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Yamareco

記録ID: 252804
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ハイキング
奥多摩・高尾

ちょっこし沢登り!棒ノ折〜さわらびの湯

2012年12月16日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 東京都
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:23
距離
9.0km
登り
934m
下り
943m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:24名栗湖P-7:36白谷橋-9:16岩茸石-9:41権次入峠-9:59棒ノ折山頂10:23-10:33権次入峠-10:52岩茸石-12:32河又BS-14:47名栗湖P
その後さわらびの湯でのんびり
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2012年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
有間ダムの少し先にあるトイレ横に駐車した。
“山と高原地図2012版”に「P」マークが付いているので停めたが、停めて良かったのか……?
駐車可能台数は3、4台。トイレ寄りのスペースは障害者優先マークがついている。

白谷沢登山口の脇にある駐車スペースには7:40時点で3台駐車していた。
こちらのスペースは登るときには便利だが、帰りは河又BS方面に下りる予定だったので今回はパスした。

その他はさわらびの湯駐車場に停めるという人が多いようだ。駐車スペースは150台分ほどあり、今日は3割程度が埋まっていた。
さわらびの湯の駐車場の利用可能時間については不明(なので今回は使わなかった)。
コース状況/
危険箇所等
【白谷橋-岩茸石】
白谷沢を登って行く道。
登り始めは沢を左に見下ろしてどんどん上がっていくので、
「あれ?沢歩くんじゃないの?」
一瞬心配したが、藤掛ノ滝付近で沢のほうが一気に高さを稼いできて、沢を左右に渡りながら歩くようになる。
牢門は右岸に渡ってくぐり、階段状に組んだ石を踏んで登る。
白孔雀ノ滝の付近では鎖場があり、岩の欠けた角を足掛かりに登って行く。
その先は比較的ゆるい登りで、林道の手前で階段を上がると林道脇に屋根付きの休憩所がある。
休憩所から先は尾根を目指す丸太階段が続いており、枯葉が積もっていて歩きにくい箇所もある。
尾根に出る前に道は左方向へ折れ、斜面を横伝いに岩茸石まで続く。

【岩茸石-棒ノ折】
岩茸石からゴンジリ峠方面に向かうと、歩きやすい尾根道が続く。
ゴンジリ峠直前辺りで丸太階段が設置されている登りになるが、階段はところどころ崩壊していて歩きにくい。
階段を避けると泥道で滑りやすく、なかなか面倒。
ゴンジリ峠を過ぎ、棒ノ折を目指していくと、
「旧道は植生回復中。並走する林の中の道を行きたまえ」
との案内があるので木の根がウネウネしている林の中を歩く。
棒ノ折山頂は泥いっぱいなので気になる人はスパッツを。
山頂は広く、休憩スペースやベンチが何箇所かある。北側の展望が良く、今回は日光男体山や筑波山、スカイツリーなども見えた。

【岩茸石-河又BS】
尾根伝いに下っていく道。
前半で林道と3度交差する。曜日にも寄るのだろうがバイクが頻繁に通ることがあるので横断時は注意。今回は3箇所全てでバイクと遭遇した。
中間付近で尾根の右側に下っていき、あとはひたすら下り道が続く。
木の根の段差が大きかったり、ザレていて滑りやすかったりと、面倒くさい下りが多い。
「発砲注意」の標識が右手に見えるとゴールは間近で、お墓の裏を通って民家脇に出られる。
さわらびの湯に行く場合、ショートカットできそうな坂道(相生橋から食事処ゆきやなぎへ至る道)があるのだが、“立入禁止”の表示があったので通行を諦めた。

なお、今回の山行で参考にしたのは西武鉄道のハイキングマップ、棒ノ嶺である。
http://www.hikingmap.jp/hikingmap/bounomine01.html
1/25000のルート地図のPDFがダウンロードできるのでお勧め。
有間ダムの上を歩いて登山口を目指します
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有間ダムの上を歩いて登山口を目指します
朝もやの中の山は大好きです
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朝もやの中の山は大好きです
登山口から振り返った名栗湖
登山口から振り返った名栗湖
登山口脇の駐車スペースには3台(7:30くらい)
登山口脇の駐車スペースには3台(7:30くらい)
登ってしまうんだわのポーズで出発
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登ってしまうんだわのポーズで出発
おぉ、おおきいねぇ!
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おぉ、おおきいねぇ!
険しい箇所もありますがなんのその
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険しい箇所もありますがなんのその
岩割りの大木がいくつもあります
岩割りの大木がいくつもあります
藤掛ノ滝
沢登り体験ぽくなってきます
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沢登り体験ぽくなってきます
水はよく澄んでいます
水はよく澄んでいます
名も無き小さな滝がいくつも流れ落ちていきます
名も無き小さな滝がいくつも流れ落ちていきます
ちょwどう進めと……
ちょwどう進めと……
牢門に到着
あっさり登ってくれます。さすがレベルアップ後
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あっさり登ってくれます。さすがレベルアップ後
さらに険しい道が続きます。どう進むの?
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さらに険しい道が続きます。どう進むの?
奥には鎖場も
この程度の道は屁でも無いわ!と言ったかどうか……危なげなく登っていきます
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この程度の道は屁でも無いわ!と言ったかどうか……危なげなく登っていきます
一方こちらは変な形の木に夢中で……
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一方こちらは変な形の木に夢中で……
天狗ノ滝と白孔雀ノ滝を見逃しました……
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天狗ノ滝と白孔雀ノ滝を見逃しました……
「笑止!」とか言いながら登ってそうです
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「笑止!」とか言いながら登ってそうです
もはや難所は越えました
もはや難所は越えました
次はあの中に?!
次はあの中に?!
と思ったら横に階段がありました
と思ったら横に階段がありました
林道と交差する地点に休憩所があります
林道と交差する地点に休憩所があります
尾根を目指して軽やかに登っていきます
尾根を目指して軽やかに登っていきます
岩茸石に到着!「会いたかったよヌリカベ!」
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岩茸石に到着!「会いたかったよヌリカベ!」
尾根沿いにゴンジリ峠へ
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尾根沿いにゴンジリ峠へ
出発地点が見えます。ちゃんと車があるのを確認
出発地点が見えます。ちゃんと車があるのを確認
棒ノ折を目指して歩きます
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棒ノ折を目指して歩きます
山頂直前、並走する迂回路へ
山頂直前、並走する迂回路へ
山頂からは武甲山や
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山頂からは武甲山や
日光男体山、女峰山
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日光男体山、女峰山
うっすらと筑波山
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うっすらと筑波山
さらにうっすらスカイツリーなどが見えます
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さらにうっすらスカイツリーなどが見えます
パノラマにしてみました
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パノラマにしてみました
大自然の気をバナナに取り込みます
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大自然の気をバナナに取り込みます
山を伝わり足を伝わり腕を伝わりバナナを通じて生命の波紋を感じる!
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山を伝わり足を伝わり腕を伝わりバナナを通じて生命の波紋を感じる!
貴様その疲労を癒すために何本のバナナを喰らったァー!
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貴様その疲労を癒すために何本のバナナを喰らったァー!
お前は今まで食ったバナナの本数を覚えているのか?
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お前は今まで食ったバナナの本数を覚えているのか?
お約束を済ませたところで岩茸石まで戻ってきました
お約束を済ませたところで岩茸石まで戻ってきました
滝ノ平尾根を下ります。3度林道と交差
滝ノ平尾根を下ります。3度林道と交差
右は常緑樹、左は落葉樹がクッキリ分かれる尾根です
右は常緑樹、左は落葉樹がクッキリ分かれる尾根です
ただ何か下り道が面倒臭ぇ〜
ただ何か下り道が面倒臭ぇ〜
アスレチック跡(嘘)
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アスレチック跡(嘘)
これがあるということはゴール間近
これがあるということはゴール間近
謎の貯水穴……
お墓の裏を通り、民家の脇に出ればゴールです
お墓の裏を通り、民家の脇に出ればゴールです
のけぞりが足らないらしいですがゴールのポーズです
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のけぞりが足らないらしいですがゴールのポーズです
こんな橋を渡って歩いていくと
こんな橋を渡って歩いていくと
河又のバス停に到着
河又のバス停に到着
さわらびの湯の前では梅が咲いていました
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さわらびの湯の前では梅が咲いていました

感想

今回の目的は沢登り体験。
白谷沢ルートは沢登りっぽい道が楽しめるということで棒ノ折を選択した。
帰りに温泉に入れるというのも魅力的だった。
何はともあれ天気が心配だったが、見事な快晴に。
週間予報では降水確率40%と出ていたのに、なんだかんだと週末は晴れを引き当てている。
これで11週連続の山行である。今秋〜初冬はハイカーにとって天気に恵まれているね。

しかし、である。
問題はおっさんの体力のほうにあった。
4時に起きて準備して出発するはずが、目が覚めたのは5時半。この時点で痛恨の1時間半ロス。
うちのかみさんは予定通り4時に起きていたらしい。
「そんなら何で起こしてくれなかったのさ」
と言うと、
「あんたが『1時間くらいは遅く出ても大丈夫だから』って言ったからでしょ、このハゲ!」
と叱られる。どうやら寝ぼけて余計なことを答えていたらしい。

まあ、確かに1時間半程度の遅れは許容範囲となるような計画だったので、おっとり刀で出発。
しかし眠い。
気づいてみれば、携帯は忘れてきてるし、財布の中身はほとんどカラだし、なんか色々手抜かりの多い山行になってしまった。

目的の沢登りは、確かに体験な感じだった。
牢門の辺りとか迫力ある渓谷だし、何度も沢の上を渡ったし、ちっさい滝もたくさん見た。
面白い道だったが、もうちょっとボリュームが欲しかった。
どうも最近はかみさんもレベルが上がってきて、ちょっとした登り程度だと、
「……その程度か。笑止!」
とでも言いたげな目をするのだ。
例えるなら、そう、美味しい料理を食べたけど、お腹は一杯にはなってない、みたいな感じ。

あっという間にメインディッシュを平らげ、棒ノ折山頂についてみれば予定時刻を1時間過ぎた頃。
30分ほど巻き返したらしい。
山頂はすこぶる快晴で、遠く日光男体山や筑波山、スカイツリーなどが見渡せた。降水確率40%はどこ行った?
我々の他に3、4組のハイカーが居て、景色を楽しんでおられた。

帰り道は温泉目指してひたすら下った。
なんだろう、あの下り道の面倒臭さは。大きな段差が多かったせいか?
テンポよくスイスイと下りにくく、思い切り良く跳ぶのも滑りやすいので危ない。
結局一歩一歩を大事に降りるしかなく、これが面倒臭かったのかも。
たまに大きな段差があるくらいならアクセントにもなるけど、なんだかひたすら段差が大きかった気が……。

あまりに天気が良かったので、車に帰り着く頃には暑くてたまらなくなっていた。
さっそくさわらびの湯に乗りつけ、温泉で汗を流した。
思えば山登りの後に温泉というのはこれが初めてだったのでは?

棒ノ折はもう少し歯ごたえのあるイメージを持っていたのだが、なんだかあっさり過ぎて物足りない気分。
う〜ん、自分のレベルが上がってきてるってことなのか?
低山歩きでは満足できないって、なんだかそれはそれで寂しい気もする……。

登りは楽しい。
暖かい日だったので景色眺めながらの山頂での冷たいバナナは美味しかった。
下り大好きなんだけれど、林道を3つ横切った後の下りが長くて途中で飽きてしまった…
でもまだ歩き足りない感じする。
下山後の温泉は最高(*・ω・)ノ

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コメント

mizcreidさん、Mococo Freecloudさん、こんにちは!
山歩きに全く関係ないんですが
「あんたが『1時間くらいは遅く出ても大丈夫だから』って言ったからでしょ、このハゲ!」
に大爆笑しました。なぜかと言いますと、どこかで何度も聞いたことのある罵声だったからです

お山の後の温泉いいですね〜
うちはお山の後に温泉と美味しいものがないと満足できません

次のレコも楽しみにしてま〜す!
2012/12/18 10:11
kamehibaさん(*・ω・)ノ
こんにちは〜

寝ぼけた言葉を鵜呑みにしちゃってのんびりしていたら
「何で起こさないの〜〜〜」
って言うからびっくりしましたよ。

普通の温泉旅行の温泉とお山下りた後の温泉の気持ち良さはぜんぜん違いますね。
お山いってお腹空かせては美味しいものを食べ過ぎてしまうのが困ってしまいます
2012/12/18 12:00
私としてましては
初めまして、kamehibaさん。

“1時間くらい遅れても云々”なんて言った覚えは一切ございません!

あ、でも夢の中で
「コースタイム余裕あるから30分くらいは……」
とかちら〜〜っとだけ考えたかもしれません。

もしかしたら、ちょっとだけ、
「いや1時間くらいは……」
なんて思いもかすめた気がします……。

ひょっとしたら、すごく眠くて
「1時間くらい遅れて行ってもいいよ」
とか言ったかもしれません……(弱気)
2012/12/18 20:08
プロフィール画像
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