記録ID: 2521153
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無雪期ピークハント/縦走
東海
位山
2005年04月23日(土) [日帰り]
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- GPS
- --:--
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 634m
- 下り
- 621m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:10
●東西合同の山旅
2005年のカタクリ会山行は天候に恵まれない。2月、3月の定期山行は何れも雨で流れてしまった。そして漸くこの4月、2005年第一回目の山行を行う事が出来た。当初は関東の里山を歩く計画にしていたのだが、今回は初の試みで大阪の山登りの会と合同の山行を開催する事となった。候補となる山が幾つか上がったが、距離的に東西の中間に位置すること。適当な宿がある事。登山のほかに季節感を楽しめるイベントがある事等の用件から、飛騨の位山に登る事にした。初日に登山をして、夜は麓の宿「甚佐衛門」で大宴会。翌日は樹齢1000年の古木「臥竜桜」を見物してから、屋台の曳き回しがある高山を見物しようという盛沢山の計画だ。参加者の中には、山よりも桜と屋台の方を楽しみにしていた人もいたに違いない。
予定どうり登山口のあるモンデウススキー場の麓に12時集合、装備を整えてから、東西のメンバーの初顔合わせ。自己紹介をしてから出発だ。位山へは3年前に登った事があるが、この時はダナ平林道の奥まで車で入り、此処から巨石郡コースを登り1時間程度で山頂を踏んだ。今回は林道が崩落しているとの事で、スキー場からのルートを取ることになった。
●ペース色々ゲレンデの登り坂
斜面いっぱいに広がるゲレンデの右端に、登山道が設けられているが、この道は斜面を直登していて結構な斜度があった。普通の登山道ならばジグをきるのだが、この単調な登りは気分的にも結構疲れる。最初は固まっていた集団が、あっと言う間にバラけた。先頭はブッちぎりで大阪のO氏、20分とかからずゲレンデのトップに。何でもクロスカントリーで鍛えているそうで、今回参加していない東京の健脚(此方もO氏)と一度競わせてみたいものだ。暫らくしてからポツポツと到着者が続いたが、人数を数えると2人足りない。しばし到着を待っていると、東西のアンカーが仲良く揃って登ってきた。時計を見ると歩き始めて約40分、ガイドを見るとコースタイム通りだ。最後の2人が遅いのではなく、前が早すぎたという事だろう。
ゲレンデのトップから先は、いよいよ登山道となる。平坦なアップダウンを繰り返しながら、徐々に高度を上げていく。樅、檜などの常緑樹と樫などの落葉樹が交互に現れ、歩いていて飽きない道が続いている。所々ある名前の付いた岩を後に登ってゆくと、残雪が現れ始めた。アイゼンが必要な程でもなく、つぼ足でゆっくりと登って行くと、ダナ林道奥から上がってくる登山道と天ノ岩戸で合流した。
●残雪を踏んで山頂に
天ノ岩戸から先は、平坦な道となる。残雪の上を踏み跡が錯綜していて、コースがわかりずらい箇所もあったが、樹林帯を抜けドウダンの群生地を抜けると、山頂広場に到着した。以前来た時には、櫓の展望台が立っていたが、今は解体されていた。山頂周辺は樹林に囲まれ展望が今ひとつであるだけに、展望台となっていた櫓が解体されていたのは残念だ。山頂で記念撮影をした後、同じルートで下山した。
●甚佐衛門
今日の宿は平村の「甚佐衛門」、位山の麓にある素朴な宿だ。6時過ぎに始まった山菜料理を肴にした宴会は延々と続き、9時過ぎには囲炉裏ばたに場所を移動。「臥竜桜」と言う地元の酒を飲んだ後は、広間の棚に並んでいる果実酒を順番に味見する。翌日は登山が無いと言う気安さも手伝ってか、長期戦となった宴会が終わったのは一時過ぎであった。
●臥竜桜と高山の屋台
翌日は、平村の銘木「臥竜桜」を見に行った。宿から5分程の場所で、高山線の飛騨一ノ宮駅の直ぐ裏手にその桜は生えていた。斜面に沿って竜が臥せている様からの名前だが、今では二本になっている木が伊勢湾台風で折れるまでは繋がっていたと言うから、それはとてつもなく巨大な一本桜だったのであろう。樹齢は1000年を越えると言う。桜は満開で、一番見頃の日に臥竜桜を見る事が出来た。
臥竜桜を見物してから高山に移動すると、丁度屋台の市中曳き回しが始まるところであった。高山祭は前の週であるが、今年は高山市合併記念事業として、我々が訪ねた祭りの翌週も名物の屋台が市中を曳き廻される。満開の桜と屋台の取り合わせは絵になる光景だ。この日は10台の屋台が曳き揃えとなった。陣屋の前で待っていると、市中から曳かれて来た屋台が何台も集まってきて、順番にカラクリ上演が行われた。三番叟と石橋台のカラクリを見たが、なかなか見事なものである。普段は見る事が出来ない屋台の曳き回しを、満開の桜と供に楽しむという贅沢で締めくくった、位山の山行であった。皆さんお疲れ様でした。
2005年のカタクリ会山行は天候に恵まれない。2月、3月の定期山行は何れも雨で流れてしまった。そして漸くこの4月、2005年第一回目の山行を行う事が出来た。当初は関東の里山を歩く計画にしていたのだが、今回は初の試みで大阪の山登りの会と合同の山行を開催する事となった。候補となる山が幾つか上がったが、距離的に東西の中間に位置すること。適当な宿がある事。登山のほかに季節感を楽しめるイベントがある事等の用件から、飛騨の位山に登る事にした。初日に登山をして、夜は麓の宿「甚佐衛門」で大宴会。翌日は樹齢1000年の古木「臥竜桜」を見物してから、屋台の曳き回しがある高山を見物しようという盛沢山の計画だ。参加者の中には、山よりも桜と屋台の方を楽しみにしていた人もいたに違いない。
予定どうり登山口のあるモンデウススキー場の麓に12時集合、装備を整えてから、東西のメンバーの初顔合わせ。自己紹介をしてから出発だ。位山へは3年前に登った事があるが、この時はダナ平林道の奥まで車で入り、此処から巨石郡コースを登り1時間程度で山頂を踏んだ。今回は林道が崩落しているとの事で、スキー場からのルートを取ることになった。
●ペース色々ゲレンデの登り坂
斜面いっぱいに広がるゲレンデの右端に、登山道が設けられているが、この道は斜面を直登していて結構な斜度があった。普通の登山道ならばジグをきるのだが、この単調な登りは気分的にも結構疲れる。最初は固まっていた集団が、あっと言う間にバラけた。先頭はブッちぎりで大阪のO氏、20分とかからずゲレンデのトップに。何でもクロスカントリーで鍛えているそうで、今回参加していない東京の健脚(此方もO氏)と一度競わせてみたいものだ。暫らくしてからポツポツと到着者が続いたが、人数を数えると2人足りない。しばし到着を待っていると、東西のアンカーが仲良く揃って登ってきた。時計を見ると歩き始めて約40分、ガイドを見るとコースタイム通りだ。最後の2人が遅いのではなく、前が早すぎたという事だろう。
ゲレンデのトップから先は、いよいよ登山道となる。平坦なアップダウンを繰り返しながら、徐々に高度を上げていく。樅、檜などの常緑樹と樫などの落葉樹が交互に現れ、歩いていて飽きない道が続いている。所々ある名前の付いた岩を後に登ってゆくと、残雪が現れ始めた。アイゼンが必要な程でもなく、つぼ足でゆっくりと登って行くと、ダナ林道奥から上がってくる登山道と天ノ岩戸で合流した。
●残雪を踏んで山頂に
天ノ岩戸から先は、平坦な道となる。残雪の上を踏み跡が錯綜していて、コースがわかりずらい箇所もあったが、樹林帯を抜けドウダンの群生地を抜けると、山頂広場に到着した。以前来た時には、櫓の展望台が立っていたが、今は解体されていた。山頂周辺は樹林に囲まれ展望が今ひとつであるだけに、展望台となっていた櫓が解体されていたのは残念だ。山頂で記念撮影をした後、同じルートで下山した。
●甚佐衛門
今日の宿は平村の「甚佐衛門」、位山の麓にある素朴な宿だ。6時過ぎに始まった山菜料理を肴にした宴会は延々と続き、9時過ぎには囲炉裏ばたに場所を移動。「臥竜桜」と言う地元の酒を飲んだ後は、広間の棚に並んでいる果実酒を順番に味見する。翌日は登山が無いと言う気安さも手伝ってか、長期戦となった宴会が終わったのは一時過ぎであった。
●臥竜桜と高山の屋台
翌日は、平村の銘木「臥竜桜」を見に行った。宿から5分程の場所で、高山線の飛騨一ノ宮駅の直ぐ裏手にその桜は生えていた。斜面に沿って竜が臥せている様からの名前だが、今では二本になっている木が伊勢湾台風で折れるまでは繋がっていたと言うから、それはとてつもなく巨大な一本桜だったのであろう。樹齢は1000年を越えると言う。桜は満開で、一番見頃の日に臥竜桜を見る事が出来た。
臥竜桜を見物してから高山に移動すると、丁度屋台の市中曳き回しが始まるところであった。高山祭は前の週であるが、今年は高山市合併記念事業として、我々が訪ねた祭りの翌週も名物の屋台が市中を曳き廻される。満開の桜と屋台の取り合わせは絵になる光景だ。この日は10台の屋台が曳き揃えとなった。陣屋の前で待っていると、市中から曳かれて来た屋台が何台も集まってきて、順番にカラクリ上演が行われた。三番叟と石橋台のカラクリを見たが、なかなか見事なものである。普段は見る事が出来ない屋台の曳き回しを、満開の桜と供に楽しむという贅沢で締めくくった、位山の山行であった。皆さんお疲れ様でした。
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2005年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
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筆記用具
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