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Yamareco

記録ID: 2589384
全員に公開
ハイキング
奥秩父

十文字山(97/関百)・三国山:大岩と樹林の表情豊かな三国尾根を北上、半袖隊長、川又BSから秋山BSへ(梓山BS基点周回)

2020年09月21日(月) ~ 2020年09月22日(火)
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 埼玉県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
25:47
距離
30.7km
登り
1,359m
下り
1,349m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:58
休憩
0:36
合計
4:34
距離 12.3km 登り 855m 下り 150m
11:17
19
川又バス停
11:36
30
12:06
12:07
61
13:08
13:17
28
13:45
13:46
65
14:51
10
15:01
15:13
9
15:22
15:35
16
2日目
山行
5:50
休憩
0:42
合計
6:32
距離 18.4km 登り 505m 下り 1,201m
6:33
2
6:35
16
6:51
6:54
23
7:17
7:24
32
7:56
8:00
44
8:44
8:46
46
9:32
9:42
25
10:07
10:15
16
10:31
10:34
16
10:50
10:53
106
12:39
12:40
19
12:59
13:00
5
13:05
秋山下バス停
[二日間の累計値]
合計距離: 30.71km / 最高点の標高: 2056m / 最低点の標高: 1261m
累積標高(上り): 1695m / 累積標高(下り): 1671m
(標高グラフ機能の「SRTM標高」値を採用)

【参考文献book/記録
 ❶分県登山ガイド10埼玉県の山(山と渓谷社2016年3月5日初版)
  22十文字山・三国山:原始の薫り豊かな樹林と展望の尾根道を日帰りで二峰を往復
 (注)同書が基点としている三国峠へ通じる中津川林道は、がけ崩れ等のため、埼玉・長野両県のいずれの側からも車両通行禁止となっているので、上記プランは成り立たない。
 ❷tididiさん:2020年06月15日(月) 十文字山〜三国山(毛木平起点反時計回り周回) 
  https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2394265.html
天候 初日・二日目とも晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【往路】地元駅0532新宿駅05460629八王子駅06350854長坂駅09360943小淵沢駅10071051信濃川上駅1057bus1115川又BS
【復路】秋山下BS1308bus1327信濃川上駅13371422小淵14501714高尾駅[[train ]]北野駅調布駅下高井戸駅地元駅
(注1)bus川上村営バス:降車時支払い(現金のみ)信濃川上駅〜川俣BS400円/秋山下BS480円
(注2)小海線はSuica対象外
コース状況/
危険箇所等
コース状況【sign01paper
[総論]全行程を通じて特段の危険箇所なし。
なお往路て毛木平登山口に最も近いのは梓山BS であり、三国峠から下ってきた最初のBS も梓山である。
拙者が往路で川俣BS から歩いたのは既存歩跡(赤線)と接続させるため、また復路で秋山下BSまで歩いたのはバスダイヤに合わせて時間調整したため。
その結果、歩行距離が5.6kmほど長めになっており、梓山BS 発着の場合は約25kmほどに収まる。
\酲BS →梓山BS →毛木平
道路歩き。高原野菜(川上村特産品)出荷作業の作業車やトラックの通行が多い。
¬嗅敲植十文字峠(十文字小屋)
甲武信岳登山によく利用される一般道
十文字峠→三国峠
三国尾根伝いの樹林の道。眺望はないが、林相や苔の美しさは特筆もの。
基本は下りだが、小刻みなアップダウンが連続する。
途中の大岩やコブは、左から巻くケースが大半。
一本道のため道標は少ないが、赤いテープ類が随所に付けられている。
途中の岩の基部に桟橋、大岩の登降用に鉄階段が取り付けられているが、安定している。
踏み跡もそこそこ濃いため、道迷いリスクは低いが、拙者は   mPでうろうろしてしまった。
せ姐馥就三国山(往復)
途中に三ヶ所ある岩場は正面から乗り越える
セ姐馥就日本基橋
長い長い舗装林道歩き。大規模な土砂崩れのためクルマは通行止め。
その修復作業箇所では工事作業員の指示に従い通行すべし。
道を塞ぐ倒木が何本かあるが潜ったり巻いたりそれぞれ。
ζ本基橋→梓山BS →秋山下BS
道路歩き。梓山BS手前と秋山中央BS前に商店あり。

★水場sweat02:十文字小屋の他に毛木平〜十文字峠間に2ヶ所、三国尾根にはない
★渡渉箇所wave:毛木平〜十文字峠間に3~4ヶ所、
★泥濘状況shoe:なし
★残雪状況snow:もちろんなし
★蜘蛛の巣 :ほとんどなし

☆半袖 タイム:ほぼ全行程(二日目の出発直後=十文字小屋〜十文字山のみ長袖)
★半袖 出会い指数:計測非対象期間
☆半袖 驚かれ指数:計測非対象期間
★入山者run
☆山行後体重libra:65.9kgぐらい(帰宅入浴後)
その他周辺情報 ★登山ポストpostoffice:毛木平駐車場トイレ
★駐車場parking:満車だったが…梓山BSから歩けます
★トイレtoilet:毛木平駐車場(無料)、十文字小屋(チップ200円)⇒必ず支払うべし
★携帯:ほぼ圏内
★食料調達処24hours:せず
★酒類調達処:せず
★お土産処present:買わず
★飲食店restaurant:寄らず
★温泉spa:寄らず
★宿泊施設hotel:十文字小屋:宿泊者5人(→前日は1人のみと)
 一泊二食8,500円 夕食17:30から朝食5:00から
 水(150円)トイレ(200円)缶ビール500円
小海線信濃川上駅から…
小海線信濃川上駅から…
信濃川上村営バスに乗車。
赤線繋ぎのため川又で降り…
信濃川上村営バスに乗車。
赤線繋ぎのため川又で降り…
前方には五郎山。
2
前方には五郎山。
背後には男山・天狗山。
3
背後には男山・天狗山。
川上村は花の街。
沿道には様々な花。
2
川上村は花の街。
沿道には様々な花。
そして高原野菜の街。
そして高原野菜の街。
秋山中央BS前には商店。
1
秋山中央BS前には商店。
まるそ農協?
蔬菜(そさい=野菜)の「そ」。
蔬菜取り扱いに特化した農協…川上村らしい。
1
まるそ農協?
蔬菜(そさい=野菜)の「そ」。
蔬菜取り扱いに特化した農協…川上村らしい。
梓山BS…本来の最寄りバス停。
近くに商店あり。
梓山BS…本来の最寄りバス停。
近くに商店あり。
白木屋旅館。
下山が遅れたらお世話になれます。
2
白木屋旅館。
下山が遅れたらお世話になれます。
どっきりカメラ。
上半身は何処へ?
3
どっきりカメラ。
上半身は何処へ?
往路は右へ。
下山したら左から戻って来る。
往路は右へ。
下山したら左から戻って来る。
最初の道標。
十文字峠まで9kmか…。
最初の道標。
十文字峠まで9kmか…。
野菜畑に囲まれた道を行く。
左正面が十文字山と三国山。
右奥に武信白岩山や三宝山。
甲武信ヶ岳はそれらに隠れて見えない。
右に金峰山への稜線が流れる。
4
野菜畑に囲まれた道を行く。
左正面が十文字山と三国山。
右奥に武信白岩山や三宝山。
甲武信ヶ岳はそれらに隠れて見えない。
右に金峰山への稜線が流れる。
振り返れば川上村北側に連なる尾根筋。
高天原山・東沢ノ頭・オソネかな?
振り返れば川上村北側に連なる尾根筋。
高天原山・東沢ノ頭・オソネかな?
毛木平駐車場。
川又BSから約8kmのアルバイト。
毛木平駐車場。
川又BSから約8kmのアルバイト。
登山届を出して…
1
登山届を出して…
ようやく登山口。
既に下山者がゾロゾロ。
ようやく登山口。
既に下山者がゾロゾロ。
千曲川源流を橋で渡って…
千曲川源流を橋で渡って…
渡渉…この後、数回あり。
しっかりと石組みされている。
渡渉…この後、数回あり。
しっかりと石組みされている。
丸太橋も堅固。
メジャールートなので整備ばっちり。
1
丸太橋も堅固。
メジャールートなので整備ばっちり。
右手に無名滝。
左側に水場。
喉を潤します。
1
左側に水場。
喉を潤します。
歩程30分毎の道標。
ここで十文字まで1時間30分。
歩程30分毎の道標。
ここで十文字まで1時間30分。
八丁坂をエッチラオッチラ。
八丁坂をエッチラオッチラ。
水場標示。
ここではあと1時間。
水場標示。
ここではあと1時間。
山腹をに貼り付く道も。
山腹をに貼り付く道も。
下り用のお助けロープ。
下り用のお助けロープ。
八丁坂ノ頭に上がってきました。
方向変換し…
1
八丁坂ノ頭に上がってきました。
方向変換し…
傾斜が一気に緩んでなだらかな登り。
傾斜が一気に緩んでなだらかな登り。
十文字峠に達すると…
十文字峠に達すると…
十文字小屋へはすぐ。
宿泊手続きを終えると…
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十文字小屋へはすぐ。
宿泊手続きを終えると…
カモシカ展望台へ。
カモシカ展望台へ。
途中の沢筋も水場。
途中の沢筋も水場。
小屋から10分で展望台。
う〜ん、こんな日もありますね。
3
小屋から10分で展望台。
う〜ん、こんな日もありますね。
戻る途中で乙女の森へ。
組まれた足場からシャクナゲを一望。
開花時は見事でしょう。
戻る途中で乙女の森へ。
組まれた足場からシャクナゲを一望。
開花時は見事でしょう。
十文字小屋の紹介。
囲炉裏と食堂。
7
十文字小屋の紹介。
囲炉裏と食堂。
マイ・ベッド。
水場…1ℓ50円。
冷えたビールは500円。
4
水場…1ℓ50円。
冷えたビールは500円。
簡易水洗トイレ。
とてもきれいです…女性も安心(^^)v
4
簡易水洗トイレ。
とてもきれいです…女性も安心(^^)v
外のベンチで一杯。
umunaruhodoさん・toshi8686さんと歓談。
4
外のベンチで一杯。
umunaruhodoさん・toshi8686さんと歓談。
17時半から夕食では三杯飯。
後姿がseterさん・右側がtozzanoさんでした。
7
17時半から夕食では三杯飯。
後姿がseterさん・右側がtozzanoさんでした。
seterさんに頂いた乾燥バナナ。
9時間かけてバナナ一本が目刺しサイズに。
日持ちし行動食にお勧めと。
ご馳走様でした<(_ _)>
2
seterさんに頂いた乾燥バナナ。
9時間かけてバナナ一本が目刺しサイズに。
日持ちし行動食にお勧めと。
ご馳走様でした<(_ _)>
5時から朝食では二杯飯。
5
5時から朝食では二杯飯。
料金表。
75歳とは思えぬ若さの女将さん。
お世話になりました。
7
料金表。
75歳とは思えぬ若さの女将さん。
お世話になりました。
6時半過ぎ…出発。
峠から最初はなだらかな登り。
6時半過ぎ…出発。
峠から最初はなだらかな登り。
ほどなく十文字山2072m。
関東百山96座目。
眺望は皆無。
3
ほどなく十文字山2072m。
関東百山96座目。
眺望は皆無。
奥秩父らしい苔生した道。
2
奥秩父らしい苔生した道。
同じく根っこが剥き出た道。
同じく根っこが剥き出た道。
同じく倒木の多い道。
同じく倒木の多い道。
同じくシャクナゲの道。
同じくシャクナゲの道。
のぞき岩の道標。
地形図1922m地点です。
のぞき岩の道標。
地形図1922m地点です。
近くの踏み跡に分け入る。
ここがのぞき岩だったのか…不詳。
近くの踏み跡に分け入る。
ここがのぞき岩だったのか…不詳。
三国尾根の岩場では基本的に長野側を巻く。
1
三国尾根の岩場では基本的に長野側を巻く。
う〜ん、マンダム。
2
う〜ん、マンダム。
何だったけなぁ???
君の名は?
2
何だったけなぁ???
君の名は?
両神山(右)から群馬・埼玉県界尾根。
2
両神山(右)から群馬・埼玉県界尾根。
広葉樹もあります。
う〜ん、マンダム。
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広葉樹もあります。
う〜ん、マンダム。
突然、弁慶岩が眼前にドーン!
こんなにデカいとは驚き。
2
突然、弁慶岩が眼前にドーン!
こんなにデカいとは驚き。
長野(左)側を巻くと丸太桟橋。
幅があるので恐怖心は低めです。
2
長野(左)側を巻くと丸太桟橋。
幅があるので恐怖心は低めです。
渡り終えた先の基部に道標。
渡り終えた先の基部に道標。
その先が展望地。
左端が十文字山かな?
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その先が展望地。
左端が十文字山かな?
振り返って)3連続の鉄階段。
(⇒山高地図にはハシゴとある)。
しっかりと固定され安心です。
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振り返って)3連続の鉄階段。
(⇒山高地図にはハシゴとある)。
しっかりと固定され安心です。
この岩場も長野側を巻き…
この岩場も長野側を巻き…
この道標で右折しシャクナゲ帯へ。
拙者は間違えて直進し暫く右往左往。
1
この道標で右折しシャクナゲ帯へ。
拙者は間違えて直進し暫く右往左往。
しかしその間に大展望。
最奥に見えるは八ヶ岳。
3
しかしその間に大展望。
最奥に見えるは八ヶ岳。
眼下に昨日歩いた川上村。
2
眼下に昨日歩いた川上村。
右手には梓白岩。
その先に無線中継所が見えます。
今からそこまで行くんですよ。
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右手には梓白岩。
その先に無線中継所が見えます。
今からそこまで行くんですよ。
反対側には両神山(左)
右の双耳峰は秩父槍ヶ岳でしょうか?
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反対側には両神山(左)
右の双耳峰は秩父槍ヶ岳でしょうか?
正規ルートに戻ると基部をトラバース気味。
正規ルートに戻ると基部をトラバース気味。
そして梓白岩がドーン!
突如として眼前に現れます。
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そして梓白岩がドーン!
突如として眼前に現れます。
長野(左)側巻き道には落石多数。
おっかなびっくり通過。
2
長野(左)側巻き道には落石多数。
おっかなびっくり通過。
尾根道に戻って安心。
肝心な所には虎ロープ。
そのまま行くと岩場を下れません。
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尾根道に戻って安心。
肝心な所には虎ロープ。
そのまま行くと岩場を下れません。
この倒木には困った。
右下に大回りして通過。
この倒木には困った。
右下に大回りして通過。
地形図1794mPには何もなし。
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地形図1794mPには何もなし。
埼玉県「緑回廊」看板から道型は安定。
埼玉県「緑回廊」看板から道型は安定。
明るい広葉樹の長い登りの先に…
明るい広葉樹の長い登りの先に…
悪石(あくいし)1850m。
名前の割には普通のコブでした。
2
悪石(あくいし)1850m。
名前の割には普通のコブでした。
緩急の坂を下って行くと…
緩急の坂を下って行くと…
梓山無線中継所。
今日は誰にも遇わないと思っていたら…
梓山無線中継所。
今日は誰にも遇わないと思っていたら…
埼玉県境歩きハイカー氏と遭遇しびっくり。
その意欲的な行程にまたびっくり。
埼玉県境歩きハイカー氏と遭遇しびっくり。
その意欲的な行程にまたびっくり。
いったん林道に降りた登山道はすぐに尾根筋へ。
1
いったん林道に降りた登山道はすぐに尾根筋へ。
埼玉県(大滝村)側入口には注意看板。
埼玉県(大滝村)側入口には注意看板。
三国峠はすぐ下です。
正面ピークは高天原山。
左奥には…
三国峠はすぐ下です。
正面ピークは高天原山。
左奥には…
八ヶ岳ですね。
三国峠で振り返って。
次は三国山へ。
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三国峠で振り返って。
次は三国山へ。
中津川林道は相当に荒れているようです。
中津川林道は相当に荒れているようです。
峠のトイレ(⇒一応、使用可)。
右脇から取付きます。
峠のトイレ(⇒一応、使用可)。
右脇から取付きます。
「40m先を左に折り返して(山高地図解説文)」
「40m先を左に折り返して(山高地図解説文)」
「尾根筋に出まる(同前)」。
林道建設で登山道が寸断されたからですね。
「尾根筋に出まる(同前)」。
林道建設で登山道が寸断されたからですね。
尾根筋を行くと岩場が鎮座。
正面から乗り越えます…巻き道なし。
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尾根筋を行くと岩場が鎮座。
正面から乗り越えます…巻き道なし。
岩場の上から東側展望。
シャクナゲ尾根から白泰山でしょうか?
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岩場の上から東側展望。
シャクナゲ尾根から白泰山でしょうか?
二つ目の岩場も正面から突破。
巻き道はありません。
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二つ目の岩場も正面から突破。
巻き道はありません。
岩場で足下に…踏んじゃダメよ。
君の名は?
1
岩場で足下に…踏んじゃダメよ。
君の名は?
その後はなだらかな広葉樹林帯を行けば…
その後はなだらかな広葉樹林帯を行けば…
三国山1834m。
限定的ながら西側の展望。
左側は方向としては金峰・瑞牆・横尾方面ですね。
限定的ながら西側の展望。
左側は方向としては金峰・瑞牆・横尾方面ですね。
三国峠に折り返します。
三国峠に折り返します。
ヘアピンカーブではショートカット(1)。
ヘアピンカーブではショートカット(1)。
ショートカット(2)…下に道路が見えますね。
ここでは約1km浮かしました。
ショートカット(2)…下に道路が見えますね。
ここでは約1km浮かしました。
倒木が5〜5本。
潜ったり巻いたり…対処可能です。
1
倒木が5〜5本。
潜ったり巻いたり…対処可能です。
土砂崩れ現場(1)。
まだ手付かずにて落石注意。
土砂崩れ現場(1)。
まだ手付かずにて落石注意。
土砂崩れ現場(2)。
復旧工事中にて作業員に声を掛けましょう。
周縁部を右回りで行きました。
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土砂崩れ現場(2)。
復旧工事中にて作業員に声を掛けましょう。
周縁部を右回りで行きました。
高原野菜畑に出てくるともう安心。
高原野菜畑に出てくるともう安心。
日本基橋。
毛木平へは左折、梓山へは直進。
バスには間に合いそうです。
日本基橋。
毛木平へは左折、梓山へは直進。
バスには間に合いそうです。
戦場ヶ原と呼ばれる一帯をポクポクと。
ナデシコ?
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戦場ヶ原と呼ばれる一帯をポクポクと。
ナデシコ?
トラノオ?
何だっけかなぁ?
君の名は?
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何だっけかなぁ?
君の名は?
アズサバラモミ…村の天然記念物。
他に同種のものがないそうです。
樹齢は約150年。
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アズサバラモミ…村の天然記念物。
他に同種のものがないそうです。
樹齢は約150年。
右手に扇平(ぜんぺい)山1700m。
山高地図に登山道が載っています。
1
右手に扇平(ぜんぺい)山1700m。
山高地図に登山道が載っています。
野菜畑と山並み。
「ザ川上村」でしょうか?
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野菜畑と山並み。
「ザ川上村」でしょうか?
梓山BSにトウチャコ。
まだバスが来るには時間があるので…
梓山BSにトウチャコ。
まだバスが来るには時間があるので…
もうひと歩き。
振り返れば十文字山(中)と三国尾根。
朝はあそこにいたんだなぁ…。
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もうひと歩き。
振り返れば十文字山(中)と三国尾根。
朝はあそこにいたんだなぁ…。
秋山下BSで手打ちとしました。
秋山下BSで手打ちとしました。
カラフルな小海線。
カラフルな小海線。
小海線から南八ヶ岳。
権現・編笠・西岳。
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小海線から南八ヶ岳。
権現・編笠・西岳。
中央線から茅ヶ岳・金ヶ岳。
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中央線から茅ヶ岳・金ヶ岳。
埼玉県の山…消込表。
残る9座は日帰り可能…頑張れば。
でも技術度3以上ばかりです。
お疲れさんとした<m(__)m>
3
埼玉県の山…消込表。
残る9座は日帰り可能…頑張れば。
でも技術度3以上ばかりです。
お疲れさんとした<m(__)m>

感想

今回の眼目は十文字山(関東百山/埼玉県の山)と三国山(埼玉県の山)。
歩行距離・累積標高差などの数値データ上では日帰り周回可能だが、拙宅から始発電車に乗ってもそれは無理なので、居心地のよい山小屋として知られる十文字小屋にて一泊し、余裕ある行程にした上で、ぬかりなくロード(道路歩き)での赤線繋ぎも行うことにした。

一昨年に小川山や男山、天狗山などを歩いて以来、信濃川上村に来るのは久しぶり。
登山口・毛木平への最寄りバス停は梓山だが、赤線繋ぎのため3.6kmほど手前の川又BSから歩き始める。
山懐に抱かれる川上村と言えば、レタス・白菜・キャベツなどの高原野菜。四方八方を山に囲まれた畑の中の道は楽しくポクポク歩く。もう涼しいだろうと思っていたが、直射日光が照り付ける路上歩きはやはり暑かった
しかし、途中、毛木平側から歩いてくる男女ペアハイカーとすれ違ってびっくり。
聞けば西沢渓谷から入山後、甲武信小屋でテン泊し、毛木平側に下ってきたのだそうだ。
毛木平からはみんなマイカー登山組ばかりかと思っていたら、そうでもないのですね。

川又BSから毛木平までは距離・約8km/標高差・約200m。
ウォーミングアップにはやや長いが、十文字峠(十文字小屋)への道に八丁坂の急坂はあるが、万人が歩く一級国道。
10年以上前に一度、甲武信ヶ岳からの下りで使ったことがあるが、ほとんど記憶は蘇らなかった。
想定していたよりは早めに十文字小屋に着き、受付を済ませ、せっかくなのでカモシカ展望台へ。
う〜ん、残念…谷の反対側は雲ばかりでした。

十文字小屋の宿泊者は拙者を含めて5人。
一人で切り盛りする女将さんの明るい性格のためか、とても居心地がよい。
聞けば本拠地は長岡(新潟県)だそうで、今年は週末営業のため、甲武信小屋で働く息子さんと共に、必要に応じて通っていらっしゃるそうだ。
また同宿のハイカーは全てヤマレコユーザー。
seterさんとtozzanoさんは夕食時の会話を盛り上げて頂き、umunaruhodoさん・toshi8686さんとは外のベンチでビール系飲料をチビチビしながら歓談させて頂いた。
皆さま、有難うございました。
(⇒山行記録のリンクを貼りました。)

さて二日目が今回のメイン。
標高差は少ないし、基本は下りだからもっと簡単な道かと思っていたら、小刻みな起伏(凹凸)や岩場の巻き道が多く、意外に大変だった。
しかし奥秩父らしい苔、カラマツ、シラビソ、シャクナゲ、倒木…などに溢れた道は変化に富み、表情が豊かな飽きがこない道だった。
またべんけい岩や梓白岩は想像していた以上に大きな岩峰で驚いた。
よくよくガイド本を見たら梓白岩には「道のないハイグレードルート」があったらしいが、とてもじゃないけど天っ辺に立てるなんて思いもしなかった。
三国尾根は5~6月にはシャクナゲ街道となり、さぞ、華やかなことだろう。
またもう少しすれば紅葉が彩る街道となるようだ。
今回は時季外れってことなのですが(-。-)y-゜゜゜
でもこの区間はホントに変化に富んだ道なのでお勧めです。

三国山はその名の通り埼玉・長野・群馬の県境をなしている。
その割にはほとんど展望もなく地味〜な山頂。
とりあえず10歩ほど群馬側に足を伸ばしたが、さらに踏み跡は続いているように見えた。

三国峠に戻ってから川上村(梓山BS)へは長い林道歩きだ(約9km)。
拙者は道路歩きに慣れているので、然程の退屈感はなかったが、マイカー登山口乗り付けタイプのハイカーには苦痛だろうなぁ。
オマケに台風被害で大規模土砂崩れが発生し、歩いて渡る(越える)のも大変な現場もあるし。
(注)事前に川上村役場に電話問い合わせしたら「歩くことは可能だが、工事現場では作業員と意思疎通を図って下さい」と。

お陰様で無事に梓山BSまで戻ったら、時間余りだったのでまだ先のバス停までもうひと歩き。
バス代が40円安くなったぞ(笑)

関東百山は残り3座(錫ヶ岳・荒海山・酉谷山)でもう少しだが、日帰り難関ばかり。
埼玉県の山は残り9座でまだまだだ…でも全て日帰りで行けるものの、技術度3以上の手強い山ばかり。
まぁ、ぼちぼち行こか(^^)v

【今回登った主な山】
★十文字山(じゅうもんじやま)2072m:初…関東百山(97座目)、分県ガイド(61座目)、静かなる山(52座目)
☆悪石(あくいし)1850m:初…無名峰
★三国山(みくにやま)1834m:初…分県ガイド(62座目)

お疲れさんどした<m(__)m>

  隊長

【十文字小屋で同宿した二組の山行記録】
seterさん・tozzanoさん
2020年09月21日(月)〜22日(火)
股の沢鉱山探検隊
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2593786.html
umunaruhodoさん・toshi8686さん
2020年09月21日(月)〜22日(火)
▲甲武信ヶ岳(毛木平から三宝山周回:十文字小屋泊)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2584221.html

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コメント

おー三国山でしたかー
隊長が久しぶりの小屋泊 と伺っていて
一体どこに出撃だろう と実はカズさんとテントで話してたとこでした
それとは別に、カズさんの埼玉分県潰しでの三国山攻略のことも話していて
その二つが繋がったとは、実にビックリのレコでした
2020/9/24 19:25
cyberdocさん
お早うございますm(_ _)m
今年はコロナ渦対応で都県境越え自粛に加え、7月は長雨、8月は猛暑、9月は台風。
皆さん、山行計画を立てれども、思い通りにはならないシーズンかと思います。

拙者も関東百(2019)や栃木・山梨・埼玉・東京の分県ガイドを意識しながら、日の長いうちに歩く山、山小屋が営業中に登る山、バス・ダイヤの関係で週末/平日に行く山などに仕分けていますが、なぜか東京多摩ナンチャラ百ばかり増えてしまいました。

その中で今回は山小屋利用が必須案件。
9月初旬に電話してみたら、今季は週末(土休日)営業のみ、かつ予約制だと。
こりゃ、二日間とも晴れそうな時は十文字小屋に行くしかない❗……のが今回になった訳です。

三国山は三国峠から往復すれば50分ほどです。
しかし三国峠への林道は埼玉側からも長野側からも通行止め。
この措置は相当長引きそうです。
カズさんの地の利からすると埼玉側から中津川林道ですが、クルマは王冠キャンプ場までしか入れず、その先は通行止めです。
そこからくねくね林道を延々と歩くか?
帰りも同じ道かと思うと躊躇いますよね。
地形図に載っている林道から松尾尾根を辿るのがよいかもしれません。
但しかなりの玄人向きと思われます。

[[tee ]]隊長
2020/9/25 8:52
十文字小屋
こんにちわ。
十文字小屋は、いい小屋だと聞いていましたが、とても素敵な小屋ですね。シックな内装、女将さんのお人柄、お食事など、行ってみたい小屋です。シャクナゲの季節は、混むのかな。
宿泊者5名がヤマレコユーザーさんだったというのも、偶然!他の方のレコも読ませていただきました。楽しい時間だったと伝わりました。

三国山が埼玉県だとは知りませんでした。あの近辺は、長野県や山梨県だと思っていました。
道路歩き、お疲れ様です。
2020/9/25 9:59
3737さん
十文字小屋から毛木平までは一時間半もあれば下れますし、奥秩父縦走路からも外れているので、宿泊者はもともと多くないように思えます。
今回の男性二人組も、敢えて日帰りとはせず、次に備えたお試し宿泊だと言ってました。

三国山はその名の通り、埼玉・長野・群馬の県境です。
他にも三国山と名付けられた山は日本各地にありますね。
例えば山中湖の南側にある三国山。

その中でも甲武信岳と名付けられた三国山は別格なのでしょうね。
この山が山梨・埼玉・長野の三県境になります。

[[tee ]]隊長
2020/9/25 13:13
埼玉県の山 あと9座!
おこんばんは〜
十文字山&三国山登頂、お疲れさまでした〜
cyberdocさまのコメにもある通り、何処の小屋に泊まって何処を歩かれるのか噂してたんですよ

実は私、今年6月に十文字山のみ登頂したのですが、秩父川又から入山して十文字山に登り栃本へ下山という周回コースで18時間も掛かりました
半袖隊長のように川上村側からの周回すれば、三国山も合せて登ることが出来たんですけど、当時は土砂崩れ箇所の通行が困難だったので
で、現段階では三国山へ毛木平を基点に、隊長とは逆回りで周回したいなぁと計画を妄想していますので、本記録は大変参考になります

いよいよヤマケイ埼玉県の山もあと9座になりましたね
私、熊倉山へは様々なルートで7回登頂しておりますので、何かお力になれることがあれば仰ってくださいませ
あと矢岳も別ルートで2回登頂しております。

三国尾根は大変変化に富んだ楽しいコースとのこと。ますます歩きたく鳴りました

お泊まり山行、おつかれさまでした

追伸、とっても素敵な十文字小屋、私も大好きです。
2020/9/25 22:19
kazu5000さん
お早うございます。
6月の川又・栃本周回ルート、やはり大変ですよね。
十文字小屋で同宿した男女ペアはその日、川又から遡って来られた由。
苔むした道がとても素晴らしいと、盛んにお薦め頂きました。

小屋の女将さんは、赤テープをたくさんぶら下げてあるから道は分かるわよと。

一方で男性二人組は、カズさんコースを一泊二日で挑む時に備えた十文字小屋お試し宿泊なのだと。

みんなの輪が繋がりますねぇ(^_^(^o^)
但しカズさんレコを拝見すると安易な入山は厳禁ですね。

ランキング・リストを見ると、カズさんは63、拙者は62。
数字では大差がありませんが、中身を見ると、群馬県境に大ナゲシや政四郎山、槍ヶ岳などのヤバい系を残している拙者の方が苦しそうです。

熊倉山は、奥多摩・東日原からヨコスズ尾根・酉谷山・熊倉山・白久駅と縦走したいが、尾根道を下るのが安全かなどと思案中です。

東日原に30分早く着くバスがある週末限定プランですが、道迷いリスクに加え、日没リスクもあるので躊躇しています。

隊長
2020/9/26 8:50
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