東丹沢 鳥屋待沢右俣


- GPS
- 10:48
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,907m
- 下り
- 1,907m
コースタイム
- 山行
- 10:28
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 10:49
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ヒルの巣窟 最盛期! ブヨの大群襲来! サラテクト効きました。即死を狙うなら塩とジョニー |
その他周辺情報 | 林道はつり客の車でいっぱいでした。ここにこんな人がくるのか!と驚きました |
写真
感想
土曜に上越遠征しgankoyaさんと沢プランを考えていたが、発雷率100%で断念。日曜に仕事仲間と鳥屋待沢を遡行することに。ここは8年ほど前に梅雨の最中、4年前に晩秋遡行。2回とも左俣。前者はヒルの猛攻に出会い、東丹沢のヤバさを知った。後者は白滝沢と合わせ遡行し、紅葉で最高のシーズン。今回初めて真夏の遡行をしてきた。結果として、、、ヒルの猛攻は梅雨と変わらず。対処をしてもザックの置き場所に気を付けたり、忌避剤塗りなおしたりで快適とはいかなかった。ただ今回は、ブヨの襲撃がひどくサラテクトで防御していたものの数か所をやられ、今(翌日)も痒さが残る山行となった。
右俣(2級)は初であったが、沢の雰囲気は左俣と一緒だ。序盤は河原、ゴーロで退屈だ。途中から里山らしからぬゴルジュ地形となり沢登りの雰囲気が楽しくなってくる。アスレチック箇所が多く、まじめに全部こなすと水量によっては結構時間を食ってしまう。ルートの随所でセラドナイトの青さが目に付き美しい。スパっと切ったような岩面もこの沢の特徴だ。右俣に入るといきなり連瀑が続きゴルジュとなり暗い連瀑が立ちはだかる。なかなか雰囲気があってよい感じ。側壁も立ってくるが、その上葉っぱの茂り具合もスゴく、ジャングルのような雰囲気も感じる。分岐の後の核心となる涸滝は左も右も厳しそうなので右ルンゼから巻く。ただ小さく巻くのがかなり危険と見えたので、上部を巻いて懸垂作戦とした。ただ、上にいっても下からみるより悪く結局は脆い岩登りを強いられ苦労した。massyさんの突破で支点構築し20m2ピッチ懸垂で沢床に戻る。その後もなかなか厳しい登攀が続きお助け駆使しながら結構おなか一杯の内容であった。核心の巻きを除けば脆い斜面登りは左俣(2級下)とそう変わらない。暗くなりそうだったため、バリエーションの下りは取りやめ一般ルートで戻った事で結構時間を要した。(中盤、アトラクションに没頭し過ぎたかも)
鳥屋待沢は左も右も楽しいルートです。が、上部の岩のもろさは要注意。ルートを誤れば遡行グレードは、1/3、2/3と簡単にアップします。2級下の左俣も盛大に間違えれば体感2級上近くになってしまうルート取りもありえます。
4〜10月はヒル、7〜8月はブヨ地獄なので行かない方がよいと再認識出来ました(確信w)。たぶんもうこの時期は行かないであろう(笑)。
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