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Yamareco

記録ID: 2604996
全員に公開
ハイキング
中央アルプス

誰もいない糸瀬山

2020年09月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:45
距離
7.9km
登り
1,052m
下り
1,046m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:21
休憩
0:24
合計
3:45
距離 7.9km 登り 1,052m 下り 1,062m
10:00
36
10:36
10:37
81
11:58
12:02
10
12:12
12:27
0
12:24
12:28
48
13:16
25
13:41
1
13:42
ゴール地点
天候 晴れのち曇り一時雨
過去天気図(気象庁) 2020年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口までの通常使う林道が通行止めのため大桑HPでは「越坂林道ルートのご利用をお願いします」とのことですが、この林道かなり荒れていて車高の高い四駆でないときついかも。尖った落石多くタイヤパンクにも注意です。
大桑HPからhttp://www.vill.ookuwa.nagano.jp/kankou/plays/chuuouarupusutozanntozannjouhounooshirase/itose_trekking.html
コース状況/
危険箇所等
標高1650M付近から登山道は深い笹の中にすっぽり隠れてしまいます。露があると上半身まで濡れてしまいます。帰り雨だったため下が見えず滑りまくりでした。この区間だけは遠慮したいです。また物見岩は梯子の先鉄のチューン梯子が梯子の役目を果たしていません、上部の木も腐りかけ、注意です。とにかくスリル満点です、身軽で登った方が良いでしょう。
須原駅から越坂林道を伝ってやっとここまできたといった感じ。
林道は始め狭く途中ガタガタ尖った石も多くヒヤヒヤしました。
2020年09月27日 09:54撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 9:54
須原駅から越坂林道を伝ってやっとここまできたといった感じ。
林道は始め狭く途中ガタガタ尖った石も多くヒヤヒヤしました。
ちょっと遅い出発、海抜870米 山頂まで180分とあります。
標高差1000m そこそこの登山ですね。
2020年09月27日 09:55撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 9:55
ちょっと遅い出発、海抜870米 山頂まで180分とあります。
標高差1000m そこそこの登山ですね。
初めは桧の若木の繁る暗い登山道を行って
2020年09月27日 09:58撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 9:58
初めは桧の若木の繁る暗い登山道を行って
ぐるりと右に旋回、尾根まで回りこんでの水平道、緑がまぶしい
尾根の取り付きまで15分程
2020年09月27日 10:25撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 10:25
ぐるりと右に旋回、尾根まで回りこんでの水平道、緑がまぶしい
尾根の取り付きまで15分程
尾根を100m登って平坦道を進んで1つめの急登は5分程で終了
標高1300m少し
2020年09月27日 10:31撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 10:31
尾根を100m登って平坦道を進んで1つめの急登は5分程で終了
標高1300m少し
緩やかな尾根を進んでいき
2020年09月27日 10:36撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 10:36
緩やかな尾根を進んでいき
ここから急登 30分ほど急登
2020年09月27日 10:48撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 10:48
ここから急登 30分ほど急登
ダケカンバや
2020年09月27日 11:26撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 11:26
ダケカンバや
木々の種類も多く目を楽しませてくれます
2020年09月27日 11:27撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 11:27
木々の種類も多く目を楽しませてくれます
ナギに出ました。標高1800近く
2020年09月27日 11:43撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 11:43
ナギに出ました。標高1800近く
正面は南駒か
2020年09月27日 11:43撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 11:43
正面は南駒か
さらに少し登って眺望点 安平路山かな
2020年09月27日 11:48撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 11:48
さらに少し登って眺望点 安平路山かな
越百山の稜線 左へ仙涯嶺
2020年09月27日 11:48撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 11:48
越百山の稜線 左へ仙涯嶺
南駒から空木にかけて雲、残念!
2020年09月27日 11:48撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 11:48
南駒から空木にかけて雲、残念!
ナギの圓鯏个辰胴圓ます。
2020年09月27日 11:48撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 11:48
ナギの圓鯏个辰胴圓ます。
眼下に伊奈川ダムが見えました。
2020年09月27日 11:52撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 11:52
眼下に伊奈川ダムが見えました。
やっと山頂です
2020年09月27日 11:57撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 11:57
やっと山頂です
さて、のろし岩に行きます。
岩の半分程までは梯子、その先は問題の鎖です。
2020年09月27日 11:59撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/27 11:59
さて、のろし岩に行きます。
岩の半分程までは梯子、その先は問題の鎖です。
岩の上で食事をと考えていたのでザックを背負ったまま登ります。ちなみの写真は降りるときのもの
2020年09月27日 12:19撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 12:19
岩の上で食事をと考えていたのでザックを背負ったまま登ります。ちなみの写真は降りるときのもの
古いアルミ梯子の先はチェーン梯子 上の取り付け部の木は腐ってその上のチェーン梯子は閉じています。
2020年09月27日 12:19撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 12:19
古いアルミ梯子の先はチェーン梯子 上の取り付け部の木は腐ってその上のチェーン梯子は閉じています。
ここは腕力で体を引き上げます
2020年09月27日 12:18撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 12:18
ここは腕力で体を引き上げます
ザックをおいてくれば良かった。
2020年09月27日 12:17撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 12:17
ザックをおいてくれば良かった。
その先は鎖1本だけまさにナイフリッジの岩場、すこし上まで行ったら跨げるがそこまでは腕力だけで登ります。
2020年09月27日 12:17撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 12:17
その先は鎖1本だけまさにナイフリッジの岩場、すこし上まで行ったら跨げるがそこまでは腕力だけで登ります。
振り返ると後方はこんな感じ、落ちたら・・・・
2020年09月27日 12:03撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 12:03
振り返ると後方はこんな感じ、落ちたら・・・・
岩場の50兒擁のスペースで休憩食事、風が無くてよかった。
2020年09月27日 12:03撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 12:03
岩場の50兒擁のスペースで休憩食事、風が無くてよかった。
岩上からの眺望 駒ヶ岳方面
2020年09月27日 12:03撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 12:03
岩上からの眺望 駒ヶ岳方面
木曽方面
2020年09月27日 12:03撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 12:03
木曽方面
空木-南駒-仙涯嶺は雲
2020年09月27日 12:03撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 12:03
空木-南駒-仙涯嶺は雲
越百山
2020年09月27日 12:03撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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越百山
安平路山付近
2020年09月27日 12:03撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 12:03
安平路山付近
帰りにわか雨、笹漕ぎ区間では何度も滑ってあちこち痛い、なんとか登山口まで降りてこられました。
2020年09月27日 13:40撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 13:40
帰りにわか雨、笹漕ぎ区間では何度も滑ってあちこち痛い、なんとか登山口まで降りてこられました。
下りの林道脇に咲いていた彼岸花
2020年09月27日 13:54撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 13:54
下りの林道脇に咲いていた彼岸花
問題の林道
2020年09月27日 13:53撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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9/27 13:53
問題の林道
林道上部の路面状態、下りはすんなりでした。
2020年09月27日 14:00撮影 by  PENTAX K-3, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
9/27 14:00
林道上部の路面状態、下りはすんなりでした。

感想

天気予報では南西部が好天の予報だったので、御嶽か中アの越百山あたりに登ろうかと思っていたが朝起きると中アは雲の中、うだうだしている内に時間が過ぎてしまったので手頃な山にしようと思い、木曽三山の糸瀬山に登ろうと家を8時半すぎに出発した。

登山口への林道が崩落のため越坂林道を行ったが、林道入口は狭く軽トラで来れば良かったと思った、その先も荒れていてタイヤがパンクしないかヒヤヒヤした。
レコを見ていても糸瀬山のレコは少なく、やっぱり登山口までのアクセス悪化が原因だろう。

登山口は閑散としていて先行者もいそうもない。10時から登り始めるのでかなり遅い出発になった。看板を見て山頂までは標高差1000mある、お手軽でもないなと思った。
最初は桧の若木がたくさん植えられ暗い登山道を少し上って、ぐるりと南へ水平道が続く、前回登ったのは6年前、思い出しながら進む。15分程で尾根の取り付きまで来て登りが始まる。少し登って緩やかな尾根道を行って「胸突き八丁」と言うには短すぎる急登を行き、「丸屋の鳥屋」という昔村人が鳥を飼っていたという平らな場所で一息ついて進んだ。

直ぐ先のまむし坂から本格的な登りになって1300mから票差300m以上登る。
そこからしばらく緩斜面になると笹の登山道は笹の背丈が胸元まで高くなって、登山道がわかりづらくなってきた。その上笹についた露でズボンが濡れて足元が不快になってきた。
進むにつれ笹は首まできて笹の海を泳いでいるようにかき分け進んだ。
足元に木の根や枝があったりして進む速度も格段に遅くなった。

人が登らないので登山道も荒れ、笹が伸び放題になっている登山道を進むのに嫌気が差した頃ようやくナギ付近にでてそこからは笹の丈も短くなって登山道が見えてきた。
眺望も出て越百山までは雲がかからなくて見えた。しばし海の中にいた気分がようやく浮かんできた感じだった。

ものみ岩は前回も登ったが、今回ザックのまま登ったので結構動きが取れず苦戦した。
ソロで登ると恐怖感もあってゆっくり眺望を楽しむような気分までにはならなかった。
そのうちに岩の上にいると急に黒い雲がやって来ていきなり雨が降りだしてきた。滑ったら大変なので直ぐに岩を降りてカッパを着て下ることにした。

帰りは笹海の下りで何度も尻餅をついた。モンベルのグリップの良い靴も今回ばかりはよく滑った。天候が回復してきたので1300m程まで下ってカッパを脱いでようやくさっぱりした気分で下って来た。登山口まで下ってほっとしたら雷鳴がした程なく大雨となった。

まったく人に会いそうもない山行は静かと言うより寂しい気がした。林道が復旧して上部の笹苅が終わらないと、これからもなかなか登る人も少ないだろうなと思った。それにものみ岩のあの梯子も心配だ。

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コメント

のろし岩
y-uranoさん、こんにちは。
はじめましてでしょうか?

ザックを背負ってのろし岩に登ったんですか。
凄いですね。
自分が登ったときはさすがにザックは下に置いて、カメラだけ持って登りました。

自分は2年前の10月末、鹿島神社から登りましたが、マイナーなのは相変わらずみたいですね。
↓そのときのレコ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1620627.html
のろし岩からの展望はなかなか素晴らしいものがあると思うのですが・・・。

お手軽という意味では、同じ木曽三山の風越山のほうが勝るかな?
2020/10/2 12:20
Re: のろし岩
MonsieurKudoさん こんにちは。
メッセージありがとうございます。

レコを拝見してびっくりしました。凄まじい山行記録ですね。
山が好きで堪らないといったレコ、お見それしました。

距離も長く写真もたっぷり、楽しく拝見させていただきました。
どこかで近いうちにもお会いできそうですね。

移動が大変なので運転に気をつけて楽しい山行を!
2020/10/3 20:06
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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