両神山
- GPS
- 08:21
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,616m
- 下り
- 1,615m
コースタイム
- 山行
- 6:37
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 8:22
天候 | 快晴、山頂からの眺めは360°バッチリ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に荒れたところはないが、そもそも急坂多くハード。鎖場は意外と普通にこなせる程度と感じた。 |
その他周辺情報 | 両神温泉薬師の湯 |
写真
感想
この週末は当初小屋泊で丹沢横断か三峯神社〜雲取山縦走でもと思っていたけど、会社の同僚から両神山どうですかと誘われたのでこちらに行くことに。同僚の車で3人で現地まで。7時半前には日向大谷に到着したが、既に駐車場は一杯で少し下のスペースに停車し、準備完了後登山開始。
序盤は沢沿いをトラバース気味に標高を上げていくが、結構アップダウンがあってなかなか標高を稼げない。渡渉ポイントも何度もあり、それなりに慎重に進んでいく。沢から離れると今度はいよいよ尾根筋に向かって急登開始。ザレてたりガレてたりでなかなか前に進まない。睡眠時間の短さもありかなりきつい。眺望も全く無く、完全に修行の様相で、ひたすら高度を稼いでいく。
ようやく清滝小屋に到着し、ここで大休憩。おにぎり等を適度に補給して先に進むが、この後がこれまでに輪をかけて九十九折の厳しい急登。本当にきつい。直登の急坂もしんどいけど、九十九折のターンからターンまでが短く、相当な斜度の斜面を登っていることがよく分かる。ヒイヒイ言いながらようやく尾根筋に到着。
ここからはいよいよ岩場になり、何度か鎖場を越えていく。難度自体はさほど難しいとは思わないけど、ここまで結構疲れているので緊張の度合いも高い。鎖場以外の登りもキツく、ここが修行の山だということが身に沁みてよくわかる。
龍頭神社から先は斜度自体はやや緩くなるが、時折岩場をよじ登ったり鎖場があったりとやはり気を抜けない。ただ、このあたりから要約眺望が開けてきて、山頂からの景色が期待できそうでモチベーションアップ。ここまでの疲れも忘れるくらい快調に進んでいく。
そしてようやく着いた山頂から見える360°の大眺望は本当に最高だった。奥多摩・奥秩父の山々(雲取山、甲武信ヶ岳や金峰山だろう)の向こうには富士山も頭を見せているし、少し右を向けば八ヶ岳、更にその先には雪で白くなった北アルプスの山々も。更に後ろを向けば煙を上げる山も見えた。浅間山だろうか。とにかくよく晴れていてここまで来た甲斐があった。
山頂は狭いのであまり長く滞在できないので、しばし写真を撮った後に退散。来た道を戻る。ここまでが急登続きだったので下りは当然その反対。足元滑りやすく、登りよりも遥かに疲れる。沢沿いまで降りるのがそもそもすごく長く感じた。タイムを見ても分かるように、登るときとタイム差があまりない。それだけユックリでないととても下れなかった。体力よりもメンタルをひたすら削られて、ヘトヘトになりながらようやく下山。
帰りに両神温泉薬師の湯に立ち寄り汗を流して帰宅の途へ。とても疲れたけど、あの景色を見られたのは本当に良かった。誘ってくれた同僚に感謝です。
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