甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根)
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- GPS
- 05:58
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 2,595m
- 下り
- 2,584m
コースタイム
01:40 橋を渡ったところ(Start)
04:32 甲斐駒ヶ岳(Goal 2:51)
07:30 尾白川渓谷駐車場
ネクター250ml
天候 | 快晴無風、8号目より上はガスガス |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | べるがは10時から |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
先週、赤牛岳に登って下山するときに双六小屋から先はランナー2人と一緒に下りてきた。その時に関東の人はトレーニングのために黒戸尾根へよく行くという話を聞いた。ベンチプレス何kg上げられるとかフルマラソンのタイム同様に、山の登りの強さのバロメータとして黒戸尾根の登りタイムというを知っているとその人がどれだけ強い人かわかるので話が楽しい。また黒戸尾根は下山後の"尾白川ドボン"がサイコーらしい。僕も黒戸尾根は登ったことがあるが10月で雪もあったのでタイムは参考にならない。尾白川にドボンできる季節ではなかった。ということで僕も黒戸尾根の登りタイムを計りつつ尾白川ドボンをやりにきた。
1時起床の1時半出発。3時間半で登れば山頂ご来光となる計算。尾白川駐車場は標高800mあるが昨晩はめちゃ暑くて目覚めると汗びっしょりだった。今日は一応平日なので駐車場のクルマはそれほど多くは無い。スライド追い越し地獄で難儀することは無さそうだ。2年前に来た時は寝不足でゾンビ状態でただただ辛かったが、今回はしっかり眠ったし昨日はたくさんご飯を食べたので気持ちよく登れる。しかし暑い。序盤はペースを上げると汗じゃぶじゃぶで疲れるので標高を上げて涼しくなるまで抑えた。僕より先に出ている人はいないかなーと思いきや七丈小屋を過ぎるまで誰にも会わなかった。小屋を過ぎたら涼しくなってきたので山頂までペースを上げて少し頑張った。出だしは星も月も見えていたがいつの間にか辺りはガスに包まれていた。頂上のワラジにタッチして時計を見ると4時半、駐車場を出てちょうど3時間だった。Strava登りセグメントもそうだったが登りタイムは橋を渡ってから計測するらしいので僕の登りタイムは2時間51分だった。これで関東のランナーとお喋りする時に一緒に盛り上がれる。
8合目まで下りればガスを抜けてご来光が見えるかもしれないのでさっさと下りた。予想通り今日も良い日の出が見えた。8合目ではデカいカメラや指向性マイクを担いだ人やドローンを飛ばしている人たちがいた。テレビ局だろうか。あまり長居するとどんどん気温が上がるので早く下りよう。これから登ってくる人がいっぱい居るので下りはそんなに飛ばせない。脚を労りながらひらひら下りて往復6時間で駐車場に戻ってきた。明るくなった黒戸尾根は緑が眩しくて素晴らしかった。この尾根は厳しい修行の登山道というイメージがあったが景色も楽しい。歩きやすいし下草が無いから靴も濡れない。本当に素晴らしい尾根だ。もしも関東に転勤になったら「迷ったら黒戸尾根」でいいんじゃないか。
肝心の尾白川ドボンだが川の水が冷た過ぎるし、せっかくドボンするのに写真が無いのものなーと思ってやめた。今度誰かと一緒に来た時に撮ってもらおう。下山は7時半。べるがは10時からなのでさすがに2時間も待てないので明日の山へ移動した。コースを覚えたので次は雪が降る前に満タン状態で本気のタイムアタックをしたい。
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