小楢山 フフから小楢山〜大沢の頭周回
- GPS
- 06:11
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 978m
- 下り
- 962m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
フフ奥の登山口駐車場に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
母恋し道は特に危険個所はない。 幕岩は鎖があり慎重に登れば問題ない。 父恋し道は山と高原地図では破線になっているが、随所に赤い目印がつけられており問題はない。 ただ、やや踏跡が薄い場所がありガスっているときや降雪直後はわかりづらいかもしれない。 |
写真
感想
4日夕刻に奈良の実家から帰宅。嫁さんともども日曜の予定が空いていたので早速登山を計画。
当初は一之瀬から笠取山でも??と考えていたが、新年早々のヤマレコを拝見するとアプローチの林道が凍結とのことで、うちの車では無理。
天気予報がいいのでどこか眺めのいい山はないかと考えて、富士山の展望がいい小楢山に決定。
6日朝の4時に自宅を出て中央道で山梨へ。勝沼で下りてフルーツライン経由で登山口のあるフフ山梨へ。
登山口は地図だけ見れば少しややこしい場所だが、フフの看板に沿って走れば簡単にたどり着ける。
最奥に登山者用の駐車場があり6〜7台は止められるだろうか??
東の空が少し白み始めたばかりだが、すぐに準備をして6時15分にヘッデンをつけて出立。
駐車場先の獣よけのゲートを開け林道歩きから。
今回もヘルニアの影響で歩き始めから30分ほど左足がしびれる。
林道は樹林の中をほぼ一直線に進むが、終盤は傾斜が急になり結構きつい。
駐車場から2キロ強、約1時間で新たに工事中の林道とぶつかる。
小楢山の案内板がありここが登山道入り口ということになる。
登りは『母恋し道』を取る。登山道は樹林の中の枯れた沢に沿って緩やかに進む。次第に雪が現れるがアイゼンをつけるほどのことはない。七曲りの九十九折れを登り切ると小楢峠。ここは大沢ノ頭、小楢山、そして小楢山の巻き道を分ける四辻となっている。
峠から10分ほどで小楢山山頂。
真正面に富士山がどーんと出現。
以前は富士山しか見えな記憶があるが、南側の樹林が大きく伐採され甲府盆地を挟んで大菩薩から富士、南アルプスと素晴らしい展望。
気温は氷点下のままだが、風もなく日差しが温かい。
朝食を取らずに登ってきたので、丸太のベンチに腰掛けて富士山を見ながらいつものようにおでんうどんを作る。
二人で富士を独占しながらの食事はサイコーの贅沢だ。
山頂には1時間半くらい居たが後続者が来る気配は全くなし。
白樺林を抜け一杯水の方に下るが、北面は結構な雪が残っている。
一杯水から巻き道で小楢峠に戻る。
大沢ノ頭への稜線は両側が結構な角度で切れ落ちているが、樹林のせいかそうは感じない。
やがて左手の巨岩を巻くように進むと』幕岩』の標識。
鎖場をよじ登ると西側の展望が開ける。小楢山では樹林で見えなかった八ツが正面に聳え、八ツと南アルプスの奥には遠く御嶽も望める。
岩の上は結構広く、ここでお昼にしてもよかったくらいだ。
鎖場を慎重に下り、一登りで大沢ノ頭。
こちらの展望も素晴らしい。
山頂南側に松の木があり、富士山と松の縁起のいい組み合わせで写真が撮れる。
大沢ノ頭からの下りは『父恋し道』と呼ばれるルート。
羅漢岩や屏風岩といった巨岩をやり過ごした後、涸れ沢に沿って下る。日影は雪が残るがこちらもアイゼンをつけるほどのことはない。
山と高原の地図では『父恋し道』は破線ルートとなっているが、随所に赤い目印がつけられ、よほどの荒天や降雪のあとでもない限りルートを失うことはないだろう。
こちらのルートは石仏が多く、かつて信仰の道だったことが想像できる。
凍結した白雲の滝を過ぎればすぐに眼下に林道が見え、林道を左にとれば小楢山の案内板に戻る。
ここらの林道歩きが一番つらいところ。ダートならまだしもコンクリート舗装のため疲れた足にはきつい。
ようやく駐車場に戻れば、車は我が家のBMWだけ。
結局この日小楢山に登ったのはうちだけだった。
山頂からの素晴らしい展望、幕岩の鎖場、多くの石仏、楽しいルートなのに、どうして人がいないのか不思議で仕方がない。
オチャラけた丹沢や奥多摩よりもこの山の方がよっぽどいいぞ!!
帰路は勝沼ICが使えないので国道20号で大月に出て中央道で帰宅。
正月休み最終日だったけど高速は普段の平日よりもガラガラ。ストレスなく帰宅できた。
次の成人の日の三連休も天候が許せば山に行く予定。
どこに行くかは直前の天候次第。
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