(長崎)約50年ぶりの雲仙岳。海と島々と平成新山の眺め


- GPS
- 03:04
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 493m
- 下り
- 483m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
なお当日は、仁田峠から妙見岳へのロープウエーは、台風被害により運休していたが、修復作業中だった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されており、道標も多い。 |
その他周辺情報 | 山中に雲仙温泉郷(ホテル街)あり。日帰り入浴も可能かも(知らんけど・・) |
写真
感想
・ちょっと九州の実家に用事ができたので、四国から移動し、数日過ごしたが、その用事も一段落したのと、天気が良いので、前日は福岡の若杉山に登ってきた。この日は、天気予報は晴れのち曇りではあったが、久しぶりに雲仙岳へ行ってみることにした。
・雲仙は、約50年前、小学校の修学旅行でやってきたはずなのだが、ほとんど記憶も残っていないし、山には登らなかったように思う。観光地としては昔から有名だが、登山対象としては、頂上近くまで車で行けることもあり、あまり自分の中で優先度は高くなかったが、久しぶりの雲仙になる。
・仁田峠という駐車場(登山口)には、お昼ごろに到着。すでに標高は約1000mある。今日、あまり登るコースは明確に考えていなかったが、まずは最高峰の普賢岳(1359m)に登って「平成新山」を望み、あと時間があれば、妙見岳などへと周回することにした。
・普賢岳へは、まずは樹林帯の穏やかな山道、紅葉茶屋分岐からは、頂上部への急登で汗をかいた。
・頂上は、岩の多い広場状で、展望が良い。北側だけは雲が多いが、東から南側にかけ、すぐ眼下に島原湾の青い海が見え、その先には天草諸島や宇土半島、熊本市方面も望める。山頂から眼下に青い海や島々を臨めるのは、日本の山ならではの風景だな、と思う。
・普賢岳の東側には、1990-91年に噴火した際にできた、溶岩ドームの「平成新山」がそびえている。普賢岳より約100mも高い雲仙岳の最高峰(1483m)だが、登山禁止。赤茶けた岩がゴロゴロとした山で、山頂の一角からはまだ蒸気(湯気)が出ていた。生きている火山、という感じだ。
・その後はいったん、紅葉茶屋分岐まで下りて、妙見岳へと回る。急に雲が増えて、薄暗くなってきたし、登山者も少ないので、サクサクと歩く。展望も少なくなってきたが、西側の橘湾が太陽の光で金色に輝いているのは良い眺めだった。
・妙見岳山頂では、妙見神社でお参りして、(ロープウエーは運休なので)、歩いて登山口に戻った。
・雲仙は、昭和っぽい観光地のイメージが強く、これまで、あえてこの山に登ろうとは思ってなかったが、登ってみると、海や島々の眺めが良く、また荒々しい平成新山をまじかに見れたのも良かった。
阿蘇山からの普賢岳は宮本武蔵が修行した山と重なり存在感ある山です❗☺️
昭和には栄えた雲仙の温泉町も廃業したホテルが乱立していて時の流れの無情を感じますね‼️😖
ネコさん、コメントありがとうございます。
ネコさんたちも、先日の連休には、九州の山々を堪能されてましたね。
故里の九州を離れて、はや35年。
九州は石鎚山脈のような山脈は少ないんですが、火山が多いので温泉も多く、またそれぞれの山から色んな景色が楽しめるのが、九州の山の良さだなって、a改めてわかりました。
雲仙は、観光地としては寂れていますが、山歩きを楽しむには、むしろ今の状態が良いようにも思いました。ロープウェイも廃止しても良いぐらいです。
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