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記録ID: 249511
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ハイキング
奥多摩・高尾

雹襲来で、うひょぅ〜!青梅丘陵ハイキングコース

2012年12月01日(土) [日帰り]
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GPS
05:00
距離
10.4km
登り
562m
下り
518m

コースタイム

7:34青梅駅-矢倉台8:40(1:06)
8:45矢倉台-三方山10:22(1:37)
10:22三方山-雷電山11:21(0:59)
11:21雷電山-榎峠11:52(0:31)
11:52榎峠-軍畑駅12:19(0:27)
天候 曇り→雹/雨
過去天気図(気象庁) 2012年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
【行き】
青梅駅7:27着

【帰り】
軍畑駅12:34発
コース状況/
危険箇所等
【青梅駅〜矢倉台】
非常によく整備されたハイキングコースで、危険箇所はまったくない。
道は広く、轍の跡が見られたので車やバイク、自転車等が走ってくることがあるようだ。その点は注意。
第一〜第四休憩所がコース沿いの小さなピーク上に設けられており、ベンチや屋根つきテーブルがある。どの休憩所もピークの上なので、立ち寄る際にはわずかに登り坂がある。
なお、第二休憩所には長期キャンプ中(過去2度目撃。住んでるらしい)の方がいるので利用は困難。
この辺りは近隣の方(とワンコ)の散歩コースとなっていて、中にはノーリードのワンコもいるので、ワンコがどうしても苦手という人はご注意を。
矢倉台付近からは宮ノ平駅に下る道がある。

【矢倉台〜三方山〜辛垣城址〜雷電山〜榎峠】
各所に分岐があり、青梅線の駅やどこだかはっきりしない地域(多分北側の成木街道方面だとは思うが)へ抜けることができる。
道幅は狭くなり、ややアップダウンが出てくるものの、危険箇所はない。
途中、北側の展望が開けて日光方面まで(天気が良ければ)見える箇所があり、その先が三方山である。
三方山への標識は見落としたのか、今回は山頂をスルーしてしまった。行き過ぎたところの道標に手書きで“三方山”の記載がある。
小さなピークがいくつかあり、それぞれに巻く道/登る道がどちらもあったようだ。
辛垣城址は案内柱が立っているが、それとは別に辛垣山の手前あたりから“城址方面”の分岐があった。天候が悪化していたのでよく確認できず。
雷電山からは北側にある採石場が見える。
榎峠までの下りは、意外に急な箇所もある。傾斜のある場所には補助用ロープが張られている。

【榎峠〜軍畑駅】
普通の道路である。歩道が片側にしかなく、たまに車が走ってくるので注意。
青梅線の高架が見えたら右手の坂道を上がると軍畑の駅に着く。
バカボンのパパに見送られて出発
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バカボンのパパに見送られて出発
ここを左へ
さらに左へ折れると階段出現
さらに左へ折れると階段出現
運動広場の脇にある慰霊碑の左側からハイキングコースへ入ります
運動広場の脇にある慰霊碑の左側からハイキングコースへ入ります
この辺りの紅葉は見頃ですねぇ
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この辺りの紅葉は見頃ですねぇ
今年の秋はだいぶ紅葉を楽しみました
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今年の秋はだいぶ紅葉を楽しみました
ハイキングコースはとても歩きやすい道です
ハイキングコースはとても歩きやすい道です
第一休憩所発見!
第一休憩所発見!
ちょっと小高いところに休憩スペースがあります
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ちょっと小高いところに休憩スペースがあります
この先の道は舗装されていません
この先の道は舗装されていません
第二休憩所発見!……しかし長期キャンパーが居て休めず。
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第二休憩所発見!……しかし長期キャンパーが居て休めず。
休憩所の先の分岐。分岐がたくさんあります。
休憩所の先の分岐。分岐がたくさんあります。
第三休憩所発見……!
第三休憩所発見……!
これがメインコース
これがメインコース
こちらが休憩所への道……
こちらが休憩所への道……
休憩所は全て小高い場所にあるのでどうしても登りになるのです
休憩所は全て小高い場所にあるのでどうしても登りになるのです
程よいピークを選んで休憩所を作った感じですね
程よいピークを選んで休憩所を作った感じですね
なんと宝箱を見つけた!(違
なんと宝箱を見つけた!(違
時に展望が開けます
時に展望が開けます
このまま天気が良くなるといいのですが……
このまま天気が良くなるといいのですが……
熊っ?!
間もなく第四休憩所
間もなく第四休憩所
第四休憩所から。川が見えます。
第四休憩所から。川が見えます。
ここに簡易トイレあり
ここに簡易トイレあり
矢倉台へ登ります
矢倉台へ登ります
矢倉台より。かつて物見櫓があったとか。
矢倉台より。かつて物見櫓があったとか。
宮ノ平方面へ下る道もあります
宮ノ平方面へ下る道もあります
こちらは日向和田方面へ行ける分岐
こちらは日向和田方面へ行ける分岐
この木はなんだろう?
この木はなんだろう?
一面生えていて辺りは黄金色に
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一面生えていて辺りは黄金色に
鉄塔を見上げる
黒仁田方面への分岐。しかし黒仁田がどこなのか無知にして知らず
黒仁田方面への分岐。しかし黒仁田がどこなのか無知にして知らず
石神前駅への分岐。青梅線の各駅毎に道があります
石神前駅への分岐。青梅線の各駅毎に道があります
栗平方面への分岐。はて、栗平……土地勘がないとまったくわからない
栗平方面への分岐。はて、栗平……土地勘がないとまったくわからない
ここで休憩することにしました
ここで休憩することにしました
展望はありますが天気が……大丈夫か?
展望はありますが天気が……大丈夫か?
この方角に日光の山々が見え……ないかな今日は
この方角に日光の山々が見え……ないかな今日は
Mococoがおもむろにバナナを取り出して食い始める
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Mococoがおもむろにバナナを取り出して食い始める
バナナを渡されたので進むべき道をバナナに示してもらった
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バナナを渡されたので進むべき道をバナナに示してもらった
バナナに従い進んでいきます
バナナに従い進んでいきます
三方山通り越した? 標識見落としたかなぁ。手書きで書いてありますね
三方山通り越した? 標識見落としたかなぁ。手書きで書いてありますね
成木方面への分岐。地元の人なら「ああ、あそこね」って感じなんだろうか
成木方面への分岐。地元の人なら「ああ、あそこね」って感じなんだろうか
企業の森。もみじが植わっていました
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企業の森。もみじが植わっていました
いずれ紅葉の名所となり得るか?
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いずれ紅葉の名所となり得るか?
マスガタ山への登り。本人の希望でキツク見えるよう捏造して撮影しています
マスガタ山への登り。本人の希望でキツク見えるよう捏造して撮影しています
二俣尾駅方面への分岐。こんだけエスケープルートあると何があっても安心、とか言っていたら……
二俣尾駅方面への分岐。こんだけエスケープルートあると何があっても安心、とか言っていたら……
雹が降ってきました!
雹が降ってきました!
バンバラバンバラ落ちてきます
バンバラバンバラ落ちてきます
道はたちまち真っ白に
道はたちまち真っ白に
少し下ると雨に変わりました。謎の祠
少し下ると雨に変わりました。謎の祠
成木方面の分岐案内がありますが、踏み跡が不明瞭で怪しげ
成木方面の分岐案内がありますが、踏み跡が不明瞭で怪しげ
辛垣城址とありますが、どこがそうなのか……雨シトシトだし、よく確かめる余裕がありません
辛垣城址とありますが、どこがそうなのか……雨シトシトだし、よく確かめる余裕がありません
雷電山まで来たので何故かJOJO立ちで
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雷電山まで来たので何故かJOJO立ちで
霧が立ち込めてきます
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霧が立ち込めてきます
ずぶぬれになりながらなんとか下っていきます
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ずぶぬれになりながらなんとか下っていきます
下山してみると……ちょっとー!なんで晴れてんスか!
下山してみると……ちょっとー!なんで晴れてんスか!

感想

子供の体調が悪い、おっさん自身の体調もいまいち、天気予報も芳しくないということで、予定していたヌカザス峠〜三頭山の山行は延期することにした。
予定は立てても直前で延期、という週末が続いている。
十分軽いところへ行くことにして、選んだのが青梅丘陵ハイキングコースである。ここなら途中で体調が悪くなっても楽にエスケープできる。

やや天気が心配だったものの、ちょっと寒くなるくらいだろうという甘い見通しのもと出発。
前半は実に気楽な山歩きを楽しむことが出来た。道は歩きやすいし、紅葉が綺麗だったり、時に展望が開けたり、いくつも休憩所があったりと、至れり尽くせりな感じのコースであった。
三方山の手前で北側に大きく展望が開けた箇所があり、この辺りで早くも空腹感を感じ始めたので、小休止して燃料補給することにした。

と、かみさんがおもむろにバナナを取り出してかじり始める。
どうやら“山バナナの会”に入信したそうで、今後は山でバナナを崇め奉るのだとか。
おっさんの分もあるようなのでバナナに今後の進路を尋ねてみたところ、尾根沿いを行けとのことだったのでお告げのままに歩いていく。
と、何故か三方山を通り越してしまった。道標を見落としたか?恐るべし、バナナの力。

途中、企業の森で樹木の植え替え中エリアでは、楓が植えられてたりした。
企業の森とは何か調べてみたが、どうやら花粉の多い杉を伐採し、花粉の少ない木に植え替えて、30年後に花粉症を軽減しようという企みらしい。
花粉症はスギ花粉ばかりじゃないので効果の程はともかく、良い試みになるといいね。

しかしずいぶん御気楽な山歩きだなぁ〜と余裕かましていたら……。
山神の怒りに触れたか、突如として冷たい風が吹きつけ、
(バラッ、バラッ、バラバラッ)
ミゾレ?いや、これは雹だ!
1cm径くらいの氷の粒が、音を立てて落ちてくる。ころころ転がって平らなところにどんどん集まる。つまり登山道はたちまち雹の粒で覆われていく。
雨具を身にまとい、カメラケースにもカバーをかけたので、以後はほとんど写真がないが、雹に覆われた登山道というのもなかなか面白いものであった。
砂利が敷き詰められているような感じではあるが、凍っているので砂利ほど滑らない。
ほどなくして雹は雨に変わってしまったが、雨具にまとわりついてくる雨よりも、コロコロの雹のほうがありがたいかもしれない。

すぐに雨もあがるだろう……と楽観視していたのは大間違いだった。
強弱はあるものの雨はひたすら降り続けた。
防水対策はしてあるので行動するのに問題はない。一番困ったのはメガネが曇って前が見えなくなることだ。曇り止めを考える必要がある。

足元はずいぶんと滑りやすくなっていた。
気をつけて歩いていたが、木の階段を止めている釘にズボンの裾が引っかかり、足が落ちたところがツルツルの木の根だったので危うく転びかけた。
濡れるとズボンの裾も重くなって下がる。サイクリング用の裾留めを使ったほうがいいかもしれない。

山中で昼食を取る計画は諦めて、早々に下山することにした。雷電山でJOJO立ちのために足を止めた以外はノンストップで軍畑の駅へ。
駅に着いて装備を下ろす。
手袋がすっかり水を吸い込んで、指先はしびれるほど冷たい。帽子もだいぶ濡れていたので頭を手ぬぐいでくるんでバンダナスタイルにした。
帰りの電車に乗り込み、窓の外の景色を眺めながら、
(いやあ、今日は天候に恵まれなかったなァ……)
そんなことを考えていると、何やら日の光が差し込んできた。

青梅についた時点で雨はすっかり上がり、気持ちの良い青空が広がっていた。
どうやらマジで山神様にピンポイント攻撃を喰らってしまったようだ……。

雹が降ってきてくれてエキサイティング。
テンション上がる〜〜〜と歩いていると逆方向からくるご家族が…
可愛らしいお母さんと挨拶を交わすと
「雹が降ってうひょ〜〜〜っ!こんな経験貴重ですよね!」
ってあたしよりテンション高かった。
楽しみにしていた山ごはんは中止で下りちゃったけど青梅で入ったTsuBu-anCafeというお店がとても良いところで満足。

アップダウンが続いて山歩きの訓練をするにはいいコースだと思います。

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