藤原岳(過去山行)


- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,158m
- 下り
- 1,165m
天候 | 雨 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
過去の山行記録です。
最近、百名山に行けなくなった代わりに三百名山の山々にターゲットを絞ることが多くなった。
藤原岳に登るのであれば、当然、三岐鉄道にも乗りたい。ということで例によって、青春18切符で大垣夜行に乗り込む。四人掛けのボックス席に途中から座れたものの、完全な睡眠不足となって名古屋駅へ。ここでダッシュで近鉄に乗りかえて、近鉄富田迄。ここより、三岐鉄道で西藤原に向かう。
もっとローカルな三岐鉄道をイメージしていたものの、結構モダンな車輌が来る。乗っているうちに納得。この鉄道は儲かっているのだ。石灰石の工場が沿線に立ち並んでいる(藤原岳が石灰石の山で削り取られているのを知ったのは後になってからである)。
西藤原より歩き始める。坂本の集落迄行き、白瀬峠に登る。登りの途中で思わしくなかった空模様が遂に雨となった。雨の中を峠に着いて驚いた。御西岳は真っ白だ。北鈴鹿は雪が多いと書いてあったがこれほどとは思わなかった。
峠より山頂(展望丘)を目指して歩き始める。
途中で気持ちよい高原遊歩と行った感じになるものの、風雨が強くてそれどころではない。
最高点の天狗岩に着くが寒くて休む気にもならない。既に雨は雨具を通してパンツの中迄入っている。
天狗岳よりの道がわからなくなってしまった。雨で視界が遮られて道も雪で隠されている。行ったり来たりしてうろうろしていると前から来る人がいてやっと道がわかった。
山頂近くの避難小屋が見えて来てホッとする。「あそこなら風雨が凌げそうだ」と思ったからである。ところが小屋の中は人がいっぱい、座る場所もない。立ったまま、パンをかじるが落ち着かない。結局、パンをひとつ食べただけで小屋を出た。
後は山頂の展望丘を往復して下山するだけである。
しかし、山頂は一旦、按部に下ってから登り返す上、また、その登りが結構急で大変である。息を切らせながらやっとの思いで山頂によじ登った。
やれやれ、これで下山できる。
大貝戸(西藤原)に向けて早足で歩く。電車の時間がぎりぎりなのである。コースタイムを大幅に短縮しなければ間に合わない。駆けるようにして登山道を下る。西藤原に着いて電車に飛び乗ったのは発車の10秒前であった。
後は名古屋に出て普通電車を乗り継ぎ、川崎に向かった。
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