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雪山ハイキング
大峰山脈
母公堂〜法力峠〜稲村小屋 往復 滑落骨折
2013年01月19日(土) [日帰り]
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- GPS
- 06:31
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 969m
- 下り
- 950m
コースタイム
8:00母公堂出発
12:00稲村小屋到着
14:30母公堂到着
12:00稲村小屋到着
14:30母公堂到着
天候 | 天気予報では晴れだったのに、昼ごろガスが出て少し吹雪く。 一日曇り。稲村小屋付近の気温は、恐らくマイナス10度程度。 ザックに取り付けていたペットボトルの水は凍りました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
往路、法力峠で休憩時、後続のお二人に先に行っていただく。 稲村小屋の手前でトレース(夏道と同じルート)が消えており、見上げるとその少し手前の橋から先行二人が登っていたのでそれに続きました。その登り途中でアイゼン装着。 登った上部でトレースが左右に分岐しており、左ルートが足跡が多いのでそちらに行きました。 ところがそのルートは間違いで、トレース跡が消えているらしく先行二人が戻って来て、その方達と分岐右ルートを行き山荘に到着。 稲村小屋では少し吹雪いてきたこともあり、帰りのルートが消える可能性があるとその方達に指摘され、ここを本日の目的地といたしました。 その後このお二人と一緒に下山行動させていただきました。 そのお二人には、帰路私が滑落した時、ルートファインディングや引っ張り上げをしていただいたり、感謝しきれないほどお世話になりました。 滑落は13時頃発生。 私は、トラバース箇所でバランスを崩し、トレースのほんの少し左を踏み、約15-20メートル落ちました。 胸を木で強打し、唇を切り、それから顎も打っていました。 強打した瞬間は、時間が止まったように脳裏に焼きついています。 胸の痛みは深呼吸すると痛く、もしかすると肋骨にヒビが入っているかと心配しながら、 兎に角、帰らないと遭難になってしまうので、お二人の後を懸命に下山。 お二人とは途中でお話していたこともあり、かなり胸が痛んでいましたが、 洞川温泉もご一緒させていただき、お礼を申し上げ、お別れし、帰路につきました。 胸は、車のシートを前後させたり、背もたれを倒す時、前進・後進のギア(マニュアル)を入れる時、 シートベルト装着時、等々上半身を動かすと痛みました。 ドラッグストアでロキソニンを買い、飲んで帰宅後、やはり痛みますので、 翌日、CT検査を受けたところ、胸骨骨折で全治1ヶ月との事です。 骨が完全になるのに約半年かかるそうで、暫く山は封印いたします。 山をナメてかかっていました。1歩のミスで滑落骨折です。 胸を強打した木は直径40cmぐらいのものでした。 この木に、もし、飛び出た枝等が有れば、胸や顔に突き刺さっていたかもしれません。 自力下山出来たことは、不幸中の幸いだと思っています。 反省の意味もあり、敢えてこの経験を公開させていただきます。 お世話になったお二方には、この場をお借りして重ね重ねお礼申し上げます。 本当にありがとうございました。 |
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初めまして。
私も先日山上ヶ岳で転倒し肋骨にヒビが入りました。
幸い軽くで済み、さらしで固めて翌週も山に行けましたが、自戒の念を新たにしました。
落ちた所はなんとなく分かります。
雪の時は気を付けないといけませんね。
どうかお大事になさってください。
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