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Yamareco

記録ID: 264605
全員に公開
雪山ハイキング
比良山系

細川尾根から武奈ケ岳 + 遭対訓練

2013年01月26日(土) ~ 2013年01月27日(日)
 - 拍手
クマ その他14人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:49
距離
12.1km
登り
1,053m
下り
1,228m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

●1/26
09:45 細川バス停
09:54 T字路を左折して細川尾根 -10:05
11:20 706mポイント -11:32
13:30 武奈ケ岳 -13:55
14:15 南東側のコル 整地、幕営、遭対訓練

●1/27
07:00 お昼前まで遭対訓練
11:00 幕営地発 ワカンにて
11:45 八雲ケ原 ワカンをアイゼンに履き替える -12:10
12:36 北比良峠 -12:57
13:00 ダケ道にはいる
14:20 大山口 アイゼン解除 -14:32
15:26 JR比良駅

-
天候 1/26 曇り時々晴れ
1/27 雪のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(往路) 7:45JR大阪発新快速→8:35JR堅田 8:50江若バス 9:45細川バス停
(帰路) JR比良→(山科乗換え)新快速 →JR大阪
コース状況/
危険箇所等
●細川尾根は武奈ケ岳山頂から出る尾根のひとつで、山頂から北西方向に伸びる。したがって山頂への最短ルートであるが、今のエアリアマップや25000分の1地図にも記載されていない。私の持っている97年のエアリアマップには点線で記載されている。急勾配が続くが、夏でも踏み跡があり、意外にすんなり登れる。

●雪の細川尾根にも結構、踏み跡がある(ない場合もあり得る)。上部で多少のラッセルとなったが、せいぜいスネ程度だった。ただし、ヒザ上まで踏み抜くことが多くあって、体力を消耗する。先頭を交替しながら登った。

●武奈ケ岳山頂は、風が強くて視界良好。気温マイナス5度。びわこがいつもより近くに見えた。山頂に大きな雪だるまあり。労作に拍手! 結構遠くからでも見えるので何故かうれしくなってしまった。

●幕営地はコノヤマとのあいだのコルからさらに北東へ少し降りた場所で、風は凌げたが、当日夜間は風の音が激しかった。この気象配置で南風になるのは何とも解せないとの意見あり。その後、雪が40cm積もり、テントが少し埋まった。

●幕営地から八雲ケ原までは、登ってきた別パーティのトレースがあり、比較的楽に進めた。トレーニングのためワカンで進んだが、ツボ足でもいけただろう。

●八雲ケ原からは、ワカンをアイゼンに履き替えて、北比良峠まで進む。大きな問題なし。そのあと、ダケ道にて下るが、雪がよく締まっていてとても歩きやすかった。こんな歩き易いダケ道は滅多にないとの声多し。ドロドロになるまでには、まだしばらくの猶予あり。

-
終点となった細川バス停にて下車
2013年01月26日 09:44撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1/26 9:44
終点となった細川バス停にて下車
八幡谷の右側(左岸)から登り始める
2013年01月26日 09:45撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1/26 9:45
八幡谷の右側(左岸)から登り始める
ここで左に曲がって細川尾根にとりつく
2013年01月26日 09:52撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1/26 9:52
ここで左に曲がって細川尾根にとりつく
結構な登りで、衣類の調整が難しい
2013年01月26日 10:45撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1/26 10:45
結構な登りで、衣類の調整が難しい
踏みあとをたどる
2013年01月26日 10:56撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1/26 10:56
踏みあとをたどる
たいしたラッセルもないが、時折、ヒザ上まで踏み抜くのがつらい。
2013年01月26日 11:10撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1/26 11:10
たいしたラッセルもないが、時折、ヒザ上まで踏み抜くのがつらい。
体重の軽い人がうらやましい。
2013年01月26日 13:09撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
1/26 13:09
体重の軽い人がうらやましい。
頂上が近づいてきた。
2013年01月26日 13:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1/26 13:25
頂上が近づいてきた。
振り返った景色がすばらしい。
2013年01月26日 13:25撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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1/26 13:25
振り返った景色がすばらしい。
頂上が視界にはいる。
2013年01月26日 13:27撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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1/26 13:27
頂上が視界にはいる。
武奈ケ岳頂上に着いた。ひさびさだ。
2013年01月27日 21:02撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
1/27 21:02
武奈ケ岳頂上に着いた。ひさびさだ。
大きな雪だるまがあった。労作に拍手!
2013年01月26日 13:31撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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1/26 13:31
大きな雪だるまがあった。労作に拍手!
後続が続く。
2013年01月26日 13:31撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1/26 13:31
後続が続く。
雪だるまをねぎらう。
2013年01月26日 13:40撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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1/26 13:40
雪だるまをねぎらう。
リトル比良方面の展望。
2013年01月26日 13:42撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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1/26 13:42
リトル比良方面の展望。
八雲ケ原の向こうに琵琶湖。今日はいつもより大変近くに見える。
2013年01月26日 13:42撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4
1/26 13:42
八雲ケ原の向こうに琵琶湖。今日はいつもより大変近くに見える。
蓬莱山を望む。
2013年01月26日 13:42撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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1/26 13:42
蓬莱山を望む。
武奈ケ岳山頂での集合写真。寒いからはよ行こ!
2013年01月26日 13:52撮影 by  DSC-TX10 , SONY
3
1/26 13:52
武奈ケ岳山頂での集合写真。寒いからはよ行こ!
下りはズボズボ踏み抜く。最大へそまで埋まる。
2013年01月26日 14:00撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
1/26 14:00
下りはズボズボ踏み抜く。最大へそまで埋まる。
躊躇している後続。
2013年01月27日 21:03撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1/27 21:03
躊躇している後続。
幕営地にて、みんなで整地。
2013年01月27日 07:04撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
1/27 7:04
幕営地にて、みんなで整地。
V8を二基設置。
2013年01月27日 07:06撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1/27 7:06
V8を二基設置。
順番に埋没体験。新人の女番長Tの号令によりオレもやらされた。も〜、何回もやってるっちゅうのに!
2013年01月27日 21:04撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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1/27 21:04
順番に埋没体験。新人の女番長Tの号令によりオレもやらされた。も〜、何回もやってるっちゅうのに!
滑落停止やスタンディングアックスビレーの練習。
2013年01月27日 08:27撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
1/27 8:27
滑落停止やスタンディングアックスビレーの練習。
時折、青空が覗く。
2013年01月27日 08:28撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1/27 8:28
時折、青空が覗く。
雪洞訓練。あちこちに巨大モグラ?が出現したよう。
2013年01月27日 09:40撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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1/27 9:40
雪洞訓練。あちこちに巨大モグラ?が出現したよう。
すがすがしい景色のなか、幕営地を出発する。
2013年01月27日 11:01撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1
1/27 11:01
すがすがしい景色のなか、幕営地を出発する。
ワカンは、重い。
2013年01月27日 11:02撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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1/27 11:02
ワカンは、重い。
コノヤマ岳分岐から武奈ケ岳山頂を仰ぐ。雪だるまもしっかり見えている。
2013年01月27日 11:07撮影 by  DSC-TX10 , SONY
4
1/27 11:07
コノヤマ岳分岐から武奈ケ岳山頂を仰ぐ。雪だるまもしっかり見えている。
ワカンでどしどし進む。
2013年01月27日 11:18撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1/27 11:18
ワカンでどしどし進む。
八雲ケ原に着いた。ここでワカンをアイゼンに履き替える。
2013年01月27日 11:40撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1/27 11:40
八雲ケ原に着いた。ここでワカンをアイゼンに履き替える。
北比良峠方面へすすむ。
2013年01月27日 12:13撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1/27 12:13
北比良峠方面へすすむ。
北比良峠にて。ここからダケ道をくだる。
2013年01月27日 12:36撮影 by  DSC-TX10 , SONY
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1/27 12:36
北比良峠にて。ここからダケ道をくだる。
お疲れ様でした。
2013年01月27日 14:32撮影 by  DSC-TX10 , SONY
1/27 14:32
お疲れ様でした。
撮影機器:

感想

 新人の雪山トレーニングを兼ねて、細川尾根から武奈が岳に登ってきた。比良山系は去年に比べて積雪が少なかったが、1/26夜中にたくさんの降雪があり、そのおかげで十分なトレーニングができた。

 雪の細川尾根はさほど難しい尾根ではなく、結構登りやすかった。まだまだ雪の量が少なくて、時折、踏み抜いてしまうのが唯一のつらいことだった。荷物かついで100kg超の自分にとっては、他の人がうらやましく感じた。

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コメント

訓練
くまさん、訓練お疲れ様でした。
荷物+自分で100kg.超えとはびっくり。
その内訳が気になりますが、
膝に負担かかりますね、お気をつけて。
氷結した池の上を歩く時もご注意を

琵琶湖って大きいですねー。海みたい。
冬は凍るんですか?

(アホなコメントでごめんなさい)
2013/1/28 22:44
コメント、ありがとう。
ヒザに対する負荷は大きいですね。
無理しない限り、今はまだ大丈夫ですが、
周りの筋肉のトレーニングを欠かせては駄目ですね。

琵琶湖は諏訪湖のようには凍りません。
そう言えば、諏訪湖に御神渡りが出来ているそうですね。
もし琵琶湖に御神渡りが出来たら、それはすさまじいものになりそうです。

クマ
2013/1/28 23:15
訓練お疲れ様でした
クマさんこんばんは。
比良山系でもこんなに雪があるものなんですね。

無知なものでV8って何?と検索したら8人用テントなんですね!
これを担ぐ係りの人は気の毒だな〜なんて思いましたが、
あ、そうかパーツを分担してかつげばいいのか。
それともクマさんが1基丸ごと担がされていたりして

埋没体験は私も一度してみたいですね。
一度だけでいいですけど
2013/1/29 20:24
比良山系は特別
カノスケさん、まいどです。

西高東低の冬型気圧配置になって、日本列島に縦縞の等圧線がはいると、若狭湾のほうから寒気が入ってくるのですが、敦賀のあたりには高い山がないので、比良山系にドワッと雪が降るのですね〜。関西で比良山系だけは特別に雪が多いのです。

大人数で埋没体験はサマになりますが、少人数でやってると、殺人事件(笑)と勘違いされますので、注意してくださいね。これ本当!

クマ
2013/1/29 21:36
プロフィール画像
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