記録ID: 2464949
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬
観音山・飯盛山・ごろごろ岳
2020年08月01日(土) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 04:21
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 781m
- 下り
- 640m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:02
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 4:21
(註)以下の記録におけるコースやポイントの名称は、吉備人出版「六甲山系登山詳細図」に従っています。(とても詳しくてオススメですよ)
さて、梅雨明けには最高峰か摩耶山辺りを絡めたロングコースを計画していたところ、瑞宝寺公園近く太鼓滝での死亡事故やら数か所の土砂崩れやらを知って途端に気が挫ける。ところが朝の晴天を目にするとやはり心が動いて、手頃なところのまだ歩いていないルートで様子を見るか、と。
そんなわけでスタート時刻が遅かったうえ、炎天下仁川駅から延々舗装路を歩いたため鷲林寺登山口にたどり着いた時には既にバテ気味に(自業自得)。途中の甲山もパス。北山貯水池は満々と水を湛えてしかもどういうわけか鮮やかな緑色。登山口から観音山までのルートは4つあるが、鷲林寺山門までの登りで熱くなった体が涼を欲していたので、増水がちょっと気になったもののせせらぎコースを選択。増水は心配したほどのことは全然なく、旭滝と石垣滝も程よい水勢。
パノラマルートとの合流点に到着。ごろごろ岳へはそのままトラロープのある急登を行けばよいのだが、折角なので観音山の展望ポイントへ寄り道。鷲林寺からここまで誰とも会わなかったが、ここでようやくハイカーを一人追い越す。ついで展望ポイントでもう一人。普段お昼前後は大勢いるのだが、今日はちょっと遅かったせいか、それともあんまり暑すぎたせいか…。季節柄見晴らしは控えめで、あべのハルカスは流石にはっきり見えるものの、生駒山は霞がかって、金剛山地はかすかに見えるくらい。
来た道を引き返して、急登を越えて間もなく「エ」の字の分岐に。ここから南へ行くと北尾根コースでごろごろ岳にたどり着くのだが、そちらは以前歩いたことがあるので、まだ西、奥池方面へ。奥池への道は水の流れ道になってまるで川。水草?藻?も生えているし、メダカが泳いでいてもおかしくない感じ。ここで今日唯一のグループとすれ違う。10名ほどのご婦人の一団。倒木のある渡渉地点を越えてもう奥池、というところで道標が出て左にVターンして飯盛尾根に入る。一気に道幅が狭くなり、ここまでの緩い下りに慣れた足にはちょっと堪える登りを行くと小ピークに出て、この辺りが飯盛山らしい。
ここからごろごろ岳へは尾根沿いを行く。右手にはおそらく私有地との境界のフェンスがところどころ途切れつつ延々と。迷う心配はないが狭い道に時季柄かなりの藪が茂っているので、長袖長ズボンで正解。まだ小さい緑のイガ栗も。基本展望はないが時折木々の切れ間から右手に摩耶山から東六甲展望台あたりの山並みが見える。右手が樹林から奥池の別荘?お邸?に変わり始め数百メートル行ったところが今日の最高点、ごろごろ岳。標石のすぐ向こうにも住宅が見えていて頂上らしさは全くないが、これはこれでちょっとした奇観。
数十メートル行くと三叉路に周辺のハイキングマップがある。これから下る苦楽園尾根コースを探すがそれは載っていない。「詳細図」で熟達者向きC級になっている六麓荘ルートはあるのに(苦楽園尾根は一般向きB級)。ちなみに三叉路にはフェンスで囲まれた空地があり、山道には不似合いな新聞記事のコピーが掲示されている。それによると、ここに営林署が設けた高さ14メートルの望楼で山火事と気象の観測を行なっていて「人間灯台」と呼ばれていた由であるが、今は完全な更地である。3段のそれなりなボリュームの解説記事を読んだ後、とりあえず六麓荘方面へ下り始める。
鉄塔を過ぎてさらにしばらく下ると道標が出て、ここで苦楽園方面と六麓荘方面に分岐する。予定通り左の苦楽園尾根コースを下るが、かなり急な上、雨でまだ岩が濡れていてよく滑る。ここで今日最後のソロハイカーを追い越す。左手からは小さい子供の声が聞こえてきて、近くに他の登山道はないはずと思っていると、どうやら登山道からわずかの林を挟んでもうそこが住宅地らしい。先ほどの奥池といい、六甲らしい風景。最後は左手のコンクリート階段を下りて登山口着。
アニメ「涼宮ハルヒ」シリーズのモデルのひとつ、西宮北高前の通称ハルヒ坂を下って阪急甲陽園駅へ向かうが、車の多い県道82号にげんなりして(あと200メートル足らずというのに)銀水橋から北山公園の中を通って柏堂町(かやんどうちょう)バス停で終了。北山公園は公園を名乗っていますが、広さと言い高低差と言いふつうに里山。枝道は多いし、案内図もそうたくさんあるわけではないので、うっかりすると迷うかも。
夏場の里山で遅めの時間帯と要因はあったものの飯盛尾根と苦楽園尾根は人がほとんどおらず、その割にまだ道はしっかりしているので、季節を選べば静かで快適な山歩きが楽しめそうです。
さて、梅雨明けには最高峰か摩耶山辺りを絡めたロングコースを計画していたところ、瑞宝寺公園近く太鼓滝での死亡事故やら数か所の土砂崩れやらを知って途端に気が挫ける。ところが朝の晴天を目にするとやはり心が動いて、手頃なところのまだ歩いていないルートで様子を見るか、と。
そんなわけでスタート時刻が遅かったうえ、炎天下仁川駅から延々舗装路を歩いたため鷲林寺登山口にたどり着いた時には既にバテ気味に(自業自得)。途中の甲山もパス。北山貯水池は満々と水を湛えてしかもどういうわけか鮮やかな緑色。登山口から観音山までのルートは4つあるが、鷲林寺山門までの登りで熱くなった体が涼を欲していたので、増水がちょっと気になったもののせせらぎコースを選択。増水は心配したほどのことは全然なく、旭滝と石垣滝も程よい水勢。
パノラマルートとの合流点に到着。ごろごろ岳へはそのままトラロープのある急登を行けばよいのだが、折角なので観音山の展望ポイントへ寄り道。鷲林寺からここまで誰とも会わなかったが、ここでようやくハイカーを一人追い越す。ついで展望ポイントでもう一人。普段お昼前後は大勢いるのだが、今日はちょっと遅かったせいか、それともあんまり暑すぎたせいか…。季節柄見晴らしは控えめで、あべのハルカスは流石にはっきり見えるものの、生駒山は霞がかって、金剛山地はかすかに見えるくらい。
来た道を引き返して、急登を越えて間もなく「エ」の字の分岐に。ここから南へ行くと北尾根コースでごろごろ岳にたどり着くのだが、そちらは以前歩いたことがあるので、まだ西、奥池方面へ。奥池への道は水の流れ道になってまるで川。水草?藻?も生えているし、メダカが泳いでいてもおかしくない感じ。ここで今日唯一のグループとすれ違う。10名ほどのご婦人の一団。倒木のある渡渉地点を越えてもう奥池、というところで道標が出て左にVターンして飯盛尾根に入る。一気に道幅が狭くなり、ここまでの緩い下りに慣れた足にはちょっと堪える登りを行くと小ピークに出て、この辺りが飯盛山らしい。
ここからごろごろ岳へは尾根沿いを行く。右手にはおそらく私有地との境界のフェンスがところどころ途切れつつ延々と。迷う心配はないが狭い道に時季柄かなりの藪が茂っているので、長袖長ズボンで正解。まだ小さい緑のイガ栗も。基本展望はないが時折木々の切れ間から右手に摩耶山から東六甲展望台あたりの山並みが見える。右手が樹林から奥池の別荘?お邸?に変わり始め数百メートル行ったところが今日の最高点、ごろごろ岳。標石のすぐ向こうにも住宅が見えていて頂上らしさは全くないが、これはこれでちょっとした奇観。
数十メートル行くと三叉路に周辺のハイキングマップがある。これから下る苦楽園尾根コースを探すがそれは載っていない。「詳細図」で熟達者向きC級になっている六麓荘ルートはあるのに(苦楽園尾根は一般向きB級)。ちなみに三叉路にはフェンスで囲まれた空地があり、山道には不似合いな新聞記事のコピーが掲示されている。それによると、ここに営林署が設けた高さ14メートルの望楼で山火事と気象の観測を行なっていて「人間灯台」と呼ばれていた由であるが、今は完全な更地である。3段のそれなりなボリュームの解説記事を読んだ後、とりあえず六麓荘方面へ下り始める。
鉄塔を過ぎてさらにしばらく下ると道標が出て、ここで苦楽園方面と六麓荘方面に分岐する。予定通り左の苦楽園尾根コースを下るが、かなり急な上、雨でまだ岩が濡れていてよく滑る。ここで今日最後のソロハイカーを追い越す。左手からは小さい子供の声が聞こえてきて、近くに他の登山道はないはずと思っていると、どうやら登山道からわずかの林を挟んでもうそこが住宅地らしい。先ほどの奥池といい、六甲らしい風景。最後は左手のコンクリート階段を下りて登山口着。
アニメ「涼宮ハルヒ」シリーズのモデルのひとつ、西宮北高前の通称ハルヒ坂を下って阪急甲陽園駅へ向かうが、車の多い県道82号にげんなりして(あと200メートル足らずというのに)銀水橋から北山公園の中を通って柏堂町(かやんどうちょう)バス停で終了。北山公園は公園を名乗っていますが、広さと言い高低差と言いふつうに里山。枝道は多いし、案内図もそうたくさんあるわけではないので、うっかりすると迷うかも。
夏場の里山で遅めの時間帯と要因はあったものの飯盛尾根と苦楽園尾根は人がほとんどおらず、その割にまだ道はしっかりしているので、季節を選べば静かで快適な山歩きが楽しめそうです。
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
7月の長雨と豪雨で心配だった土砂崩れなどは特になし。道は明瞭ですが、飯盛尾根はかなり草木が茂っている。苦楽園尾根コースの下りは岩が濡れて滑りやすかったです。 |
写真
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