ノントレース雪の平ヶ岳。最高点には行けず、木道が見えん。。。

2020年10月26日(月) [日帰り]

• GPS: 08:53
• 距離: 21.8km
• 登り: 1,789m
• 下り: 1,788m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:36
• 休憩: 0:17
• 合計: 8:53

距離 21.8km 登り 1,789m 下り 1,788m

4:47 鷹ノ巣登山口
6:31 6:32 下台倉山
7:15 台倉山
7:23 7:25 台倉清水
7:57 白沢清水
9:02 9:04 池ノ岳
9:28 9:38 平ヶ岳三角点
10:00 10:01 池ノ岳
10:57 白沢清水
11:28 11:29 台倉清水
11:39 台倉山
12:19 下台倉山
13:40 鷹ノ巣登山口
13:40 ゴール地点

天候

雨、風、粉雪。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

この日の登山者は4人でした。
駐車場はガラガラ。路面凍結はありませんでした。

コース状況／危険箇所等

基本穏やかだが痩せ尾根付近を含め案外険しい個所があるので、雨・雪時には注意が必要。
山頂台地直下が結構険しく、積雪があったので緊張感があった。
チェーンアイゼンを装着。

道も思ったより踏み後がしっかりしていて、上部のトレースが無い個所でも迷う感じは無かった。
ただ山頂周辺の湿地帯は、、、木道と視界が無いと恐ろしいものがあります。

その他周辺情報

登山口近くにある一軒喫茶山の中はなかなか良かった。山菜ピラフときのこ汁を頂きました。この周辺の紅葉が凄かったです。

桧枝岐村の泉キャンプ場に連泊。
一泊バイクで1500円。ゴミも捨てれます。
湯は露天風呂が素晴らしい燧の湯、600円。

写真

10/26 4:46

ヘッデン出発です。

10/26 5:47

明るくなってきたら紅葉が、、、、

10/26 6:05

暗いし写真では伝えられません。

10/26 6:08

判ってはいましたが絶望的なガス。。

10/26 6:19

痩せ尾根が景色が良かったですね。

10/26 6:33

痩せ尾根終了。
まだ7.2kもあるのかよ。

10/26 6:56

晴れてれば結構景観があるいい尾根道だと思います。

10/26 7:12

滑る木道。

10/26 8:18

いよいよトレースが無くなりました。

10/26 8:43

この孤独感は雪の宮之浦岳以来です。

10/26 8:51

平って名前が付いてる割に案外険しいので腹が立ちます。

10/26 8:55

慎重に。。。

10/26 9:01

最後の登り。

10/26 9:02

山頂台地に到着しました。
で、これから何処へ向かえば。。。

10/26 9:02

10/26 9:10

こっちの木道のようです。

10/26 9:27

踏み外すとズボッってひざ下まで踏み抜きます。

10/26 9:28

三角点到着。
100名山75座目登頂〜〜〜
って言っていいのか？

10/26 9:29

最高点を目指しますが、、、

10/26 9:34

途中からマジで木道がわからずこの辺りでギブアップ。
ラッセルしてまで進む気力も装備も無かったです。

10/26 9:39

さっさと帰ります。

10/26 9:51

たまご石へ行きかけますが。軽く足首上までくる積雪だったので断念。
この状況だとビビりの私は安全面を最優先しました。

10/26 9:59

10/26 10:01

自分のトレースに感謝w

10/26 10:49

ようやく積雪からは逃れましたが、木道が滑るので安心できません。

10/26 11:51

10/26 12:58

ロープが張ってあります。
険しいまではいきませんが、このようなクセのある個所が案外多いです。

10/26 13:08

おお！！！
ガスが取れて紅葉が。

10/26 13:11

上手く伝える事は出来ませんが。凄かったですね。。。

10/26 13:13

いい道です。

10/26 13:15

落ちたらアウトなので慎重に。

10/26 13:23

10/26 13:39

お疲れ様でした。
もっと天候のいい時に登りたかったです。

10/27 8:54

翌日登った燧ケ岳より拝借。
見事な平ですw

撮影機器：

Canon IXY 630 Canon

SOV39 Sony

感想

pinkDJEBEL

会津遠征2座目。
覚悟はしていましたが前日の会津駒ケ岳に続き上部は雪・雪・雪。。
コンデイションも悪かったし流石に疲れたので時間も想定よりかかりました。

前夜の雪のせいなのかわかりませんが、途中からはトレースも無くかなり不安のある痺れた登山となりました。
山頂台地の木道がほぼ雪で埋まっていたので、視界の悪さと相まって参りました。
木道からステップを外した瞬間に踏み抜くので、足は冷え冷え。流石に嫌になる状況でした。

三角点までは行けたものの、結局最高点までは行けず。これを登頂と言っていいのか微妙ですが、木道が完全に見えない中、勲章を求める為に安全を犠牲にしてラッセルしまくる気はしなかったので私の中では三角点で平が岳に登頂したという事にしました。
しかし湿地帯で木道が見えないのがこんなに恐怖だとは知りませんでした。
もう少しガスって池に足を踏み入れる事を考えると、、、、
積雪時はどうしてるんだろうか？？？

帰路ですれ違った登山者は3人。
平日悪天候でもいるもんですね。他に人がいるって安心感は何物にも代え難いものがあります。とは言え足でも捻挫したら超大ごとになるので、いつも以上に慎重に歩きました。

痩せ尾根付近の紅葉は絶品でした。
天候がイマイチだったので半分くらいしか堪能出来ませんでしたが、晴れていれば究極だったと思います。

上部のガスは残念だったし最高点に行けなかったのもアレですが、人っけの無い雪山を先頭で歩けたのは登山としてはかなり刺激がありました。
しかし登ったという判断はギリギリだったように思います。
この状況であえて撤退する事が真の勇者だったのかもしれません。

コメント

tehehe

真の勇者ですよ(・∀・)
こんばんは😄初コメです。

平ケ岳、日帰り難関のお山と言われてます。
百名山で無ければとの思いがよぎります。
ホワイトアウト⁉の状況で山頂名板迄の登頂。
正真正銘の完登だと思いますよ(^_^)
ズル⁉ルートでも難儀な平ケ岳、
素晴らしい健脚だと思います。
強靭な肉体と強い精神力をお持ちですね。
レコの内容からも、ギリギリのところを弁えてらっしゃいますね。
これからもご安全な山行きを楽しんでください(^_^)

pinkDJEBEL

＞teheheさん
コメント有難うございます。

基本このような天候では登らない派なのですが、いざ遠方まできてしまうとやっぱりね。。。。
今年は何故かこのような悪天候登山が多かったです。
決して好んではいませんが、スリルと紙一重の所に刺激があるのも事実ですよね。
この辺の判断は難しい所です。

似たような天候の前日の会津駒ケ岳で撤退されている方が数名いましたが、素直に凄いと思います。
やりずぎはいつか痛い目に会うので安全を心がけて登山して行きたいと思います。