 間違えてアブミルートを直上。こういった致命的なミスはやってはいけない。
5P 5.10a
 最初左上し、その後は立木まで一直線に上がる。
 手・足共にそれなりにあるので、しっかり持って/置いていけば問題ない。
6P 5.10b
 岩のコンディションにもよるのだろうが、10bはない気がする。
 クラックや凹角の部分を使いながら登る。核心という核心はない。
 終了点は狭いが木にもたれることもできるのでビレイは楽ちん。
7P 5.10a
 小さなハングを超えるあたりが核心かもしれないが、全体的に傾斜は緩く、
 特に厳しいとは感じない。
 ヌンチャクはたくさんいるのでトップに全てのヌンチャクを預ける。

帰りは大天井岳経由で一般登山道を使って下山。
同ルート懸垂でも降りれるが、歩いて降りれるのならそちらを選んだ方が安全。

【参考】
ヌンチャク:2人で計16本、カム、ナッツ:なし

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コメント

2010年に登りました。
初めまして温故知新は、2010年の11月に連れ合いと登りました。
私自身3本目のマルチでしたが、ほとんど夫だのみで私は核心部で
「帰りたい!」と思うほど足がすくんだことを覚えています。

2013年の春に「友人登路」+「弓形クラック」
     「三峰一般」+「不行一般」
     地蔵の北壁「UI2U」と右カンテルート全て夫のリード、フリーでOS
私はついてゆくのみでA0しまくりですが、秋の紅葉、春の桜は美しく帰りの温泉も効能がよく雪彦はお気に入りの場所となっています。   
2014/9/4 15:29
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