大蔵経寺山・深草観音・要害山・八人山(息子よ11時間よくがんばった!)
- GPS
- 10:58
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,511m
- 下り
- 1,525m
コースタイム
天候 | 晴れ 石和温泉駅5℃ 大蔵経寺山5℃ 要害山8℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■大蔵経寺山登山口〜大蔵経寺山(私たちの勘違い!?) 大蔵経寺山に登るには、2つのルートがあり、大蔵経寺からのルートと山神宮からのルートがあります。今回は大蔵経寺からのルートを選択しましたが、メジャールートから外れてしまい、大幅な時間ロスをしました。「ルート案内板」(下URL参照)を読み間違え、案内板の現在地から右に直進し右の「展望◎」に行こうとしました。でも、今改めて写真をみると、中央のコースが60分といいたかっただけ?(でも少し紛らわしくないですか?)。ちなみにミスルートは、急斜面で整備がされていないし、荒野をさまよっている感じで、しかも崖があり危険です。本来のルートに戻れば、整備された登山道ですのでご安心を。1000人中999人の登山者の方は、私たちのようなおバカな勘違いはないと思いますが、恥を忍んでご報告させていただきます。なお、案内板の写真を撮影していませんでしたので、網野さんのブログの写真を使わせていただいております。 http://blog-imgs-38.fc2.com/y/a/m/yama100summit/kanban.jpg ■大蔵経寺山〜岩堂峠(「だいぞうきょうじやま」「いわどうとうげ」と読みます) すばらしい稜線歩きを楽しめます。北側のところどころの斜面には雪が残りますが、ツボ足で大丈夫です。 ■岩堂峠〜深草観音 軽アイゼンが必要です。この箇所だけ、行きと帰りにつけました。 ■深草観音〜要害山 問題ありません。 ■八人山分岐〜酒折駅 最初の下りは急坂です。道なき道という感じで、子連れハイキングにはちょっと厳しいかもしれません。ただ赤リボンがところどころにありますし、稜線を意識すれば、迷うことはありません。酒折駅に近い、八人山や月見山付近では、登山道がしっかりしてきます。ちなみに、登山口は梅で有名な不老園の横にあります。酒折駅からは、山梨学院大学附属中学高等学校の正門に向かいます。 ■八人山分岐〜兜山(要注意) 昭文社の地図(県別マップル「山梨県道路地図」など)にはここから、兜山に抜ける登山道が表示されていますが、現在はまったくの廃道となっています。八人山分岐から確認したところ、どこが道なのかもわかりません。もし、兜山を目指すのでしたら、登山道が整備してある岩堂峠からとなります。 |
写真
感想
【稜線歩きと深草観音が魅力です】
メンバーは小学5年生の息子とregさんの3人。今年最初に大菩薩嶺を目指したときと同じメンバーになりました。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-259348.html
大蔵経寺山の山頂には視界もなく、要害山もどちらかというと史跡めぐりという感じです(歴女にはいいですね)。この山行のハイライトは、稜線歩きと(想定外に楽しめた)深草観音です。稜線歩きはアップダウンも少なく、石和温泉駅から徐々に高度を上げていけます。八人山に戻ってこなくとも、そのまま要害温泉側に抜けてもいいかもしれませんし、岩堂峠から兜山を回って春日居町駅に降りるのもありだと思います。
深草観音は、誰も来ない山奥のひっそりとした場所にあります。山伏がいそうな岩山のいたるところに、個性的な石仏を確認できます。特集したら、全国から石仏ファンが集まってきそうです。登山者なら必ずチャレンジしてほしいのが、本堂のハシゴでの参拝。お参りした達成感があります。ある意味、山梨県で一番スリリングな山登りかもしれません。
【裏山ハイキングのつもりが・・・反省】
甲府盆地をハート型に分ける分け目の中心が大蔵経寺山。甲府盆地からはどこでも見えるそんな裏山にちょっとだけお散歩という気持ちでしたが、ハードでした。最初は兜山まで足を伸ばしても、16時半には終わる予定が、結局は11時間の子連れハイキングとなってしまいました。ハイキングの域を超えていますね。おそらく日帰り子連れハイキングでは、ヤマレコ史上ワーストかもしれません。そんな中、5年生の息子はよくがんばったと思います。長時間ハイキングとなってしまった原因はいくつか考えられますが、今後のこともあるのでここでしっかりと反省しておきたいと思います。
�参考となるコースタイムが見当たらなかったこと。
ここの山々は要害山から大蔵経寺山までの縦走(つまり私たちとは逆ルート)がメジャーであり、ガイド本でも中央線沿線からスタートするコースタイムが見当りませんでした(探し方が悪かったかもしれませんが)。ちなみに、昭文社の地図でも要害山と兜山までがギリギリ記載されているのみで、大蔵経寺山関連のコースタイムは不明です。昭文社の地図が使えないと、コースタイム立ては厳しいですね。
�子連れのタイム
そんななかでも、少ないサンプルからコースタイムをたてましたが、そもそも縦走しようという方のタイムです。健脚の方のコースタイムだったかもしれません。もしそうであれば標準よりかなり速いタイムであり、子連れタイムとの差は開くばかりです(ごめんよ息子!)。
�大蔵経寺山でのコース間違えと深草観音での時間
全体のコースタイム予測が甘かったことに加えて、初っ端の大蔵経寺山でコースミスをおかしてしまい30分のロス。また、通過するだけだったのに、深草観音で楽しみすぎてしまい30分のロス。いずれも、それはそれで充実していたのですが、今となれば、深草観音で引き返して要害山を諦めるべきでした。
以上が今回の反省です。「裏山なれどあなどるべからず」。今回の子連れコースタイムが、今後の登山者の皆さんの参考になることを願っています。
ちなみに翌朝、息子は「昨日楽しかった!」と言って、(父親と違って筋肉痛というわけでもなく)元気に登校していきました。負けました(笑)。
ベーコンのペペロンチーノ(スープ多め)
前日に仕込み、山であたためてスープパスタにする感じです。
材料(3人分)
パスタ 400g
ベーコン 5,6枚
チューブにんにく、唐辛子、オリーブオイル
コンソメ、パセリパウダー
作り方
1 チューブにんにくから2,3cm絞り出したにんにくと、ととうがらしの輪切りをオリーブオイルで炒めます。炒めるというか、素揚げというか。そのうちとうがらしが焦げて、チューブにんにくがガム状になってくっつきはじめるので、そうなったら、全部取り出します。これで、辛いガーリックオイルのできあがりです。このオイルで、短冊切りにしたベーコンを軽く炒めておきます。
2 パスタをゆでます。表示時間より1分短い感じです。
3 パスタのゆで汁150ccでコンソメを溶かします。
4 ゆであがったパスタを、1のガーリックオイルで炒めます。さらに3を加えて炒めます。
5 てきとうにからんだところで、ジップロックへ。
6 山では、まず、300ccの水にコンソメを加えたスープをふっとうさせます。
7 スープにジップロックから出したパスタを入れ、からめるようにしてあたためます。あたたまったらできあがりです。
初の山調理だったので、このレシピは1週間前にも、家で実験して確かめました。
味は悪くなかったのですが、子どもには辛すぎたようです。1のオイルを作るときに、もう少し唐辛子を減らせばよかったと思いました。
今回はベーコンのみの具でしたが、ほうれんそうのゆでたものを一緒に炒めるともっとおいしいです。
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