ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 264601
全員に公開
雪山ハイキング
甲斐駒・北岳

入笠山(今回はちょこっとロングコース)

2013年01月27日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
04:13
距離
8.6km
登り
285m
下り
1,022m

コースタイム

■コースタイム
 ゴンドラ山頂駅9:25-9:40入笠小屋-10:15御所平登山口-10:55入笠山山頂11:10-11:35首切登山口-11:45首切清水-12:40入笠湿原-13:00ゴンドラ山頂駅-(アルペンスキー)-13:30パノラマスキー場出口

■お勧めの地図
 昭文社「北岳・甲斐駒」に掲載されている入笠山の地図は大雑把すぎて、ほとんど使えません。細かなルートを設定するには↓がお勧めです。少しチャレンジのだれも踏みしめていない雪道コースも設定できます。
http://www.tabinet-jp.com/trek/map/nyukasa400.pdf
天候 快晴
ゴンドラ山頂駅0℃
入笠山山頂2℃
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
富士見パノラマスキー場のゴンドラを片道だけ利用。下りは山頂駅にデポしておいたアルペンスキーで滑走下山。
ゴンドラ片道1200円。往復1400円(↓の割引券使用時。片道だと割引効きません)
http://www.fujimipanorama.com/snow/ticket/ticket.html
片道利用だとすごく損した気分になるのは・・・なぜ?(朝ドラ「純と愛」風)
コース状況/
危険箇所等
■道路の状況
 富士見パノラマスキー場までの道は、ところどころに凍結の箇所がありました。スタッドレスが無難だと思います。

■コースの状況(要注意)
.乾鵐疋藥劃艮悄糎羹衒薪仍蓋
 たくさんの入山者がいますので通常のコースをたどれば、歩きやすく迷うこともありません。私は途中で、林道の回り道をしました。先週はアイゼン50%とスノーシュー50%でしたが、この日はスノーシュー80%、山スキー10%、ノーアイゼン10%でした。この日はスノーシューを体感するには絶好の日だったかもしれません。

御所平登山口〜入笠山山頂
 途中で吹き溜まりや雪屁などでトレースが途切れている箇所があります。先頭を歩いていた集団の人たちが、コース取りにかなり苦労されていました。でも土日で天候がよければ、問題なく誰かのトレースがありますので、迷うことはありません。入笠山にはいくつかのルートがありますが、この日は、林間を巻き道するコースのみが登山ルートとなりました。先頭者がラッセルしたコースによってその日の登山道が決まる。雪山ハイキングの面白さですね。

F笠山山頂〜首切登山口〜首切清水〜花畑
 トレースがほぼありません。トレースがない場合は、無理をしない方がいいと思います。

■その他(何回も利用しているのに知らなかった・・・)
 富士見パノラマスキー場にいった帰りは、毎回、「道の駅 信州蔦木宿」にある「つたの湯」にいっていましたが、なんと券売機に「パノラマ」というボタンがあるではないですか。聞いてみると、1日券を見せると600円が500円になる券とのこと。早く言ってよ、何回も来ているのに(心の声)。ちなみに、100円引きは大人だけだそうです。つたの湯HP↓
http://www.tsutakijuku.jp/spa/index.html


ゴンドラ山頂駅での「お別れ作戦」です。父親はスノーシューでここから登り、息子たちはスキーでここから降ります。
2013年01月27日 09:12撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/27 9:12
ゴンドラ山頂駅での「お別れ作戦」です。父親はスノーシューでここから登り、息子たちはスキーでここから降ります。
入笠山荘前の道です。その先の林道を右に折れて、深雪を楽しみます。
2013年01月27日 09:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/27 9:40
入笠山荘前の道です。その先の林道を右に折れて、深雪を楽しみます。
メジャーコースを少しだけ離れた林道。なんのトレースもない雪道です。
2013年01月27日 09:49撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
1/27 9:49
メジャーコースを少しだけ離れた林道。なんのトレースもない雪道です。
振りかえると、自分のトレースだけがあります。
2013年01月27日 09:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
1/27 9:56
振りかえると、自分のトレースだけがあります。
御所平登山口からは、ところどころトレースがなくなります。このような雪屁もできていました。深雪の先頭をいく集団が、行き先を模索していました。
2013年01月27日 10:25撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
1/27 10:25
御所平登山口からは、ところどころトレースがなくなります。このような雪屁もできていました。深雪の先頭をいく集団が、行き先を模索していました。
先導者のトレースを辿りながら、ここまで到着。看板が埋もれていました。通常はここから直登ですが、林間の巻き道にトレースがつけられ、そちらが登山ルートになっていました。
2013年01月27日 10:38撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/27 10:38
先導者のトレースを辿りながら、ここまで到着。看板が埋もれていました。通常はここから直登ですが、林間の巻き道にトレースがつけられ、そちらが登山ルートになっていました。
山頂です。本日もたくさんの登山者がいらっしゃいました。
2013年01月27日 10:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
1/27 10:56
山頂です。本日もたくさんの登山者がいらっしゃいました。
いつもながら、八ヶ岳を見るには絶好のロケーションです。今日は青空とのコントラストが見事です。
2013年01月27日 10:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
14
1/27 10:57
いつもながら、八ヶ岳を見るには絶好のロケーションです。今日は青空とのコントラストが見事です。
今回は富士山もはっきりと見えます。
2013年01月27日 10:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
9
1/27 10:59
今回は富士山もはっきりと見えます。
甲斐駒ケ岳(左)と鋸岳(右)。
2013年01月27日 10:59撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12
1/27 10:59
甲斐駒ケ岳(左)と鋸岳(右)。
山頂からの首切登山口への下りは、トレースが不明瞭でした。時々、地図とコンパスで確認しながら、モフモフの雪の中を降ります。
2013年01月27日 11:20撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
1/27 11:20
山頂からの首切登山口への下りは、トレースが不明瞭でした。時々、地図とコンパスで確認しながら、モフモフの雪の中を降ります。
首切登山口にたどり着きました。こちらは帰りの入笠湿原に向かう林道です。真っ白でノートレースです。
2013年01月27日 11:36撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
1/27 11:36
首切登山口にたどり着きました。こちらは帰りの入笠湿原に向かう林道です。真っ白でノートレースです。
こちらは今から向かう大阿原湿原側の林道です。もちろん、こちらも真っ白な手つかずの道です。
2013年01月27日 11:41撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
1/27 11:41
こちらは今から向かう大阿原湿原側の林道です。もちろん、こちらも真っ白な手つかずの道です。
首切清水に来ました。昔、清水を飲んでいた役人が、盗賊に首を切られた場所とか。伝承と違って、とてもいい場所です。
2013年01月27日 11:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
1/27 11:45
首切清水に来ました。昔、清水を飲んでいた役人が、盗賊に首を切られた場所とか。伝承と違って、とてもいい場所です。
首切清水からみた大阿原湿原方面。子どもたちとの約束の時間に間に合いそうもないので、後ろ髪引かれますが、ここで引き返すことにします。
2013年01月27日 11:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
1/27 11:45
首切清水からみた大阿原湿原方面。子どもたちとの約束の時間に間に合いそうもないので、後ろ髪引かれますが、ここで引き返すことにします。
青空が綺麗です。
2013年01月27日 11:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
1/27 11:45
青空が綺麗です。
入笠湿原まで、林道を移動します。途中、ヤマレコ名物(!?)のカーブミラーで自写真。
2013年01月27日 12:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
1/27 12:02
入笠湿原まで、林道を移動します。途中、ヤマレコ名物(!?)のカーブミラーで自写真。
首切登山口から入笠湿原への林道にもご褒美があります。「八ヶ岳絶景ポイント」。ルート案内板に掲載されている正式名称です。
2013年01月27日 12:08撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
11
1/27 12:08
首切登山口から入笠湿原への林道にもご褒美があります。「八ヶ岳絶景ポイント」。ルート案内板に掲載されている正式名称です。
入笠湿原までもどってきました。一番最後に入笠湿原の今回のコースもよかったです。
2013年01月27日 12:40撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
1/27 12:40
入笠湿原までもどってきました。一番最後に入笠湿原の今回のコースもよかったです。
ゴンドラ山頂駅で子どもたちと合流し、ここからはスキーで下山します。乳酸が溜まった太ももに力が入らず、完全においていかれます(涙)。写真は「まだ〜」と、遅れる哀れな父親を待つ息子たち。
2013年01月27日 13:10撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
1/27 13:10
ゴンドラ山頂駅で子どもたちと合流し、ここからはスキーで下山します。乳酸が溜まった太ももに力が入らず、完全においていかれます(涙)。写真は「まだ〜」と、遅れる哀れな父親を待つ息子たち。

感想

【スノーシューの楽しさを実感】
 スノーシューの初体験から一週間。再び入笠山にきました。今回も「お別れ作戦」。ゴンドラ山頂駅で、親父はスノーシューで登り、息子たちはスキーで下る。ちなみに今回は山スキー用ブーツ(山スキーデビューを夢見て前日に池袋で購入!)とスノーシューで山にトライしました(この組み合わせ意外によかったです)。登山計画では、前回よりロングコースにしたいとおもい、大阿原湿原の周回までを予定していましたが、子どもたちとの待ち合わせ時間との関係もあり、無理せず首切清水で引き返しました。その意味では「ちょこっとロングコース」になりました。前日にも積雪があったらしく各所で深雪となっていました。これぞスノーシュー! 腿上げ運動を楽しみました。だれも踏み込んでいない真っ白な雪道を踏みしめる感覚がたまらなくよかったです。
 ただ、一人での深雪だと、埋もれちゃって動けなくなったら・・・と頭をよぎります。ということで、最初はメジャーコースを少しだけ離れた林道を利用しました。なんの問題もなくとっても楽しめることを確認。
 計画の後半、山頂から首切登山口までは、昨日までのトレースがところどころに確認できる程度。そんなほぼノートレースの雪道でしたが、地図とコンパスで時々チェックしながら、ラッセルして降ることにしました。首切登山口まで到着すると数分後に後からきた男性に、「だめかと思いましたが、トレースがあったので、降りてきました」と感謝されました。その後すれ違ったご夫婦(中高年カップル?)の方にも「首切登山口からのトレース助かります。こちらもトレースつけておきましたから」と言われ、お互いに「ありがとうございます」と言葉を交わしました。雪山の相互扶助。こんな点もスノーハイクの楽しみなんですね。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1351人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

雪山ハイキング 甲斐駒・北岳 [日帰り]
入笠山、ゴンドラ利用最短ルート
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
ハイキング 甲信越 [日帰り]
入笠山ハイキング
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
ハイキング 甲斐駒・北岳 [日帰り]
入笠山
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
ハイキング 甲斐駒・北岳 [日帰り]
入笠山
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5
雪山ハイキング 甲斐駒・北岳 [日帰り]
入笠山沢入登山口
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら