那須岳
- GPS
- 03:22
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 448m
- 下り
- 510m
コースタイム
- 山行
- 2:29
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 3:19
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
11時頃の駐車率は9割。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所なし |
その他周辺情報 | 鹿の湯 500円 洗い場はないが、泉質が素晴らしくお肌がすべすべになる。 また、41度、42度、42.5度、44度、46度、48度と様々な温度のお湯を楽しめる。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
|
---|
感想
日曜日はお天気が悪い予報だから、日帰り山行を計画。
当初の計画は、薬師岳。
折立まで頑張って運転していくプラン。
だが、目が覚めると深夜1時過ぎ。。。
もう間に合わないと分かり、即二度寝。
朝、7時過ぎに目が覚めると、今から登りに行けるお山は、どこだろうと頭の中で考えを巡らす。
茶臼岳!
しょーくんに茶臼岳に行かない?と提案。
しょーくん快諾。
前は、「茶臼岳?興味ない」と言っていたのに、登山口まで行ってうっすら朝日岳の稜線が見えたことで、あの辺のお山に興味を持ったらしい。
家を8:45に出発。
11:00ころに茶屋駐車場に到着。
だが、しょーくん、トイレに行きたいらしい。
駐車場のトイレに行くも汚れていたらしく、ロープウェイのトイレまで下り、再度駐車場へ。
そんなこんなで駐車場出発は、11:25。
今日は、落雷予報。
15時までには下山したい。
だが、久しぶりに朝日岳も登れたら、嬉しいと思うわにこ。
初めは、樹林帯。
なだらかな階段が続く。
わにこにとっては、歩き慣れたルート。
そのため、歩くたびに写真を撮る回数が減る。
何か特徴的なものを見つけないとカメラを向けないのだ。前は、どこもかしこも新鮮に思えて、いろいろな写真を撮ったのに。。。
綺麗に花を咲かせるトリカブトにアゲハチョウご蜜を吸いにきていた。
画になるアゲハチョウとトリカブト。
樹林帯で写真を撮ったのは、この一枚だけ。
15分くらい登り続けると徐々に火山らしい地面になる。
周囲が開けて避難小屋が見え始める。
朝日岳から茶臼岳に向かう稜線は何度見ても素敵だ。
また、朝日岳から鬼面山はの稜線も好きだ。
なだらかな歩きやすい登り、周囲の景色を堪能できた。
だが、よくよく考えて左を見上げると、今にも落ちてきそうな石ころがたくさん。
今までは気がつかなかったが、このルートは落石注意なのではないか?と思った。
避難小屋に着くと、青空が出迎えてくれた。
登り始めた時は、雲がかかっていたのに。
らっきー❤
全く疲れていないので、避難小屋は中だけチェックして、スルー。
相変わらずきれいな避難小屋である。
以前に来た時(2019.10末)は、お天気が悪く寒かったために、多くの人が避難小屋で暖を取っていた。
それが、嘘みたいに今回は誰も避難小屋に入っていない。
茶臼岳へ向かう足取りは、先週の甲斐駒とは大違い。
登山口からおよそ1時間半で茶臼岳に到着。
しょーくんと2人で「先週の行程ならやっと笹平に着く所要時間だよ!なんて楽なんだ!」と笑う。
ピークにある1番高い岩の上で、休憩。
しょーくんは、わにこの背丈なんか考えてないんだと思う。
だから、1番高い岩の上を休憩場所に選んだんだと思うわにこ。
本人は違うと言い張っていたけれど。。。
今回の休憩は、前回の反省を生かして、しっかりとエネルギーになるものを食べる。
クリーム入りミニメロンパンを2つと明太子お握り。
でもさ、よくよーか考えると下山に1時間程度しか掛からないから、しっかり食べなくても平気なんだよね😅
こんな歩きやすいお山に来たときにたくさん食べてもね。。。
エネルギーが余っちゃう。。
休憩を済ませ、西の空に目をやると夏らしい怪しい雲が迫っていた。
あの雲、危ないねと2人で目を合わせ下山を急ぐ。
が、下山開始10分くらいで、しょーくんに異変が生じた。
わにこ「どうした?」
しょーくん「お腹痛い」
大丈夫と言いつつ歩くものの、もはやいつものしょーくんではない。
携帯トイレを持っているしょーくん。
わにこが、トイレするならこの辺しかないよと提案。
だが、しょーくんは、首を横に振る。
先に歩いててと云うしょーくんの要望に応えて、しょーくんの姿が見える範囲で先に歩くわにこ。
避難小屋に着き、ベンチに腰掛けるも、しょーくんの眼差しが普通じゃない。
そんな様子のしょーくんをみて、トイレを勧めるわにこ。
「避難小屋の裏とかさ、まだ、ここならギリギリトイレできそう」と云うも首を横に振るしょーくん。
でも、かなり辛そう。
そんな辛そうにするしょーくんをみたことはない。
「雷も近付いてるし、歩くかトイレしかないよ」と伝えると、しょーくんトイレを選択。
一緒に行こうか?確認すると、来なくていいとしょーくん。
そりゃそうだよな。。。笑
一人で避難小屋前のベンチで待つわにこ。
すると、那須岳の山岳救急隊?のおじさんが一人で朝日岳方面からやってきた。
茶臼岳はパトロールに行くのかと思いきや、西の空を眺める。
一人少し考え事をした後で、スマホをポケットから取り出す。
そして、これから茶臼岳に登ろうとしている人たちに雷が近づいていることを伝えた。
そして、避難小屋周辺で休んでいる人々にも「雷が近づいています!早ければ、あと30分程度できます!稜線での雷は、稲妻が横に走ります!」と警告してくれた。
休憩していた登山者は、その教えに従い、みな下山を始める。
一方、わにこは。。。
しょーくん待ち。
10分経っても、20分経っても戻ってこないしょーくん。
遂に救急隊のおじさんも下山を開始した。
わにこ、心配になりしょーくんに電話をかける。
が、圏外。
機内モードにしてるのかな。。。
雷も心配だが、しょーくんが滑落していたらどうしようかと心配になる、わにこ。
何時まで待とうか考えを巡らす。
先に車に行っていていいものか。
いや、先に下山はダメだな。
雷雲到達するまでに、しょーくんが帰ってこなかったら、わにこは避難小屋に入ろうと考えた。
そんなこんなを考えて10分くらい経った時にようやく、しょーくんの姿が、斜面の上に少し小さく見えた。
手を振るしょーくん。
わにこは、手を振り返す気にならない。
今までの心配を返せ。
そして、雷が来るぞ。
しょーくんが避難小屋に到着する。
一先ず、座ってもらい大丈夫そうなのを確認。
そして、しょーくんがトイレに行ってるときの出来事を話した。
しょーくんと、トイレできそうな場所を探したことや携帯トイレの話、キツかった話をしてくれたが、わにこは、それを遮る。
急いで樹林帯に入ろう!
下りは、20分もかからず、あれ?!もう登山口だよー!物足りないねー!と完了。
途中で、救急隊のおじさんを抜いた。
その時に、「さっきは教えてくれてありがとうございました!」と伝えると
おじさん「雷は怖いよね、あの中、登って行った人いたよ。。。」と。
おじさんの苦労が垣間見えた瞬間だった。
でも、英語でも雷が来ることを伝えていたおじさん、人の安全を守り、本当に凄いと思った。
車に戻り、しょーくんの続きの話を聞くと、「、お腹は痛いし、雷がごろごろと遠くでいってるし焦った!」とのことだった。
そりゃ、そうだよな。。。
お疲れ様!
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