角田山 灯台〜此の入沢であのおじさんと!
- GPS
- 03:34
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 534m
- 下り
- 518m
コースタイム
- 山行
- 3:07
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 3:28
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道自体は良く整備されています。 ただこの時期は草が大きく成長して自然の逞しさをひしひしと感じました(^^) |
写真
感想
今朝の天気を見て急遽、角田山に直行!
膝の状態も良く灯台コースの自己ベストを狙って久々に記録を取りながら終始快適な山行でした。
最後にとても素敵な出会いがあり自分の中で絶対に残しておきたいと久々にレコアップします。
拙いのに超長文なので興味のない方は飛ばして下さい。
下りの此の入沢の最後の渡渉でひとりのおじさんが座っていました。
渡ろうとした私の足元に突き刺さる様な鋭い眼光を向けてただならぬ雰囲気…
こちらもよく見ると大小の石で山道整備をしている様なので声を掛けたら桜尾根を管理しているめちゃくちゃ怖い、あのおじさんでした!
お疲れ様です(^^)と挨拶して言葉を交わし始めて、気付くと30分くらい経ってましたが私にとっては本当に素晴らしい時間でした。
話の内容を要約すると以下の通りです。
(若干、ニュアンスや聞き取り違いなどがあるかも知れませんがご容赦下さい。)
・昔は尾瀬で管理をしていたがその後、依頼により桜尾根の管理を始めた
・50年くらい角田山を見ているが昔は見渡す限りの素晴らしい花畑だった
・花の百名山になってから登山道以外を歩く人が増えて素晴らしい花畑が激減したため、自ら管理出来る様に角田山の一部土地を購入した
・今も年間300日くらい角田山に入って管理を続けている。
・楽しんでいる登山者を怒鳴りつけるのは本意ではないが山の花を守る為にやむを得ない(優しい声だけでは絶対に守れない)
・登山中に怒鳴るひどいオヤジとしてネット上で有名なことは自分でも良く知っている
・山道脇の花は自ら移植しているが、それは花を守る為に目の届く場所におく為である
・此の入沢コースの登山口近くの山道は身障者も訪ねてくれるので近くで見える様に山野草を移植している
※登山道近くに咲いている花は全て角田山に咲いているものだけを移植しているとのこと
・長年に渡り此の入沢コースの登山道の石積作業を続けてきたがようやく渡渉付近まで来た
※沢の石は鉄分が多く大変重いとのこと
・登山道以外に踏み入れた場合はこれからも容赦なく厳しく注意し続けるつもりである!
最後に「もしあなたもルール違反している登山者がいたら優しく注意してくれるとありがたいなぁ〜。でも俺みたいに怒鳴ったら絶対にダメだぞ!」と笑顔で言ってました。
私も以前、桜尾根でおじさんの大きな怒声を聞いたことがあります。
今回の出会いがなければ、悪い人ではないけど少し変わった頑固オヤジかなぁ…というイメージでした。
ルールを守ってる登山者は怒号に巻き込まれて本当に嫌な思いをされたと思いますが、おじさんもそれは承知の上での止む無い行動と知りました。
誤解されている方も多いと思いますが実は角田山をこよなく愛す、とっても優しいおじさんでした!
優しい瞳で笑った時に覗く1本だけの歯が何ともチャーミングで、今日の話と合わせていっぺんに大ファンになってしまいました(^^)
おじさんをよく知る登山者はネットでも応援してくれているとのことでしたが、今日から私も応援団の一員に勝手になりたいと思います(^^)
おじさんのお陰で本当に楽しく清々しい角田山を楽しむことができました!
また角田山のどこかでお会いできる日を楽しみにしてますよ!おじさ〜ん!
おはよう、densukeさん、keseraさん。
私も1度だけ話をしたことがあります。
この話はしたと思うけど…。
1人の若者を厳しく叱ってる声。
「うわっ!出た!これがそうか!」と思いながら登っていくと、若者が去って行く時でした。
ビクビクしながら「いつもおつかれさまです」と私。
これは正直、機嫌取りをした言葉でした。
「嫌な思いをさせて悪かった」と言われた時、いや…違うだろ!嫌な思いをさせてるのは山を守ってる貴方ではない、と思いました。
「いつも綺麗な花を守っていただいてて、有難いですよ」と友達が声をかけると気を良くして深いシワをクシャクシャにして、1本の歯を見せてニコッ〜ッ!と笑顔。
怖い声は本当にこの人から発するのか?と思うような笑顔でした。
densukeさんのように長話はしなかったけれど、ネットで中傷する人・悪くいう人、貴方にもこの笑顔を見せてあげたいと思いました。
今でも雪割草を盗む人、入ってはいけないとロープが張ってあるのに入る人、そういう人達が私達の誇りである新潟の角田山を壊してる。それを守ってくれてる優しい方なのです。
そりゃ〜怒鳴り声が聞こえると楽しい気持ちも萎えるし、ビクビクするし…でもおじさんが悪いわけではない!と分かってるから。
いい経験をされて良かったね♪♪
朝方は本当に涼しくて気持ち良かったもの。
猿毛岳を中止にしたのは、おじさんが導いてくれたんだと思うよ。
そんな中、私は近くのクワの木から飛んできた毛虫退治に追われてました(TT)
chacoちゃん お晩です。
昼間の毛虫退治でお疲れなのに長文にお付き合い頂きすみませんm(_ _)m
そうか!おじさんが導いてくれてたんだ〜
下りにkeseraが「沢が涼しいから〜」と初めての此の入沢コースを下りました。
なかなかの急斜面で上りはさぞかし辛いだろうなぁと思いながら渡渉に差し掛かったら…
眼光の鋭さにビビりながらも声を掛けて本当に良かった。
とても優しい眼差しで笑った時に口元に光る1本の歯もずっと忘れないよ(^^)
また一緒におじさんと雪割草に会いに行こうね!
こんにちは♪
人の出会いって不思議だよね。
怖いオヤジと聞いていたら、実は心優しい人だとかね。
今は、自然を保護しないとあっという間になくなると思うね。
最近、自然にあるものを探しているから余計にそう思うんだけど…
そうそう、シルバーウィークのあたり黒姫山なんてどう?
天気次第だけどね。
まだ未踏の山だけど…
コメントありがとう!
本当に自分の目で見て、耳で聞かないと人柄はわからないよね!
おじさんも色んな花が咲き乱れる花畑だらけの角田山からあっという間に花が消えたって憂いてたよ…
自然が大好きなnekoさんは日頃から実践してるけど、ひとりでも多く保護する意識を持つことが大事だなぁ〜と改めて実感しました。
黒姫山いいね!
未踏でもネイチャーガイドお願いしますよ〜(^^)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する