黒部峡谷下の廊下
- GPS
- 25:53
- 距離
- 25.6km
- 登り
- 2,692m
- 下り
- 3,558m
コースタイム
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 5:14
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 3:47
5:30立山駅着。5:40にチケット販売の列に並ぶも美女平行きのケーブルカー始発(特別便)6:40には乗れず、7:00のケーブルカーに乗車。
その後、アルペンルートバス、室堂トロリーバス、大観峰ロープウェイ、黒部平ケーブルカーと四つの乗り物を乗り継いで、黒部ダムに到着したのは9:25。紅葉のピークは大観峰から黒部平。
<GPS精度の>
峡谷内の行動であったため欠測が多く、精度はかなり低い。
<交通機関(復路)>
欅平からは、12:28トロッコ(約1時間45分)、14:47私鉄 宇奈月→寺田、16:26寺田→立山17:10
天候 | 晴れ・曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
基本的に右側が黒部川で、転落しないように最新の注意が必要。 黒部ダムから河畔に降りる道、仙人ダムから隧道を抜けるまでは迷いやすいので注意が必要。 |
写真
感想
以前から行ってみたかった黒部峡谷下の廊下(旧日電歩道+水平歩道)に行ってきました。経験者のマッハさんに誘っていただきまして、さらにテントを貸していただきました。まずはお礼を、ありがとうございました!
<備忘録>
ダム堤頂から河畔まで降ります。ここから旧日電歩道スタートです。
天気に恵まれ快調に足を進めます。次第に黒部川と通路との高度差が広がりチンサム、緊張しながら進みます。危険な箇所は番線に捕まりながら三点指示で。危険な箇所と言っても、うっかり落ちたらヤバイというだけで、技術的には高いレベルではないと思いますが、油断大敵です。ヘルメットと手袋は必携だと思います。
先行者が19名いるとの情報があり、テント場が埋まるのではという潜在意識が働いてか、マッハさんの足取りはなかなかのはペースでした。
宿泊地の阿曽原温泉に到着。いい場所をゲットしてテント設営できました。そのあと早速露天風呂に浸からせていただきます。最高。テントに戻り乾杯。スマホも圏外。ゆったりとした時間を過ごしました。これがテント泊の魅力なのですね。
寝る前のお風呂もちゃっかりいただきました。ヘッドライトをつけて入浴は乙です。贅沢してすみません!
放射冷却で冷え冷えの朝でした。
4:45みなさんテント撤収で賑やか。目が覚めました。
空を見ると下弦の月が綺麗。では月見朝風呂をいただきましょう。一番風呂あざす。「朝はぬるいかもしれない」と管理人さんから聞いていたけれど、ちょっと熱めがちょうどよく、有難い限りでした、、、申し訳ない!
7:30、二日目の工程、水平歩道スタート。
旧日電歩道よりは歩きやすいけれど、黒部川との高度差がさらに大きくなって、万が一落ちたら命はないレベル。最後まで集中が必要です。紅葉も楽しめ、後立山連峰の景色も楽しめました。
行動中は阿曽原で汲んだ水をゴクゴク飲んでましたが、これがうまい!
11:15欅平到着。観光客に混じって巨大なザックが目立ちます。中学生の修学旅行(?)とバッティング。現実世界に引き戻されやれやれ残念な感覚と、やっと着いたという嬉しさ。
〆に猿飛温泉で汗を流してさっぱり。有難いです。
マッハさん二日間お世話になりありがとうございました!
<補足>
感覚的に工程のほぼ9割がトラバースのこの旅の面白い点は何なのか。
黒部峡谷を体感するのもマル。紅葉や秘境の阿曽原温泉を楽しむのもマル。
自分とそては、上にプラスしてなぜこんなところに道が作られているのか、考えながら歩きました。仙人ダム〜欅平の区間は「高熱隧道」の舞台です。是非この本を読んで欲しい(あとがきや解説まで)。
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