霊山:歴史の岩峰、紅葉には少し早かったかな。
- GPS
- 04:30
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 849m
- 下り
- 834m
コースタイム
- 山行
- 3:14
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 4:25
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
霊山は遊歩道の様に整備されている。土でちょっと滑りやすいところにも鎖などあり。岩山だが、岩の登降はほぼない。 |
写真
感想
今週末は、弱い冬型の気圧配置。土日共に太平洋側平地は晴時々曇り、日本海側は曇り時々雨の予報。奥羽山脈の山は、雲と強風が予想される。高い所では雪かも。黒伏山の橋撤去の前に、紅葉を観に行きたかったのだが、天候がいまいちである。まだ、紅葉最盛期ではないかもしれないが、霊山に紅葉を観に行ってみることにした。なるべく霊山をフルに回ってみたい。
霊山は例年ならこの時期、霊山紅葉まつりなのだが、今年は31日から縮小の形で実施らしい。でも、紅葉の時期は混むので、なるべく早く出て6:40 に着いた。登山口の駐車場は、まだ車は10台程度。直ぐに出発して、最初は幅広い落葉の道を緩く登っていく。途中左に曲がり緩い山道となる。沢沿いの整備されたやや暗い道を周りの岩を見ながら登っていくと、宝寿台となる。ハシゴを登って宝寿台に登ると、全体的には紅葉の最盛期は、1〜2週後かなと言う感じである。でも、霊山の上空は、ほぼ晴れてきて、緑の中に赤と黄色が映えて、きれいである。見下し岩の所で、右に日暮沢入口となるが、ここは国司沢方面に進む。この辺りは左の国司沢の岩の景観が良いところである。その先に甲岩分岐があるが、今日は甲岩に登ってみる。国司沢の岩がきれいである。甲岩からメインルートに戻り、進むと谷を回って護摩壇入口へ。左へ、親不知子不知で岩の間や下を通る道を経て、護摩壇へ着く。道は少し登りとなり、国司館跡、さらに霊山城跡の広場に出る。
今日は北へ、なるべく先まで、不動岩辺りまで行ってみることにする。霊山城跡から直ぐの西物見岩からは、吾妻連峰が良く見えたが、吾妻小富士から上は雪が積もっているように見える。さらに、笹に中の道を緩く下って行くと、しばらくは岩の無い山道歩きとなるが、釣瓶落岩からは周辺の紅葉と岩峰がきれいに見える。また、樹林と笹原の中の道を下って行くと日枝神社跡に着く。左に進み、直ぐに、右に笹の中の道を登っていく。平坦になると岩の間の道となり、天狗岩がある。少し下っていくと、この周辺が紫明峰という案内板がある。また、下って行くと、ワシ岩が見えますの看板があり、道の周辺が岩が多くなってくる。鉄板の桟道を渡る辺りは、上を見上げると岩が張り出している。直ぐに不動岩になるが、不動岩もオーバーハングである。不動岩の先で、休憩して引き返すことにする。
帰りは、霊山城後の手前で左のトラバース道を通って、東物見岩に向かう。樹林の間の道を登っていくと分岐があり、左に少しで東物見岩に出る。ここが霊山の最高地点である。尾根上の樹林帯を一度下り、また左に登ると蟻の戸渡りである。ここから稜線上の短い岩稜を行くと直接、望洋台に出る。弁天岩には行っておきたかったので、ここから弁天岩入口を目指す。入口から岩稜を少し行き、最後にハシゴを渡ると弁天岩に着く。と思ったのだが、ハシゴの直前に別のハシゴがあり、岩を巻いて、先の岩峰に行けるようになっているのかな。そちらが、弁天岩なのかも。弁天岩から鉄板の桟道などのある平坦な道を行くと日暮岩である。日暮岩入口まで行くと、後は往路と同じ道を戻ることになる。この辺りから登ってくる人も増えてきたが、今日出会った方は全部で50人程だったかな。赤緑黄色のバランスが良い紅葉進行中の霊山を楽しむことができた。来週かその次辺りが紅葉の最盛期だと思う。
25日は、仙台は女子駅伝で通行規制があるので、時間調整で、霊山の後に、丸森町の岩岳も行こうと考えていたのだが、途中、幅員の狭い国道349号線で丸森に出て、県道45号線を南下すると、不動尊公園キャンプ場の所で、通行止めとなっていた。まあ、プラス4劼世韻覆鵑世韻鼻4歐皇筆甫は、昨年の台風で大きな被害をうけた所なのだった。調査不足だった。また改めて計画しよう。公園の河原の紅葉もきれいだったので、それを観て、もう帰ることにした。帰りに向かうと、少し雨がパラついてきたので良かったのかも。市内の交通は、東から入ったので問題は無かった。
コメント
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kyen さま こんにちは
いつもご訪問頂きありがとうございます。でもコメントでは、はじめまして。
霊山の紫明峰方面のワシ岩、私も探しましたけど木が伸びすぎて表示板の岩からは見えないとの事でした。日枝神社方面からマイナーなコースから行くとワシ岩にご対面出来そうです。私も機会があったら探してみたいと思っています。
yamanamieさん、コメント有難うございました。
ワシ岩が見えます、とのことで、岩に登ってみましたが、よく分かりませんでした。霊山もマイナーコースは奥が深そうですね。
また、よろしくお願いします。
はじめまして。
とは言っても、先月の障子ヶ岳でお会いしているような感じではありますが。
お天気に恵まれて、まだ青葉が残る中に色付き始めた紅葉がとても綺麗ですね
kyenさんが「これがワシ岩かな」と書かれた岩は、不動岩方面の岩です。展望所からはその岩しか見る事が出来ないので、kyenさんに限らず皆さんそう思ってしまうのも無理もありません。ワシ岩は落葉時期にならないと見る事が出来ませんが、近年 枝が伸びすぎて落葉時期でもかなり見えにくくなっています。20年ほど前は「この岩の上から〜」の看板通り山側上方にワシ岩が見えたのですが。
4年前、伊達市に枝の刈り払いが出来ないのか問い合わせたところ、県立公園である事と急斜面であることで無理との回答がありました。その代わりに伊達市が県に許可を得て防水加工した写真と説明書きを看板に取りつけてくれましたが、あっという間に無くなってしまいました。「霊山道先案内人」のガイドブックにも間違えて不動岩方面の岩を「ワシ岩」として写真が掲載されていたので、修正するようお願いしました。
稚拙ながら私が作った動画を見ていただけると、見つけやすいかと思います。
「霊山のワシ岩の見つけ方」https://youtu.be/DpLXAMwPh6I
機会がありましたら、落葉時期にまたいらしてください。
mikiさん、有難うございます。
動画、拝見しました。これでは、見つけるのは難しいです。それに随分小さい様ですが、確かに鳥が留まっているような印象的な形をしているのですね。
障子ヶ岳でもお会いしているのですね。時刻を見ると、それも障子ヶ岳の山頂のようです。障子ヶ岳は岩壁と紅葉で、朝日でもユニークな美しい山でした。私の今年の紅葉期の一番の山行でしたよ。
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