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Yamareco

記録ID: 2679721
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
伊豆・愛鷹

伊豆山稜線歩道 天城峠〜三蓋山〜猫越岳〜仁科峠〜魂の山〜船原峠〜達磨山〜だるま山高原レストハウス〜もみじ林前

2020年10月25日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
08:08
距離
40.7km
登り
2,119m
下り
2,525m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:15
休憩
0:53
合計
8:08
距離 40.7km 登り 2,119m 下り 2,531m
9:07
6
9:24
9:25
17
9:42
15
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10:09
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3
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15:50
16
17:15
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2020年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
<往路>
JR東海道新幹線 東京駅>三島駅
伊豆箱根鉄道 三島駅>修善寺駅
東海バス 修善寺駅>天城峠
<復路>
東海バス 梅林口>修善寺駅
伊豆箱根鉄道 修善寺駅>三島駅
JR東海道新幹線 三島駅>東京駅
コース状況/
危険箇所等
場所によって落ち葉の堆積多く、踏み跡が不明瞭。崩落により通行止め区間あり。
その他周辺情報 修善寺の銭湯「筥湯(はこゆ)」が有名かも。時間なく、今回も入浴できず。
降りるお客さんは、5組程度と少ない
2020年10月25日 09:06撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 9:06
降りるお客さんは、5組程度と少ない
長いトンネル
2020年10月25日 09:13撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 9:13
長いトンネル
コース最初の峠
2020年10月25日 09:25撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 9:25
コース最初の峠
まだ晴れている。富士山どーん!に期待
2020年10月25日 09:55撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 9:55
まだ晴れている。富士山どーん!に期待
天気は最高!
2020年10月25日 10:08撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 10:08
天気は最高!
秋の気配も感じられる
2020年10月25日 10:27撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 10:27
秋の気配も感じられる
コース最初の山頂
2020年10月25日 10:28撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 10:28
コース最初の山頂
ネッコ好きにはたまらないらしい
2020年10月25日 11:03撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 11:03
ネッコ好きにはたまらないらしい
ジャングル感が素敵すぎる
2020年10月25日 11:04撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 11:04
ジャングル感が素敵すぎる
ここもネッコ好きにはたまらないらしい
2020年10月25日 11:17撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 11:17
ここもネッコ好きにはたまらないらしい
富士山はどこいった?!
2020年10月25日 11:22撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 11:22
富士山はどこいった?!
仁科峠まで1Km
2020年10月25日 11:44撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 11:44
仁科峠まで1Km
眼下に広がる熊笹草原
2020年10月25日 11:52撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 11:52
眼下に広がる熊笹草原
バイカーが休憩中
2020年10月25日 11:56撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 11:56
バイカーが休憩中
延々と続くパンダの放牧場
2020年10月25日 12:01撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 12:01
延々と続くパンダの放牧場
キラキラの相模湾
2020年10月25日 12:14撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 12:14
キラキラの相模湾
もふもふの放牧場
2020年10月25日 12:17撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 12:17
もふもふの放牧場
東屋は健在
2020年10月25日 12:18撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 12:18
東屋は健在
海からの反射が眩しい
2020年10月25日 12:18撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 12:18
海からの反射が眩しい
天城峠方面をふり返り
2020年10月25日 12:27撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 12:27
天城峠方面をふり返り
たましいではなくこん
2020年10月25日 12:41撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 12:41
たましいではなくこん
車道に導かれる
2020年10月25日 13:01撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 13:01
車道に導かれる
樹林帯歩きを再開
2020年10月25日 13:11撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 13:11
樹林帯歩きを再開
何もない
2020年10月25日 13:24撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 13:24
何もない
薄暗い樹林帯歩きが続く
2020年10月25日 13:32撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 13:32
薄暗い樹林帯歩きが続く
船原峠への分岐点
2020年10月25日 13:54撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 13:54
船原峠への分岐点
前回は、ここまで
2020年10月25日 13:55撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 13:55
前回は、ここまで
車道から歩いた道をふり返る
2020年10月25日 14:19撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 14:19
車道から歩いた道をふり返る
相模湾。土肥駐車場の展望台から
2020年10月25日 14:19撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 14:19
相模湾。土肥駐車場の展望台から
土肥駐車場の案内図
2020年10月25日 14:29撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 14:29
土肥駐車場の案内図
漢字が読めない
2020年10月25日 14:37撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 14:37
漢字が読めない
スピード出しやすい登り坂のカーブ
2020年10月25日 14:42撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 14:42
スピード出しやすい登り坂のカーブ
ラスボス登場!
2020年10月25日 14:51撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 14:51
ラスボス登場!
達磨山頂まであと少し
2020年10月25日 15:01撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 15:01
達磨山頂まであと少し
達磨山頂に到着!
2020年10月25日 15:03撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 15:03
達磨山頂に到着!
相模湾を一望
2020年10月25日 15:04撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 15:04
相模湾を一望
達磨山と富士山のコラボ
2020年10月25日 15:04撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 15:04
達磨山と富士山のコラボ
ふり返ると分厚い雲
2020年10月25日 15:04撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 15:04
ふり返ると分厚い雲
晴れてきて富士山アゲイン
2020年10月25日 15:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 15:12
晴れてきて富士山アゲイン
富士山ズーム
2020年10月25日 15:12撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 15:12
富士山ズーム
眺望はなし
2020年10月25日 15:22撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 15:22
眺望はなし
日が暮れてきた
2020年10月25日 15:53撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 15:53
日が暮れてきた
実は、そこそこの混み具合
2020年10月25日 16:07撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 16:07
実は、そこそこの混み具合
素晴らしい景色
2020年10月25日 16:08撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 16:08
素晴らしい景色
富士山ズーム再び
2020年10月25日 16:09撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 16:09
富士山ズーム再び
おっと通行止め
2020年10月25日 16:28撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
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10/25 16:28
おっと通行止め
通行止めは、もみじ林から5.5Km地点
2020年10月25日 16:29撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 16:29
通行止めは、もみじ林から5.5Km地点
夕陽に照らされる富士山
2020年10月25日 16:44撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 16:44
夕陽に照らされる富士山
富士山さようなら!
2020年10月25日 16:44撮影 by  DMC-FT1, Panasonic
10/25 16:44
富士山さようなら!
撮影機器:

装備

個人装備
RUSH 30L ハイドレ2L LAKEN1L水筒 上下着替え一式 ヘッ電 予備バッテリー カメラ MHWパンツ MHW長袖T C3fit5本指ソックス モントレイルFKT 雨具上下 ミズノ・ブレスサーモ・ダウン Garmin GPSMAP 62s 地図 食料+行動食

感想

 2020年10月25日(日)、天候は予報では曇り。雪がない山で長い距離を歩きたくなり、伊豆山稜線歩道を歩くというよりも走ることにした。
 伊豆山稜線歩道は、昨年の4月以来の2回目の訪問になる。
 前回は、季節外れの融雪地獄に行く手を阻まれ、標準CTを巻くことができず、船原峠でタイムアウトとなり完歩を断念した。

 さて、今回も天城峠まで電車とバスを乗り継いでアプローチする。
 東京駅から三島駅まで東海道新幹線に乗り、三島駅から修善寺駅までは伊豆箱根鉄道で移動。その後、東海バスに揺られて天城峠バス停に到着したのは、09:00頃になった。
 天城峠バス停で降車したお客さんは、5組程度と少ない。09:10頃には準備をして、バス停を出発する。

 CT通り行くと、天城峠バス停からゴールのもみじ林前までおおよそ13時間45分、距離43Kmの道のりとなる。
 バス停を出て最初に出てくるのは、旧天城トンネルと公衆トイレ。まっすぐ続くトンネルと擁壁の石のはめ込み具合の職人技が本当に見事で素晴らしい。
 先へ進み、高度を少し上げると天城峠に到着する。
 先行するトレランのカップルに追いつきそうで追いつかない微妙な距離を保ちながら前へ進む。

 この日は、ハイドレ2Lにスクイーズボトル1Lの水、菓子パン3個、柿ピー小を5袋、乾パン1缶、全身着換え、ヘッ電2個、予備バッテリー、カメラ、スマホ、GPSを装備した。
 お店にピットインできるのは、ずいぶん先の「だるま山高原レストハウス」になるので、水分及び食料は多めに用意した。
 朝スタート時の天気は晴れていたので、富士山見たさにペースを上げて進む。
 気温は、高い。おそらく20度はあったと思う。長袖T1枚で丁度良い気温で動くと汗ばむ陽気だ。 時折吹く冷たい風が心地良い。

 二本杉峠(旧天城峠)で先行するトレランのカップルに追いつき、ひと言声をかけて先に行かせてもらう。
 登山開始直後だし、気温も低めで気持ちが良い。誰もいない中なので、CTを意識して走る。
 前回融雪地獄となった三蓋山(みかさやま)あたりからは、登山道が急速に狭くなり、スピードダウンする。
 登山道がV字に細く、深くえぐれている箇所が多い。雨だと悲惨な状況になるだろうから、曇り空には感謝だ。
 所々、落ち葉の堆積が多く、踏み跡が見えないややトリッキーな路面も出てくる。
 そもそも狭い登山道なので、大きくコースアウトすることはないが、ふと方向を見失うことが時々あった。

 最初のお楽しみポイントの仁科峠展望台に到着するが、なんと富士山は雲の中。
 左手には駿河湾、右手には富士山をイメージしていただけに、ガッカリだ。残念な景色を前に菓子パンを食べてエネルギー補給をする。
 仁科峠へ降りると、ここからが本日のハイライトとなる草原歩きが始まる。
 進行方向左手には相模湾、前方には黄緑色の熊笹草原が広がっており、富士山が見えないのは残念だが、絶景が広がる。
 宇久須峠(うぐすとうげ)の東屋は健在で、ビバークする場所としては最高かもしれない。そんなパンダの放牧場は、魂の山(こんのやま)まで続く。
 遠くに見える魂の山は、小高い丘という感じで、宇久須峠からなだらかな上り基調が続く。魂の山から先は、再び樹林帯の中を歩くことになる。

 登山道と平行する車道に出たり入ったりを繰り返す。
 途中、崩落による登山道通行止め区間が現れ、強制的に車道を歩くことになるが、南無妙峠(なんみょうとうげ)で再び登山道へと誘導される。
 前回の終着点の船原峠(ふなばらとうげ)では、車道を横断する。船原峠から上り基調の樹林帯を抜けると、再び車道歩きが始まる。
 車道と熊笹草原のコラボなので、見通しが良いのがせめてもの救い。
 伊豆トレイルジャーニーのスタッフと思われるお兄さんと出会った以外は、歩行者はゼロ。
 歩道というよりはゴミの堆積する車道のわきを小走りする中、隣をバイクと車が爆音で走り抜けていく。

 西伊豆スカイラインの土肥駐車場からの駿河湾の眺めは、まさに絶景でキラキラ光る海面が眩しい。
 既に夕刻を感じる陽射しの中、伽藍山(がらんさん)と古稀山(こきやま)を通過する。そして遠くから眺めていたラスボスの達磨山(だるまやま)が近づく。

 全面熊笹で覆われたお椀をひっくり返したような山容は、周囲と比べてとても大きく、貫禄は十分。
 達磨山(だるまやま)頂上へと続く登山道を登り切ると、眼下には駿河湾、目の前には雲に巻かれた富士山が見える。
 雲さえ無ければ最高の景色ではあるが、終バスの時刻があるので先を急ぐ。

 伊豆山稜線歩道後半の最高地点が達磨山頂上になるため、小達磨山(こだるまやま)を除けば、残りの区間はほぼ下り基調となる。
 小達磨山の下りは、木道を再整備するために掘り返されていた。泥だらけの登山道に難儀する。
 小達磨山を降りた後は、戸田峠(へだとうげ)の駐車場わきで長めの休憩を入れて、最後の菓子パンを食べる。
 戸田峠に自販機がないため、冷たいコーラを求めて道中唯一のピットイン場所である「だるま高原レストハウス」へ立ち寄る。ここからの眺めも素晴らしい。
 コーラを1本イッキ飲みした後、トイレを拝借してゴールのもみじ林前を目指して出発する。
 途中通過する「だるま山高原キャンプ場」では、山稜線歩道がテントサイトのど真ん中を通っていて、オートキャンパー達の自慢の装備を遠巻きに眺めることがてきた。サイトそれぞれに特色というかオーナーのこだわりを垣間見ることができて、見ているだけでも楽しい。「だるま山高原キャンプ場」で1泊する山行も面白いかもしれない。

 古民家が立ち並ぶ梅林公園エリアに近づくと、夕闇はすぐという時間帯に突入する。
 人っ子一人いないほぼ真っ暗に近い公園は、かなりスプーキーで自然とスピードも上がる。ゴールのもみじ林前もいつの間にか通過する始末w
 公園バス停にさしかかるも終バス到着まで少し時間があるので、欲張ってひとつ先の梅林口バス停まで歩き、終着点とする。

 仲間に下山報告をし、真っ暗闇の中、バスの到着を待つ。5分ほど到着の遅れたバスに乗り、修善寺駅に到着したのは18:00頃になった。
 公共交通機関を利用したアプローチゆえに、終バスの時刻に追われる山行となった。
 平地と下りの大部分は、走った気がするが無事に予定時刻内にゴールできたのは素直に嬉しい。
 10月下旬でも温かい気温の中での伊豆山稜線歩道は、アップダウンも少なく、吹く風の涼しい最高に気持ちの良い山行となった。

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伊豆山稜線歩道(天城峠〜仁科峠〜船原峠〜戸田峠)
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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