尾鷲一撃成らず
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- GPS
- 10:01
- 距離
- 30.8km
- 登り
- 3,173m
- 下り
- 2,541m
コースタイム
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 10:01
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 夢古道の湯700円(JAF割引なし) |
写真
感想
月が燦然と輝く快晴の夜空。お天道様が眠っている間にどこまで行けるかが勝負だと感じていた。
尾鷲一撃!
なんと勢いのある響きだろう。尾鷲トレイル37kmを一気に踏破する男気に満ち溢れた素晴らしい響きだ。
過酷な旅になることは百も承知。だが、尾鷲の一撃はその覚悟をも上回るパワーでチャレンジを跳ね返してた。
1kmごとに表示される尾鷲トレイルの道しるべ、今回は25kmの看板を最後にリタイアすることとなった。
水切れで終了
ペットボトルの底に少しだけ残る気の抜けた温いコーラを飲み干し、チャレンジは幕を閉じた。
尾鷲は一撃にして成らず。再チャレンジのために書き留めておきます。
■もぐもぐ類
[水分は約3リットル持参]
・ストロー付きボトル750cc
・飲みかけ炭酸水250cc
・凍らせたペットボトル500cc
・凍らせたフラスク500cc×2
・凍らせたコーラ500cc
・これに麦茶500ccがあれば行けたかも。
[食料(使用数/持ち込み数)]
・ジェル 適当に5つくらい、エブリサポート2本、MAGMA1本
(アミノ酸系もちょっとほしい)
・パン ミニチョコクロワッサン(2/5)
ランチパック[ビーナツ](1/2)
ランチパック[焼きそば](1/2)
塩豆大福風蒸しパン
・おやつ 果汁グミ(いちご、ぶどう)→これは正解。ミカンを2個でもよい。
塩分チャージタブレット(5/20)
■旅の顛末
・夏の終わりの思い出に「尾鷲一撃」を思いつき、@shintaro_03が参戦を表明してくれたので、一撃に突入を決意する。
・事前予習で水場は1ヵ所のみ。10劼1L消費すると計算して3L準備する。
・前日から準備してた麦茶を忘れる。これは痛かった。
・車をゴール地点にデポし、スタート地点まで約6km走って向かう。スタート地点に到着した時は既に滝汗の汗だくでビチャビチャ。結果的に、この発汗によるダメージ最後まで響いていたと思う。車からスタートまではチャリで行けばよかったと反省。
・少しでも暑さを凌ぐため、凍らせたフラスクとペットボトルを背中に担ぐ。これは正解だった。
・蜘蛛の巣が気になり、平地でペースを上げられなかった。後に蜘蛛の巣だらけで全く気にならなくなるので、最初から思い切っていけばいい。
・象の背までは夜景を楽しむ余裕もあり、順調そのもの。そこから先が全く進まないジレンマで胃腸の調子も悪くなりキツかった。そういえば、象の背以降誰とも会わなかった。夏の尾鷲は山ではなく釣りに限る。
・久々にカロリーメイトを持参したが、必要以上に水分が欲しくなるので失敗したと思う。パンも喉を通らなくなるので、やっぱりゼリー系の補給食がいいかな。重くなるけど。
・動きを止めてはいけないと思いながら、発汗を抑えたくて時折腰を下ろして休憩したこともペースダウンの原因だったと思う。動き続けながらリズムをつかんでいきたいところ。
・木陰で腰を下ろし、気持ちいい風に吹かれながら休憩していると、いろんな虫たちがブンブン言いながら興奮したご様子で集まってくる。相当美味しそうな臭いがしているのだろう。どうぞ、気の済むまで集まっておいで。僕は疲れて虫を払う気にもならないよ。しかし、どさくさに紛れて刺してくるやつは許せない。痛いし、かゆいじゃないか。
・フラスクからストロー付きボトルに移し替えるときに水を500ccくらいこぼしてしまった。精神的にも痛かった。
・林道とクロスする25km地点を逃すとエスケープできないと思い、リタイアを決意。
・林道を下っていくと、水場を発見。給水して生き返ったが、再びトレイルに戻る気にはなれなかった。
・しかし、地図で確認すると、合流地点の夢古道の湯駐車場まで林道7km+ロード9kmだったので、トレイルに戻った方がよかったかもしれない。
・気持ちが切れているので、下りの林道も走れなかった。
・42号線に到着した時は炎天下の中を走る気になれず、温泉でくつろぎ中の@shintaro_03に迎えに来てもらった。大変申し訳ない。リタイアした時は自力で帰るべし。これも反省。
・温泉では水風呂が無かったので、水シャワーを浴び続けた。とても気持ちよかった。
・入浴後、尾鷲の海の幸をいただき、旅は終了。@shintaro_03には感謝しかありません。ありがとうございました。
再チャレンジは秋か冬がいいな。夏のリベンジは、、、無理です。
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