【訓練】丹沢・大倉尾根〜塔の岳ピストン
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,293m
- 下り
- 1,275m
コースタイム
天候 | 晴れ、薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路=大倉〜渋沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
取り立てて危険個所のない大倉尾根ですが、凍結には注意です。 駒止茶屋あたりから路面が凍結し始めました。滑りやすい個所もあります。堀山の家から上はアイゼン装着が無難です。石が露出して歩きにくい場所も続きます。が、痩せた稜線の下りで転倒して、崖から転げ落ちる恐れがあります。 下山は、凍結した路面が溶けてぐちゃぐちゃです。スパッツは必携です。 |
写真
感想
雪友先輩、連絡係ありがとうございます。
ただのピストンなんですけど、登りと下りでまったく違う山になっちまったような、下りの泥道でした。お日さまは偉大ですねえ。登りはカチンコチンの泥道が、ほんのわずかな時間で溶解しておりました。
登りのラストは楽しい雪道でした。子どものころ、ただの長靴で雪道をかき分けて遊んだころを思い出しました。
ねぎさんのGPS紛失はお気の毒でした。出てくるといいですね。いい方が拾ってくれるといいんですが。小生のGPS時計はきちんと作動していました。データを写してみますと、
移動距離 14・11キロ
移動時間 5時間52分(実働時間)
標高差 1294メートル
でした。
久しぶりのお山でした。また皆さん、ご一緒しましょう。
のじ拝
大倉尾根は訓練に最適です。標高差1200メートルは富士山や北アルプスにも匹敵します。何度も上り下りしますが、いつも充実感があります。
標高300メートルを登るのに、一般的には一時間かかるといわれています。大倉尾根に当てはめると、4時間です。今回は3時間台で歩くことを目標にしました。
7時45分にスタートして、休憩は3か所で取りました。雑事場の平で衣服調整含めて5分、堀山の家で5分、花立山荘でアイゼン装着を含めて15分ほどです。勝手知ったる道なので、ペース配分も楽にできました。核心部は花立山荘直前の急階段ですので、ここまで体力を温存しました。前半はゆっくり歩きで息が乱れないようにしました。
急階段に差し掛かったところで、下山してくる丹沢のチャンプ・畠山さんと再会しました。4000回登山に同行取材して以来の再会です。何度も塔の岳には来ているのに会えずじまいでした。「やぁやぁ」といつもの暖かな笑顔でガッチリ握手しました。畠山さんはいつもの短パンに長靴。白いワイシャツも来ています。基本的に夏と一緒の格好です。相変わらずの超人ぶり。うっかり写真を撮り忘れたのが残念でした。
現在塔ノ岳登攀回数は4200回あまりとのこと。4500回は来年の5月ごろを目標にしているそうです。また、取材させてもらいます。でもその前に4000回登頂のお祝いをしないといけませんね。
チャンプと再会したことで、さらに元気になり、一気に花立山荘に。ここからはアイゼン装着です。今年は冬山ばかり行ってましたので12本爪ばかりでしたが、久しぶりに6本を付けました。やはり12本より軽くて歩きやすい。
ここから山頂までは一気に歩きました。途中痩せ尾根に雪がかぶり、下りでは慎重に歩行すべき場所が何か所かあります。アイゼンなしで歩いている人もいましたが、転倒したら崖に落ちる恐れがあります。持っているのであればアイゼンを付けた方が無難です。
山頂まで3時間程度。目標は達成です。雪や凍結がなければもう少し早く歩けたかもしれません。次の目標は2時間台ですね。
下りは、凍結した路面が溶けてぐちゃぐちゃになっていました。かなりひどい泥濘もあり、スパッツは必携です。下山路を1時間半で駆け下りたこともありますが、今回は慎重に歩行しました。
下山したところで、ザックの天蓋のポケットに入れておいたGPSがなくなっていることに気づきました。ガーンッ。いろいろな山に持って行って、愛着があっただけに残念。10日現在で尊仏山荘、秦野警察に届け出はありません。今月もう一度大倉尾根を下る予定なので、他の山小屋にはその時聞いて歩こうと思います。もし拾われた方がいたら、ヤマレコ上でご連絡ください。よろしくお願いします。ちなみにGPSはソニー製です。
神奈川県立山岳スポーツセンターでシャワーを借りました。3人でたったの150円です。一人50円という激安です。脱衣所が基本的にない、などやや使い勝手は悪いのですが、この安さなら何も言うことはありません。
打ち上げは、大倉屋と考えていたのですが、本日に限り休み、とのこと。どんぐりハウスで乾杯しました。
「あっ、鹿だ!」mrsaigonさんに教えてもらった方向を見上げると、雌鹿4匹のジョシカイに遭遇。登山開始早々、山中では初めて野生の鹿を見る事が出来ました。
登山道は冷え固まっていて、標高1000m程より上では雪が積もっていました。一部踏み固められてアイスバーンのようになっているので、アイゼンは必要です。山頂はこの寒さでも老若男女、多くの方で賑っていました。下山時、午前中固まっていた地面が泥濘化していて何度かスリップし、『登山のゴールは山頂ではなく、無事に下山すること』‥どこかで見聞きした言葉が頭を過りました。下山後、(恐らく農家の方の)軒先や大倉バス停付近の広場で野菜が安売りされていましたが、2時間の帰路を考えると購入できませんでした…。実家に寄るときは買ってみよう。最後になりましたが、第四のメンバーsnowmanさん、どうも有難うございました。またご一緒させて頂く日を心待ちにしております。
翌週は足和田山。negiさんとmrsaigonさんに教えて頂いた、登山用品のメンテナンスを早めにしなくては。
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