ここが最高峰の箱根山と思ったら
- GPS
- --:--
- 距離
- 38.7km
- 登り
- 67m
- 下り
- 61m
コースタイム
天候 | 1月29日(火)晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス | 秋葉原駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは山手線に沿ってぐるりと一周歩きます。そして山手線内最高峰の箱根山を登るウォーキングコースです。 1周約40km程の距離を1日かけて歩きます。 |
写真
感想
前日。
二泊三日での八ヶ岳の予定が家庭の事情でNGとなってしまいまった。
仕方なく日帰りで何とか普段の山行と違った楽しみは無いかと・・・
先日、ミズノのウォーキングシューズを買ったばかりなので、街中歩きでも良いかな・・・
そうだ、東京23区内の山!それをウォーキングとセットにすれば面白い。
23区内の山と言えば、思いつくのはNHK博物館のある愛宕山25m。
ネットを検索すると、それよりももっと高い山が新宿区にあるとの事。
築山ではあるが、新宿区の戸山公園内にある箱根山44.6m。
ここだ。ウォーキングは一度やって見たかった山手線一周。
箱根山を登るには1分程度だが、山手線に沿って歩くと多分10時間程度は必要だろう・・・・
で、スタート地点は通勤で通っている秋葉原駅。時計周りで行けば箱根山には昼頃に到着予定。ゴールは夕方ぐらいか。
そして当日。
朝5時に自宅を出て、秋葉原駅に到着。
秋葉原〜神田〜東京
5:33 駅前のガンダム・AKBカフェ前に人は全くいない。メイドカフェの呼込みメイドさんもいない。こんな早朝だから当然か。
万世橋裏の自販機の看板。僕的にはこれを書いた人がどんな人物が非常に気になるのだが、他の人はどう思うのだろうか。
東京駅。ライトアップされていれば、美しい赤レンガで覆われた駅全体が写真に納められるのだが・・・残念。
でも、駅のシルエットだけでも風格を感じる。
東京〜有楽町〜新橋〜浜松町
6:55 新橋はサラリーマンの街。二十年程前にここへ通勤していた事もあり、思い出の地でもある。
霞が関ビルに朝日が当たっていた。霞が関のモルゲンロート。ビルにモルゲンロート?。でも、今朝の朝陽はそんな感じだった。
汐留のCM撮影で有名なイタリヤ街を通って浜松町へ。
浜松町と言えば東京タワー。
東京タワーを見ると、高校の修学旅行でタワーのお土産屋さんで、ANAロゴ入りの財布を買った事を思い出す。
浜松町〜田町〜品川〜大崎〜五反田〜目黒〜恵比寿
この間は一度も歩いた事は無い。電車からの景色だけでまったくの未体験ゾーン。
赤穂浪士で有名な泉岳寺へ寄り道。入口に大石内蔵助の銅像、そして中には赤穂浪士のお墓があった。合唱。
高級住宅街の御殿山。その雰囲気を歩いて感じた。街を歩く住人が高級そうな服装だった。
地名に山が付く事だけあって、昔ここから見下ろす東京湾はさぞ綺麗だったと思う。
9:35 大崎駅前が随分と立派になっていた。高層ビルと高層マンションで綺麗に整備されていた。
恵比寿〜渋谷〜原宿〜代々木
11:12 渋谷。昔デンジャラスゾーンだった宮下公園が綺麗に整備されていた。
外人さんと日本人にてフットサルの試合が行われていた。屋外ではあるが、クライミングウォールがあったのには驚いた。流石流行をいっている。
11:44 代々木競技場前でイベント(スポーツ祭東京2013)をやっていた。お腹も空いたので、富士宮ヤキソバと無料で配られていた郡山のつるりんこなべを頂いた。
12:03 原宿。やっぱりお洒落な若者でいっぱい。駅前に石井スポーツがあった。登山ブームとは言え、ここにやってくる人種の方々とは違うような気がするのだが。
代々木〜新宿〜新大久保
12:33 サザンタワーから南口方面へ。以前、クリスビードーナツの行列が凄かったが、今日見た限りでは行列も無く、お店の席も空いていた。
ブームが去ったのか。今ならゆっくりと食べられそうだ。
新大久保駅に近づく。あらゆる建物にはハングル文字と韓国料理の看板。通行人も韓流スター風の若者が大勢。「アンニョンハシムニカ」
新大久保〜高田馬場〜目白〜池袋
13:24 戸山公園へ向かう。公園を見渡すとちょっと小高い丘を発見。ほんとにここが箱根山?と言う感じ。GPSで高度を確かめると30mも無い。
本来なら44m。誤差があるからこんなものかと何となく納得。ここでお握り1個と行動食を食べながら休憩。
登山の感動も無く、山手線一周ウォークを続ける。(後で間違えに気づく)
目白駅と言うよりも学習院前駅とでも呼べそうな駅。お坊ちゃまお嬢ちゃま風の学生達がいっぱいだった。
池袋〜大塚〜巣鴨〜駒込〜田端
14:20 池袋駅通過後、小さな公園で休憩。コンビニでサンドウィッチとジュースを購入しお腹を満たした。
野良猫が昼寝をしている。それを見た通行人がしゃがんで眺めていた。都会の野良猫は野性味が少ないのか警戒心が無いようだ。
15:19 巣鴨駅前で演歌を流している御爺さんがいた。何の為に流しているのだろうか?
田端〜西日暮里〜日暮里〜鶯谷
この区間は、崖の下に線路が走っているような場所だった。
線路の上に橋があり、そこから電車や新幹線が良く見えた。撮鉄には良いポイントではないだろうか。
16:11 日暮里に富士見坂がある。たまたま通りかかったら大勢のカメラマンと報道関係者でいっぱいだった。
東京に最後に残った「ダイヤモンド富士」の見られる場所で、今日が偶然その日だった。
東京都内中心部では貴重な富士山の夕日がマンション建設で見られなくなるとの事。
これも時代の流れかと思うが、正直寂しい気持ちだ。
鶯谷〜上野〜秋葉原
鶯谷。その名を聞くと、笑福亭鶴光師匠が歌う「鶯谷ミュージックホール」と言う曲を想い出す。
鶯谷から谷中霊園を通り、上野へ向かう。
上野駅。正面からではなく、裏手の公園側から通過し、西郷さんの銅像を見てから
旧聚楽台(現在UENO3153)屋上から1Fへ降り、アメヨコを通過し、御徒町へ。
17:33 秋葉原。スタートから丁度12時間でゴール。こんなにも長時間歩くのは夏山(唐松岳〜朝日小屋)依頼。右膝に痛みを感じる。疲労感はあるが、無事達成し充実した気持ちだ。
自宅にて、やっぱり気になった箱根山をネットで再検索すると、今日行った場所は箱根山では無いと判った。
現地に行けば判ると思っていたが、下調べが不十分だった。反省。
戸山公園は道路を挟んで更に東側に続き、その中央に箱根山が位置するとの事だった。
今更ながらちょっと悔しい気分だが、次回の楽しみの取っておこう。
来週こそは八ヶ岳。いや、西穂へ。
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