(奈良)鎧岳 (麓から見ると素晴らしい山だが・・)
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- GPS
- 02:43
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 515m
- 下り
- 529m
コースタイム
- 山行
- 1:50
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 2:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
途中まで林道、中腹以降は山道。全体に杉林ばかりで、多少荒れた感じの道。なお所々に標識があり、助かった。 |
写真
感想
※この日、午前中は、曽爾高原、倶留尊山の軽登山。
曽爾高原Pに下山したのはまだ午後一時半。せっかくなので、来る途中に見えた、鋭い岩峰状の「鎧岳」に登ることにした。
・鎧岳の麓あたりまで車で移動したものの、登山口がはっきりしてなく、県道沿いにも駐車する場所は無かった。なので、細い車道をたどり、中小場集落の辺りまで進み、標識のある付近に車を停めて、登山開始。ここの標高はすでに約450mなので、残り 約450mほどの登り。
・それにしても、この付近から見上げる鎧岳の南面は、柱状節理が発達した標高差200mほどあるような岩壁で、素晴らしい。
・最近、山の地質にちょっとはまっているので、スマホにて「シームレス地質図」を見て確認すると、この山の地質は、中新世の流紋岩質溶岩(火砕流堆積物)であり、午前中に登った倶留尊山と同じ地質。溶岩台地が削れて残った「残丘」地形だな。
・登山道は、途中までは杉林の中の林道歩き、林道終点から山道になるが、周りはずっと杉林で、あまり気分良い山歩きではない。このあたりでは、「頂上ではきっと、大展望が待っているだろう」と期待して、汗を流しつつ登ってゆく。
・標高 約700mで鎧岳と兜岳とをつなぐ主稜線にでた。標識あり。登山者(下山者)一人。
時間があれば2個とも登りたかったが、もうすでに時刻は午後三時近い。今日は見た目がかっこ良かった鎧岳へ行こう。
・その先、わりと急な登りがあり、そこを登りきると、鎧岳の山頂に着いた。
・・・が、期待していた大展望は・・・無い!
山頂部は小広いが、その周りはほとんど杉の植林、南側、東側の一部は自然林だが、木々が生い茂っていて、展望はなかった。ガックリ、、、
・帰りは、時間も夕方になってきたので、サクサクと同じ道を下る。
・麓付近の分岐で、来た道と違う道を行くと、「村の鎮守様」みたいな古い神社があった。さびれた感じで、もう神様はここには鎮座してないような感じだった。
・その先、登山道脇に、やたら古い空き缶、空き瓶がまとまって捨ててある。「森永ネクター」缶やら「UCCミルクコーヒー」缶なんて、昭和時代のものだな。登山者がこれだけまとめて捨てるとは思えないので、集落の人達が昔々に、不燃ゴミとして、捨てていたんだろうな、と思う。
昭和とはそういう時代だった、と思い返す。
・登山口まで日が落ちないうちに無事戻れた。
と、麓からは、さっき登ってきた鎧岳も、兜岳も良く見える。
まあこの山は、下から見る分には素晴らしい山だった。
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