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Yamareco

記録ID: 2621316
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

白毛門から蓬峠まで 谷川岳馬蹄形を半周

2020年10月02日(金) ~ 2020年10月03日(土)
情報量の目安: S
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
31:16
距離
24.7km
登り
1,973m
下り
1,971m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:17
休憩
2:01
合計
10:18
距離 11.7km 登り 1,593m 下り 838m
6:04
6:06
121
8:07
8:14
63
9:17
9:39
62
10:41
10:54
2
10:56
10:57
90
12:27
12:52
21
13:13
13:14
95
14:49
15:33
2
15:35
15:38
36
16:14
16:17
0
2日目
山行
5:44
休憩
0:50
合計
6:34
距離 13.1km 登り 380m 下り 1,141m
6:28
6:45
61
7:46
7:53
30
8:23
11
8:34
8:48
2
8:50
8:52
53
9:45
9:47
61
10:48
49
11:37
11:43
19
12:02
24
12:26
12:27
4
12:55
5
13:00
13:01
0
13:01
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白毛門駐車場
朝の駐車場
白毛門登山口に向かう
白毛門登山口に向かう
馬蹄形概念図。出来れば蓬峠まで行きたいが
馬蹄形概念図。出来れば蓬峠まで行きたいが
馬鹿だからポケットに入れていた登山届を出し忘れた。反省

馬鹿だからポケットに入れていた登山届を出し忘れた。反省

樹林の急登を終え明るくなってきた
樹林の急登を終え明るくなってきた
岩場も出てくる
松ノ木沢の頭から
松ノ木沢の頭から
頂上が近づく
白毛門頂上
谷川岳には少しガスが
2
谷川岳には少しガスが
茂倉から武能
来し方を振り返る
来し方を振り返る
ここで朝食
これから向かう笠ヶ岳への縦走路
これから向かう笠ヶ岳への縦走路
少しアップ
谷川岳のガスがとれた
1
谷川岳のガスがとれた
笠ヶ岳への気持ちのいい登山路
1
笠ヶ岳への気持ちのいい登山路
笠ヶ岳頂上。皆楽しそう
2
笠ヶ岳頂上。皆楽しそう
白毛門を振り返る
白毛門を振り返る
向かう鞍部には笠ヶ岳避難小屋
向かう鞍部には笠ヶ岳避難小屋
この先の朝日岳に向かう縦走路
この先の朝日岳に向かう縦走路
清水峠避難小屋もよく見える。今日の目的地
清水峠避難小屋もよく見える。今日の目的地
さあ下ろう
北面の紅葉がきれいだ
1
北面の紅葉がきれいだ
笠ヶ岳避難小屋。開けてみたら熱気がムッときた
笠ヶ岳避難小屋。開けてみたら熱気がムッときた
笠ヶ岳を振り返る。紅葉がきれい。防災訓練のための測量をしていた
1
笠ヶ岳を振り返る。紅葉がきれい。防災訓練のための測量をしていた
朝日岳への縦走路。きれい
1
朝日岳への縦走路。きれい
写真より100倍くらい美しい
1
写真より100倍くらい美しい
いろいろな色がある
1
いろいろな色がある
気持ちのいい縦走路が続く
気持ちのいい縦走路が続く
谷川岳をバックに紅葉が映える
2
谷川岳をバックに紅葉が映える
とはいえ慎重に歩かないと危ない
とはいえ慎重に歩かないと危ない
朝日岳はけっこう遠い
朝日岳はけっこう遠い
朝日岳北面の紅葉
朝日岳北面の紅葉
先の縦走路も気持ちよさそう
1
先の縦走路も気持ちよさそう
頂上までもうひと頑張り
2
頂上までもうひと頑張り
あの岩を巻くと頂上だ
あの岩を巻くと頂上だ
着いた。1945m。普通の登山者が日帰りで来るのは難しそう
2
着いた。1945m。普通の登山者が日帰りで来るのは難しそう
来し方を振り返る
来し方を振り返る
燧ケ岳と至仏山
あの山容は巻機山かな
あの山容は巻機山かな
この先の縦走路
木道。こんな奥でもよく整備されている
木道。こんな奥でもよく整備されている
ここから280分かけて宝川温泉に行く人はいるのか。いるんだろうな
ここから280分かけて宝川温泉に行く人はいるのか。いるんだろうな
池塘もある
いい路だ
何度でも振り返りたくなる
1
何度でも振り返りたくなる
ジャンクション。ここから巻機山って相当滅茶苦茶遠いですけど
ジャンクション。ここから巻機山って相当滅茶苦茶遠いですけど
きれいなトレイルだが両側切れているので注意して歩く
きれいなトレイルだが両側切れているので注意して歩く
清水峠が見えた
アップ。改めて見ると道を少し間違い小屋まで遠回りしたと思う。どこでだろう
アップ。改めて見ると道を少し間違い小屋まで遠回りしたと思う。どこでだろう
来し方を振り返る
来し方を振り返る
登山者用避難小屋
登山者用避難小屋
進行方向にJRの施設が見える
進行方向にJRの施設が見える
登山者用避難小屋の裏にテントを張らせてもらう。下は草地で快適
2
登山者用避難小屋の裏にテントを張らせてもらう。下は草地で快適
JRの施設。一般は利用不可。こちら側にテントを張る人が多い。こちらも下は草地で快適
JRの施設。一般は利用不可。こちら側にテントを張る人が多い。こちらも下は草地で快適
土合方面に10分くらい下りたところにいい沢が出ている。途中にも水がとれるポイントがあったがここがベスト。夏でも水には困らなそう
土合方面に10分くらい下りたところにいい沢が出ている。途中にも水がとれるポイントがあったがここがベスト。夏でも水には困らなそう
夜は強風でガスの中だった。朝もガスの中だったが6時半には大分明るくなってきた
夜は強風でガスの中だった。朝もガスの中だったが6時半には大分明るくなってきた
今日のスタート
山の朝は美しい
七ツ小屋山へ熊笹の中の路を向かう
七ツ小屋山へ熊笹の中の路を向かう
清水峠を振り返る。いいところだな
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清水峠を振り返る。いいところだな
熊笹の中を濡れながら登高
熊笹の中を濡れながら登高
谷川岳からの連なりが姿を現す
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谷川岳からの連なりが姿を現す
七ツ小屋山頂上を射程に収める
七ツ小屋山頂上を射程に収める
大源太山。上越のマッターホルン
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大源太山。上越のマッターホルン
もう少し
あと少し
七ツ小屋山頂上。ここからの眺めも素晴らしい
七ツ小屋山頂上。ここからの眺めも素晴らしい
この先の縦走路
気持ちよさそうな路
1
気持ちよさそうな路
湯沢の街。岩原やGALAのゲレンデが顕著
湯沢の街。岩原やGALAのゲレンデが顕著
歩いてきた白毛門から朝日岳の連なり
歩いてきた白毛門から朝日岳の連なり
先に進む
女性トレイルランナーが駆け抜けていった
女性トレイルランナーが駆け抜けていった
蓬ヒュッテを射程に
蓬ヒュッテを射程に
中を覗かせてもらう。小屋番さんに窓越しに挨拶する。
中を覗かせてもらう。小屋番さんに窓越しに挨拶する。
ここから土合に下りる
ここから土合に下りる
ガスが濃くなった
ガスが濃くなった
右:谷川岳 左:土合 次回は右に
右:谷川岳 左:土合 次回は右に
晴れてきたかな
正面に歩いてきた山々が連なる
1
正面に歩いてきた山々が連なる
白樺避難小屋
白樺もブナもある
白樺もブナもある
蓬新道へ。蓬新道もそれなりに難路といえるだろう
蓬新道へ。蓬新道もそれなりに難路といえるだろう
JRの施設。ここまで来れば危ないところはない
JRの施設。ここまで来れば危ないところはない
土合駅まで4.2劼箸△
土合駅まで4.2劼箸△
肩が痛み、一休み
肩が痛み、一休み
気持ちのいい路
ここに戻ってきた。ロープウェイは10月いっぱい休み。この季節に気の毒。応援しにこの冬はスキーに行こうか
ここに戻ってきた。ロープウェイは10月いっぱい休み。この季節に気の毒。応援しにこの冬はスキーに行こうか
駐車場はいっぱいになっていた
駐車場はいっぱいになっていた

感想

一度やってみたかった谷川岳馬蹄形に行ってみた。白毛門から入り、清水峠か行ければ蓬峠で幕営を考えたが、やはり大変で、五十肩も痛み、蓬峠までで下山した。しかし天気に恵まれ、紅葉も素晴らしく楽しい山行となった。
2020年10月2日(金)
深夜1時に白毛門登山口の駐車場に着いたときは3台目だった。朝5時半過ぎに起きるとその10倍くらいに増えていた。天気はいい。メロンパンをかじって6時15分くらいにスタート。10年前の5月の残雪期以来の白毛門だ。
出だしからずっと急登が続くが、樹林帯を抜け眺望が良くなると気分が盛り上る。2時間くらいで松ノ木沢の頭に。白毛門の頂上を眺めて気合を入れる。頂上までは岩場のトラバースなど気をつけないといけない。残雪期は大きな雪壁がありフロントポイントを効かせて登った記憶があり、この辺りだったかと想像しながら登っていると、頂上に着いた。天気も良く素晴らしい眺めだ。谷川岳方面とこれからの縦走路に目が行く。武尊や赤城はシルエットだった。小休止してコンビニおにぎりで朝飯とした。腹が減っていたので美味しい。
いったん下って笠ヶ岳に登り返す。熊笹を分ける稜線上の路は明瞭に見え、ワクワクする。思った以上にしんどい登り返しをこなすと1時間くらいで笠ヶ岳頂上だ。ここの眺めも素晴らしいものだった。朝日岳や新潟方面の眺めが開け、稜線上に清水峠の避難小屋もよく見える。山の北側が紅葉しており、ここからずっと紅葉を楽しみながら歩くことができた。
次は朝日岳に向かう。下ったところの笠ヶ岳避難小屋のドアを開けるとムッとした熱気が出てきた。避難小屋の先で、一緒に登ってきた男性グループが測量を行っていた。聞くとヘリでの防災訓練のためだということだった。
朝日岳までの稜線を登ったり下ったりしながら紅葉を楽しみながら歩いた。1時間半くらいで朝日岳頂上に。ここで小休止。半年以上悩まされている五十肩のせいで左肩が痛む。先月の五色ヶ原の時以上に痛い。時間的にも今日は清水峠での幕営に決めた。ずっと一緒に歩いてきた男性二人組は避難小屋泊とのこと。この感じだと明日も辛いと考え、蓬峠まででの下山を決めた。60過ぎだし無理はしなくていい、と言い訳しながら。
清水峠まで基本下り基調だ。途中ジャンクションピークの先から暫くの間、両側が切れ落ちているようなところがあり注意が必要だ。清水峠の避難小屋がすぐそこに見えてからが長かった。道を間違えたか、と思った。3時前に避難小屋に着いた。一瞬迷ったが、中を見ると暗くて気が滅入りそうなので、避難小屋の裏の鳥居の横にテントを張った。芝生の上で超快適だ。テントを設営後、先の男性二人組に教えてもらい、水を汲みに行く。土合方面に10分くらい下ったところにいい沢があった。テントに戻って5時過ぎに夕食を摂るともうすることもない。5時半にはシュラフに潜る。避難小屋は5人になったようだ。
暗くなった途端に猛烈な風が吹き出した。その前まで全くの無風だったのに。しばらくして外を見るとガスで真っ白。朝までずっとそうだった。夜中テントを直しに外に出てみると雲の奥で満月が輝いていた。ラジオやデジタルオーディオを聞きながら起きていたのか眠ったのかわからない夜を過ごす。
2020年10月3日(金)
朝5時に外を見ると風は収まったがガスで真っ白。もう少し寝ていよう。5時半過ぎに起きて撤収の準備をする頃には少しガスが薄くなってきた。6時半に出発。JRの避難小屋前でテント撤収中の人と話をする。この人も同じく白毛門から馬蹄形の予定だったが、大変なのであきらめて、ここから直接土合に下りるとのこと。そういう人が多いのかもしれない。
視界もはっきりしてきた。今日はまず七ツ小屋山へ。熊笹の中の一人分の登山路だ。振り返ると先ほどまでいた清水峠が美しい。最初の小ピークに立つとこの先の気持ちの良さそうな縦走路が目の前に開ける。花の写真を撮りながら歩を進め、本日唯一の頂上の七ツ小屋山頂上。素晴らしい眺め。これまでの縦走路が一目。谷川岳方面は少し霞んでいるが、新潟方面の眺めが開け、湯沢の街やスキー場のゲレンデもよくわかる。またスキーに行きたいものだ。名残惜しい眺めだが、先に進む。
蓬峠までも気持ちのいいトレイルだ。途中、女性のトレイルランナーが軽やかに追い抜いていった。馬蹄形を1日で上り下りするというのはホントにすごいと思う。蓬ヒュッテ横で小休止する。やはり左肩が痛んでつらい。イヤホンでNHKラジオを聞きながら歩いていたが、ヒュッテでも小屋番さんが聞いていたので、「山カフェ」がステレオで聞こえた。そのうちガスがかかってきて周りは真っ白になった。
後は下るだけ。歩き出してしばらくするとガスは晴れた。見上げると歩いてきた白毛門からの山々。
蓬新道は明瞭だが、所々崩れていたり、小さな沢を横切る箇所がけっこうあり、滑らないよう、十分に注意が必要だ。湯檜曽川沿いは上高地の梓川沿いに似ていて気持ちのいい路だ。肩も痛んで最後は結構辛かったが、駐車場に戻ってきた。駐車場は満杯だった。
上牧温泉の風和の湯で汗を流して帰った。来年また残り半分を歩きたい。

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