般若山、釜ノ沢五峰、宮本の湯
- GPS
- 05:10
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 640m
- 下り
- 655m
コースタイム
-一ノ峰11:01-二ノ峰11:08-三ノ峰11:20-五ノ峰11:35
-11:42五ノ峰の先・開けた場所(昼食)12:17
-中ノ沢ノ頭を通り越し兎岩分岐で気が付いて戻る-文殊峠・天文台13:00
-兎岩分岐13:17-竜神山13:22-兎岩13:48-林道・登山口13:58
-長若山荘14:10-落合橋バス停14:18-札所32番14:30
天候 | とっても良く晴れました〜 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
松井田9:06-(小鹿野町営バス)-9:15札所32番 復路:札所32番14:47-(小鹿野町営バス)‐14:54宮本の湯前/中原 ※宮本の湯から松井田まで徒歩5分程度 松井田16:36-(西武観光バス)-17:07西武秩父駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◇札所32番(法性寺)〜長若山荘 ・法性寺入口前のバス停に男女別のトイレがあります ・奥の院までには本堂お参り、龍虎岩の胎内観音、お船観音、大日如来など見どころが多く、寄り道ばっかり。 通常のコースタイムより多く見ておいたほうがよいかも ・お船の片側はスッパリ切れ落ちてますので歩行注意。但しもう片側は巻き道があるのでさほど怖くないです ・お船観音の先頭は超ーこわ!タイタニックなんかやったらダメです ・奥の院、大日如来はお船観音の反対側。登山道も奥の院の岩場横にあります ・奥の院〜長若山荘までは小さなアップダウンの山道。道標もあるので安心です ◇長若山荘〜釜ノ沢五峰〜兎岩 ・この時期なので落ち葉が登山道に積もっておりルートに不安を感じるところもありますが、 ところどころにあるテープを目指せば問題ありません ・一ノ峰までの尾根取りつき手前で落ち葉により踏み跡が薄いところありました。 でも尾根目指していけば直登&落ち葉ラッセルでも着けるかと ・三ノ峰から四ノ峰に向かう道は三ノ峰の岩側面を巻く道と一旦下って上り返す道があります。 どちらも同じところにつきます。岩側面の方が距離は短いですが鎖場です。 ・五ノ峰先に開けるところがあり、両神山や二子山が良く見えます。私たちはそこで昼食としました。 もう少し空腹に我慢できるのであれば、文殊峠先の天文台に東屋とベンチがあります。 こちらも展望が素晴らしくどちらかというとこっちがお勧めです ・中ノ沢ノ頭を通り過ごしてしまいましたが、ちゃんと道標はあります。 金精神社、文殊峠方面に従えば問題ないかと。。 ・竜神山から兎岩までの道はところどころ踏み跡が薄く、リボンもないところがあります。 岩稜のルートや踏み跡をよ〜く見て進めば基本は尾根上なので心配ないかと思います。 逆にアスレチック気分でとっても楽しいです ◇兎岩登山口〜バス停 ・林道を歩きますが距離が短いので苦になりません。 途中で養豚場?の香ばしいかおり付き ・長若山荘の駐車場に自販機がありました ・落合橋バス停は周りに何にもありません(ベンチも無し) バス待ちの時間に余裕があるのなら札所32番まで歩くことをお勧めします(トイレもあるし) ◇小鹿野町営バス(長若路線) 路線図、時刻表 http://www.town.ogano.lg.jp/menyu/basu/top.html ・この路線、時刻表を見るとちょっと戸惑いますが一筆書きだと思えば納得 ・バス。。ワゴン?。。12人乗りです。車内アナウンスなどありません。当然、「ピンポーン」も無し。 ・乗車時に行先を運転手さんに伝えます。札所32番〜松井田まで一人130円 ・宮本の湯まで!と伝えたら、バス停ではなく宮本の湯前で降ろして頂けました ◇宮本の湯 http://www.miyamotonoyu.jp/yu/higaeri.html ・日帰り湯は一人700円。内湯と露天風呂があります ・洗い場は7〜8人分?くらい、団体さんとぶつかるとちょっとキツイか ・単純硫黄冷鉱泉、臭いはほとんどなく、ほどよい熱さです ・休憩場所がありません。風呂上りにのんびりできるところが風呂場入口のベンチ かフロント先のソファー(喫煙所なので臭いが。。)しかなく、ちょっとガッカリ |
写真
感想
11月後半の3連休、23日予定のつもりが天気悪く改めて快晴予報の25日に出かけてきました。
昨年11月26日のnoronoroさんレコで以前から気になっていた「釜ノ沢五峰」
紅葉の素晴らしさと切り立った崖沿いの道「お船」の紹介がどうにも頭から
離れなくて。。
調べてみるとバスの途中で日帰り温泉にも立ち寄れることを大発見!(大袈裟)
これは行くっきゃない!!
晴天の日曜日、西武秩父駅はハイカーだらけ。。(自分もですけど)
西武バスの栗尾行きは1番乗り場です
バスが到着して乗車してると「電車が遅れてるので出発は8:25ですが8:30に
なります」と運転手さん
「え〜町営バスに乗り換えあるのに〜」とかちょっと心配に
しばらくして登山者の方々が沢山乗ってこられました
皆さん両神山?この西武バスって小鹿野町役場の日向大谷行きの連絡ギリギリだよなぁ、確か?
な〜んて余計な心配しながら乗換えの松井田バス停到着
下車したのは我々と単独の方が1名だけでした
西武バスのバス停からすぐ隣りに落ち葉と霜が下りたベンチと町営バス停があります
ちょっと時間遅れてやってきたバスは。。「あれ??」
「バス?ワゴン車だよね?これ。。」と毒舌の相方
大型ワゴン車が到着〜 ドアはちゃんと自動で開閉します
うんうん、いいじゃない〜こんなバスも。お世話になります!
単独の方と3人で乗り込んで札所32番へ向かいます
「お金は先ですか?後?」
運転手さん「どっちでもいいよ、そこに入れといて」
当然、パスモは使えません。。
ほどなく札所32番に到着。おトイレを借りて出発です
山門をくぐり、石の階段を登ると右側に本堂。その先に岩と岩の間をくぐる道
おお!なんか最初から冒険チックだなぁ〜期待感ワクワク
登り途中に岩の上から鎖が垂れています。。これが「竜虎岩」
垂れてりゃ登りたくなるのが人情。。条件反射よじ登り
ホントにただ登るだけです。。これ
しばらく登りが続いて左側の岩の石仏群をすぎるとパッと視界が開けて。。
「きゃ〜!すごい!向こう側スッパリ切れ落ちてる〜」と思わず声が出ちゃいます
お船に到着!
いやいやこれは凄い。落ちたら即死。足が竦みます。。
自分よりも相方がお船観音の先に行くのをドキドキしちゃいます
その先の景色は、里まで来ている紅葉と遠くには武甲山。
う〜ん。。これは予想以上の景色かも
皆さまの過去レコでは訪れる人が少ないとありましたが、この日は晴天日を
狙ってか般若山は5〜6パーティはいらっしゃいました
大日如来は鎖場で混雑してる為、横目で岩を見ながらスルーし登山道へ
鉄塔やら小さなアップダウンを繰り返して長若山荘に着きました
直ぐ脇に釜ノ沢五峰登山口があります
一ノ峰までは尾根に出るまでの登りを落ち葉に埋もれてる踏み跡を注視し、
時にはテープを探して歩く必要があります
当初は植林の暗い道ですが、尾根に近づくと雑木の落葉樹が冬立ちし落ち葉の
優しい感覚と所々の木漏れ日がとても気持ちよいです
二ノ峰手前分岐は右が巻き道なので左を取ります。下りは鎖場
二ノ峰や三ノ峰共に景色がとても良いので小休憩にはもってこい
でも岩稜の上でお昼にするにはちょっと狭いかな
五ノ峰先に開けた場所があり、両神山、二子山がよ〜く見えます。
う〜ん、いい天気だなぁ〜 お昼ご飯はここで決定!
今日のメニューはなんと「おでん」、やったぁ〜
ダイコンに練り物系、はんぺん等々。。寒いこの時期、熱々のおでんは超〜美味しすぎです〜
重い具材を一生懸命持ってきてくれた相方に感謝。ありがとー!
遠くから見るとピースサインみたいな二子山、なんであんなところにあんな形が?
とか、いつか行くぞーと騒ぎながら昼飯終了。次に向かいます
ここから緩やかに下って片側が植林、片側が雑木の尾根道に落ち葉ザクザク状態を
快調に歩いていくと。。しばらくして道標がでてきて。。
「あれ?文殊峠が来た道方向になってる」
んん?慌てて地図を見直すと、なんと兎岩分岐まで来てしまいました
え〜中ノ沢ノ頭、通り越した!! なんで〜
これじゃあ、天文台行けないじゃん
「どうする?」
「うう・・・もっ、戻る!!」
颯爽とトレラン選手のように来た道を登り返す二人
って。。そこはなんちゃってトレラン、5分でアウト。
ゼイゼイ言いながら中ノ沢ノ頭まで戻りました
。。苦しいぃ、食後のタッポンタッポンお腹にはかなりシンドイ
金精神社、文殊峠の林道先に天文台があります。
「あ〜ここでもお昼ご飯良いね〜」
パノラマ展望が広がります。両神山や二子山、父不見山、群馬方面はもちろん、
後方には武甲山や熊倉山方面も見えて。。良いですねぇ、休憩にはピッタリ
後ろ髪ひかれながら中ノ沢ノ頭に戻ります
「なんで三度もここ通るのよ!」えっ。。俺に言われても。。
相方、予想外の歩きと疲れでちょっと怖いです
竜神山の山頂はこれといって特筆もなし。休憩ならやっぱり天文台ですね
ここから兎岩までの道はさらなるアスレチック気分
ただでさえ薄い踏み跡がさらに落ち葉で見えにくく、岩稜含めた登り下りで
冒険心一杯のわんぱく小僧になって(ええ、気分だけですけど)楽しめます。
そして。。最後のハイライト「兎岩」、でたぁ〜
「おお!両脇が絶壁〜 こわ面白い〜 ぎゃ〜」うるさいし
思わず大きな声がでちゃいます!! いやぁ〜ここも楽しい
鎖の手すりがしっかり付いているので、通行には問題ありません
それでもこの一枚岩の異様感と高度感。なかなかのもんですな
兎岩を過ぎると林道まで落ち葉一杯の九十九折を下ります
気を抜いたわけではないですが、落ち葉の下の石に乗っかってしまい、3回ほど
ずるっ、ドキッ、危ない!。。しちゃいました
林道から長岩山荘に着くと庭の剪定している方に声をかけられ
「今日は良かったろう。遠く群馬方面も見えるはずだよ」
もしかして。。ご主人だったのかなぁ〜 とても優しそうな方でした
当初、落合橋バス停から乗るつもりでしたが、時間が30分も待つし、周りに何にも
ないので札所32番バス停まで歩きました。
ほどなく、例のかわいいバス?が到着。帰りは7人ほど乗車しました。
宮本の湯建物の前でバスを止めてもらって、さあお風呂へ
男湯は人も少なく、心地よいお湯の熱さでのんびり1時間過ごしました
でも、温泉施設のような休憩何所が無いんですよねぇ
学生の団体さんが多いみたいで間一髪、ラッシュに巻き込まれないですみました。セーフ
でもでも露天風呂は気持ち良かったなぁ〜
宮本の湯から松井田バス停までは5分強です。湯冷めする距離じゃないです
西武バスはさすがに座れなく、30分ほど揺られながら西武秩父駅に到着です
いつもの居酒屋で、またまたでっかい!しいたけと秩父錦をしこたま飲んで
電車の中、爆睡で帰路につきました
晩秋の奥武蔵、里まで下りてきたオレンジ色の紅葉絨毯。。スリリングな岩歩き、
いいですねぇ〜素敵な日曜日でした
今年はまだ行けるかな?
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