米山 〜登山の旅1日目は猛暑〜 [新潟県 柏崎市]


- GPS
- 04:13
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 1,071m
- 下り
- 1,055m
コースタイム
天候 | 晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特にない。 |
写真
感想
ようやく待ちに待ったお盆休みに入った。
連休前の仕事は地獄だったが、頑張って乗り切り8連休を堪能できる。
そして連休の6日間は『新潟、山形の山登りの旅』ということで夢に見た長期間の一人旅だ。
前日の昼から彦根の家を出発し、ひたすら国道8号線で400キロ先の米山まで。
国道沿いの大海原が見える丘で満天の星空の下で夢の前夜を過ごした。
翌日のこの日、迷いもなく米山に登る。
この山も目的の一つだったのです。
理由は海ベタスから一気に標高1000m手前まで掛け上がる山頂からの眺めを見たいからだ。
登山口は自然と太平登山道に辿り着いたので、ここから出発する。
出発前に女子大生の女の子が下りてきて、父親と動向したがギブアップして引き返してきたみたいだ。
手には500mlのペットボトルしか持ってなかったので、引き返したのは正解だろう。
その子から小学生の男の子が昨日から遭難してる情報を聞いたので、意識しながら登る。
登山道は最初は林道で勾配は無いものの、枝道があり迷いやすい所もあったので注意する。
登山道に入ると急登になる。
それを登り切ると再び林道に出て、少し歩くと車が駐車している場所に着き、登山道もここから始まっている。ここまでも車来るんだな。
そこからは急登が続き、二の字と呼ばれる尾根まで続く。
台風が連れてきた高温の影響は大きく暑すぎて、6リットル持っているうちの1リットルを二の字に辿り着くまでに飲み干した。
二の字からは正面に米山の山頂が見える。
地形図を見る限りアップダウンがあるからまだまだ長そうだ。
そこから少し登ると711pに辿り着き、そこからは上越側の景色を堪能でき、上越市街地を初め日本海、妙高山、火打山、北アルプス北端などなどここだけでも満足できそうな景色だ。
良い眺めで暑さも忘れたいが、そういう訳にはいかないようだが、この先はとにかくブナ林が素晴らしい。
そのブナ林の間を巧みに階段を設置してあり、そのまま山頂直下の急登をやり過ごす。
急登が終わって違うコースとの分岐を過ぎて、少し登れば避難小屋と神社が立つ山頂へ。
山頂は広いが避難小屋と神社が真ん中にあるために360℃の大展望の妨げになってしまう。
まぁ、山頂を360℃歩き回って見れば良いのであって、その展望と言ったらまさに夢見たものだった。
南は711と同じく上越側の景色、ぐるりと反時計回りで信越の山々、越後山地、越後三山、長岡市街地、柏崎市街地、刈羽原発の遥か先に弥彦山、日本海に浮かぶ佐渡島、微かに見える能登半島などパーフェクトな景色だ。
明日からは天気が悪くなってしまうから、暑くても今日登れて良かった。
下山はピストンで来た道を下るも、かなりの急坂なのが分かる。
ブナ林にいる時にヘリがホバリングしていたので、発見されたかなと思いながら下りきった。
その後ニュースを見たら無事に発見されたみたいで良かった。
まさか全国ニュースになるとは思わなかった。
とにかく標高1000mに満たない山だが、海ベタスの独立峰だけあって景色は一級品だった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する