大山🍀日向薬師↑男坂↓
- GPS
- 05:31
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,125m
- 下り
- 973m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 5:29
天候 | うす曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:大山ケーブル下〜伊勢原駅@神奈中バス |
写真
感想
大山の思い出といえば…すってんころりん大転倒(2010.10)、ヒルと大格闘(2017.7)、スタンプ目がけて全速力(2017.7)…と波乱万丈だった。
もちろん、至福のとうふまつり(2013.3)、優雅におとうふ懐石(2010.10)と平和なものもあるんだけどね。
共通してるのはすっきり晴れたことがない。記録を見る限り一度も富士山を見ていない。
さて今日は、初めて日向薬師から歩いてみた。伊勢原駅からのバスの車窓からもそこかしこにヒガンバナの赤が帯のように見えたこのエリアは、道端にも畑にも民家の庭にもとても身近に咲いていて、昨年「巾着田」に入場料を払って観に行った話しなどしたら、笑われちゃうんじゃないかと思った次第。
その先、しばらくの車道を経て山道に入ると、人気がなくなりちょっと緊張する。野猿や熊出没の告知が気になって、ザックにつけた鈴を手で大きく鳴らしながら歩いたり。そう、私は気が小さい。道中はず〜っと、ヒヨドリソウとマツカゼソウが一緒。白い清らかなおとなしげな花が寄り添うようにそっと咲く。そのうちに人ともすれ違うようになり、慣れてくると何てすてきな山道だろうかと深呼吸。東屋で視界が開け、それから気持ちの良い稜線歩きのようになりガレ登りも楽しく、そうこうするうちに山頂のざわめきが風にのって届いてきた。山頂少し手前の展望エリアが落ち着くので、自分はこちらの方が好き。
数えてみたら、6回目の大山だったけど、今日も富士山こそ見えなかったけど、もはや自分にとっての大山は、この色合いが定着してきたなあと、薄い水色とグレイと白の溶け合った空と山並みを眺めながら思った。
降りは、結構なガレや根っこ、石段がひたすら続く道を無事に歩くことを念じた。奇しくも途中で、怪我をされて救援を待つ方がいた。ほどなく、俊敏な足取りで駆け上がってくるレスキュー隊の方々とすれ違った。ヘリの音がしたのはバス停に降り立つ手前だった。怪我をされた方はもちろん、レスキュー隊の方々も無事に帰路についていることを心から祈る。
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