百尋ノ滝・川苔山・棒ノ嶺・高水三山
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- GPS
- 09:40
- 距離
- 25.4km
- 登り
- 2,334m
- 下り
- 2,515m
コースタイム
08:25 百尋ノ滝
09:40 川苔山(1363.3m)-09:55
10:25 踊平
10:45 日向沢ノ峰(うら)(1356m)
12:05 長尾ノ丸(958.4m)
12:30 槙ノ尾山(945m)
12:45 棒ノ嶺(棒ノ折山・969m)-13:15
13:20 権次入峠
13:35 黒山(842.3m)
14:35 岩茸石山(793m)
14:55 高水山(759m)
15:00 常福院
15:45 惣岳山(756m)
16:55 御岳駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
電車 06:50 奥多摩駅 バス(西東京バス) 07:02 奥多摩駅 07:15 川乗橋BS 【復路】 17:05 御嶽駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【川乗橋BS→百尋ノ滝】 BSからゲートで車両規制された舗装路を登ります。 右下に川を見ながらゆるやかに高度を稼ぎます。 細倉橋を渡ると右手にトイレがあり、その先から本格的な登山道になります。 木橋を幾つも渡り、小さな名もない滝が見られます。 道標に従って補助ロープのある階段を下りると百尋ノ滝のそばまで行けます。 滝は40m程の落差があり、水はきれいに澄んでいます。 【百尋ノ滝→川苔山】 初めは緩やかな登りですが、徐々に勾配がきつくなります。 途中分岐があり、足毛岩の肩経由で川苔山山頂へは1.8km、もう一方は1.5kmと表示があり、さらに地図では、足毛岩経由で行くと急坂と書かれています。 距離の短い方を行くと、曲ヶ谷北峰の十字路を経て川苔山山頂に到着します。 山頂は、ベンチが3つ設けられ、西の方角が開けており、富士山も望めます。 【川苔山→棒ノ嶺】 日向沢ノ峰を経由して棒ノ峰を目指します。 曲ヶ谷北峰からアップダウンを繰り返した後、ゆるやかな下り気味の登山道が伸びています。 日向沢ノ峰の直前で巻き道と分岐し、急登の先が頂上です。 日向沢ノ峰を後にすると、蕎麦粒山方面への分岐を経て、急降下がしばらく続き、その後は樹林に囲まれた長くゆるやかな登山道が伸びています。 長尾ノ丸、槙ノ尾山の手前で登り返し、棒ノ嶺に至ります。 棒ノ嶺には、あずま屋やテーブル、ベンチが設けられていて、北から東にかけて展望が開けています。 【棒ノ嶺→高水三山】 樹林帯の中に登山道が伸び、権次入峠、黒山で分岐し、名坂峠で2方向から合流して高水三山の1座目、岩茸石山への急登が始まります。 800mを切る低山ですが、都心までの展望が開けています。 高水三山の2座目、高水山へは岩茸石山山頂の急坂を下り、高水山の巻き道を経て山頂に至ります。 山頂からそのまま進むとあずま屋に続き、常福院の立派な建物が現れます。 常福院に隣接してトイレもあります。 トイレの脇から高水山を巻いて戻ることができ、岩茸石山も巻き道があります。 御嶽駅に向かう途中に高水三山の3座目、惣岳山があり、山頂には青渭神社の社があります。 |
写真
感想
【計画】
会社を休んで行ってきました。
休日は混雑するところを狙おうと、まだ行ったことのない百尋ノ滝をターゲットにしました。
また、都境を繋ぐ気まぐれプロジェクト?も決行しようと、日向沢ノ峰から東に向かい、黒山まで伸ばす計画です。
川乗橋からのアプローチは初なので、日出後から行動しようと、始発バスの次で向かう計画を立てて出発しました。
【百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)】
奥多摩駅から東日原に向かうバスに乗車すると、乗客の半分以上が川乗橋BSで降車する時があります。
百尋ノ滝を経由して、川苔山や蕎麦粒山に向かう方が多いと思いますし、実際、ヤマレコでも沢山紹介されています。
混雑するのは苦手なので、平日に行って正解でした。
バスも滝も貸切で、静かな山行を堪能できました。
滝を見た瞬間は、その迫力に圧倒され、吸い寄せられるように近づいて行きました。
細かいしぶきが顔にかかり、汗をかいた体に心地よく、クールダウンにもってこいです。
しかし、すぐに寒さを覚え、少し離れてしばし眺めます。
滝の上部は細く下部に向かって広がりながら滝壺に流れ込みます。
滝の左右の岩は、しぶきが凍って白くなって見えます。
落差の割には水量が少ないせいか、品があって美しさが感じられます。
人気があるのがわかります。
混雑を覚悟して夏に来る価値はありそうです。
【足音】
今回の山行で4種類の足音を楽しむことができました。
まずは枯れ葉を踏むカサカサ。
乾燥した葉は深く積もっているところもあり、わざと蹴散らすように歩いたりもしました。
前回の山行でもやったラッセル歩行です。
次にザクザク霜柱。
場所によっては長さが10cmほどもあり、踏み応えがあります。
初めのうちは見つけるたびに踏んでいました。
踏みつけるように歩いたり、ゆっくりと靴を乗せるように徐々に踏んだり・・・
子供のころにもよくやりました。
日なたでは下の土がドロドロになっていて靴が汚れてしまいました。
そして新雪のサクサク。
踏み跡のない雪は、イクラくらいの大きさの小さな塊になって凍っているところが多く、音とともに足裏に伝わる振動も何とも心地いい感触です。
凍っていると言っても、路面全体が凍結してツルツルになっている箇所はなかったのでアイゼンは使いませんでした。
最後に冷えて締った新雪のキュキュッ。
背筋が「ぞわーっ」とするような、寒さを感じる音です。
私としてはちょっと苦手な音と靴裏の感触です。
【高水三山】
岩茸石山、高水山、惣岳山はいずれも800mに満たない低山です。
惣岳山以外は展望も良く、短時間で登れるので手軽さも売りだと言えます。
ベンチなどもあって休憩するにもうってつけです。
なぜこの三山を「たかみずさんざん」というかは、勝手な想像ですが、言いやすさから来たのかなと。
「いわたけいしさんざん」って言いにくいですから。
今回も思い出に残る山歩きを楽しむことができました。
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