奥秩父の三峰(妙法・白岩・雲取山)〜三条の湯


- GPS
- 21:05
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 2,441m
- 下り
- 1,948m
コースタイム
3日 テン場発4:40〜雲取山5:10〜三条の湯6:55〜お祭
過去天気図(気象庁) | 2004年05月の天気図 |
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アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
「人生の暖かさを示唆してくれる五月の奥秩父の自然」に浸ろうなんて、なかなか美しい動機じゃぁないですか。けどテントを背負って登り2000mはきついものがありましたな。3日朝は霧がかかり三条ダルミでは雨も当たってきたので飛龍をカットしてお祭に下山。霧に霞むシラビソ原生林の中の歩きってのは確かになかなかいい感じ。 |
感想
5年後に思い出しながら感想を書くというのもなかなか面白いものである。
池袋を多分8時6分の直通に乗りますと1180円で三峰口に10時ころ着き、5号車先頭に乗っていると一番改札に近い、というのはパスに座るため。満車で出発して大輪まで300円で10時30分下車。橋を渡りケーブル駅の左手から静かな登山道に入る。途中の沢筋でおにぎり1個食べて休憩。
12時25分に観光客で賑わう三峰神社脇の展望台に着く。売店脇を過ぎて左へ妙法分岐を入りコブを一つ越えれば左へ妙法ヶ岳。山頂はとんがって狭いけどなかなか高度感があって怖いくらいだ。
西に戻って分岐を南西に巻けば霧藻方面の道に合流する。一休み。霧藻の小屋を過ぎてお清平からの登りはきつい。テント含めて15kg背負っているのでペースが上がらない。白岩小屋の水場を確認して一登りで白岩岳。少し下って白岩あたりで鹿4頭を見る。ドッケの南を巻く道は冬に事故もあるが乾いていれば危険はない。長沢背稜と合流すれば広い登山道となる。日原への下りを分けて一登りで旧ヒュッテ脇を過ぎて雲取山荘16時55分。改築されてきれいだ。
尾根筋に一列のテン場は満杯なので東側に平地を見つけて設営し、水を補給し、小屋でビール一本500円で買ってくつろぐ。見晴らしもよくないのでベーコンラーメンと菊水二本のんで寝る。ちょっと寒いのでシュラフの中にレスキューシート入れたら汗がべとべとするのでやめた。すごい効果だ。
朝起きると随分夜露が多い。撤収して4時40分に出発して夜明け前の霧に巻かれたシラビソ原生林の登りは実に情緒がある。5時ころに陽が射すが5時10分に着いた山頂は曇りで展望は無く西に下るが三条ダルミで寒風強く雨粒も当たってきたので飛龍は諦めて三条の湯にくだる。7時15分に林道に出るが100台ほどずうっと路肩に駐車している。これから2時間も林道歩きかぁ・・と歩いていると下りのトラックが声をかけてくれて7時35分乗車して8時にお祭着。楽ちんだった。
バス時刻に間があるのでどんどん歩いて深山橋で臨時バスとすれ違ったので一つ先の何とかセンターで折り返しを待ち9時15分乗車。さすが臨時バス、がんがん飛ばして奥多摩駅9時40分の電車に乗ることができた。
東京も曇りで傘を持って歩いている人が何人もいるので、まあ悪天候で撤退したのもしょうがないかな。
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