お初の権兵衛峠ルートで【経ヶ岳】

2020年10月31日(土) [日帰り]

• GPS: 06:23
• 距離: 12.3km
• 登り: 975m
• 下り: 978m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:14
• 休憩: 1:08
• 合計: 6:22

距離 12.3km 登り 975m 下り 978m

8:58 権兵衛峠
9:42 9:44 アンテナピーク
10:23 10:32 北沢山
10:57 コイノコ
11:23 三角点ピーク
12:04 12:57 経ヶ岳
13:28 13:30 三角点ピーク
13:51 コイノコ
14:12 北沢山
14:46 アンテナピーク
15:16 15:18 権兵衛峠
15:20 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【伊那市側からの場合】
R361の権兵衛トンネルを抜けてから左折 旧道の権兵衛街道線（舗装道路）を辿り ゲートのある終点が駐車スペース
我々はそれより手前の駐車スペースを利用

コース状況／危険箇所等

・笹が刈られており ルートは明瞭で快適
・アップダウンが続くルートなので ペース配分に注意
・権兵衛峠の分水嶺にある水場は 涸れていました

写真

10/31 8:57

旧道の権兵衛街道を車で走り、ゲート前駐車場より下の駐車スペースからスタート。

10/31 8:58

手入れされたルートを一登りすれば

10/31 8:59

お目当ての、権兵衛峠分水嶺に到着。天竜川水系と、信濃川水系に分かれます。

10/31 9:03

送電線が邪魔ですが、南アの峰々が一望です。

10/31 9:07

広い駐車スペースがある、登山口にやって来ました。皆さん、ここに駐車されており、登山者とおぼしき車は5台でした。

10/31 9:13

鮮やかなカエデのオレンジ。

10/31 9:23

小鳥が狙っていましたが、射程距離に入るまでに逃げられました（涙）

10/31 9:31

登山道脇には、アンテナピークへと続く、運搬用のモノレール。

10/31 9:38

ブナの黄葉トンネルを進みます。

10/31 9:40

カラマツもイイ感じ。

10/31 9:41

赤色系が少ない中、今日一のカエデ。

10/31 9:44

アンテナピークに到着です。

10/31 9:55

遠目には、石仏が彫られていると思った岩石群。

10/31 10:23

好展望地の、北沢山に到着。休憩とし、暫く展望を楽しみましょう。

10/31 10:24

御嶽山がデカッ！仲仙寺ルートですと、8合目まで展望が得られないので、こちらはお得感タップリ。

10/31 10:26

遠くには、白山まで見えています。

10/31 10:28

【三等三角点】
点名：曲り尾
標高：1969m

10/31 10:32

登って来た尾根筋の黄葉。

10/31 10:34

さて、絶景に癒され、体力も回復したので出発です。ルート上には、刈られたばかりの笹の葉が...。

10/31 10:43

しかし、展望の無い樹林帯をひたすら登る、修行的な経ヶ岳登山のイメージを覆すルートです。解放感があり素敵な眺めです。

10/31 10:48

一登りすると、仲仙寺ルートで辿る尾根が一望です。右隅が8合目。左の一際高いピークが、経ヶ岳となります。

10/31 10:48

その8合目下の黄葉をズームで。

10/31 10:49

南アメインで。

10/31 10:50

ボーナスゾーンが、まだまだ続きます。

10/31 10:53

振り向けば、雪化粧の中ア主脈。

10/31 10:54

絵画的景色が広がります。

10/31 10:57

中央には木曽の町並みみまで。

10/31 11:05

岩場経由と、巻き道経由との分岐。往路は岩場、復路は巻き道を選択。両方歩いた結果、岩場経由が正解かな。

10/31 11:06

白山をズーム。

10/31 11:08

近づく経ヶ岳。

10/31 11:23

三角点のあるピークに到着。三角点は取り忘れたので、復路にて（笑）

10/31 11:33

地元有志の方が2名、ルート上の笹刈りをされていました。ボランティア活動ですので、頭が下がります。お礼方々立ち話を楽しみ、先に進みます。

10/31 11:35

色づきの良いカラマツ。

10/31 11:49

いざ本丸へ。

10/31 11:51

ルート上に笹が被り始めていますが、これから刈って頂けます。急坂にもかかわらず、ご苦労様です。

10/31 12:04

2年ぶりの経ヶ岳に到着。お初のルートから登りましたので、達成感もひとしおです。

10/31 12:10

お腹が空いたと思ったら、正午を過ぎています。杓子山で、富士山を見ながら食べる筈だった食料を平らげます。

10/31 12:37

昼食後、三角点にご挨拶。
【ニ等三角点】
点名：経ヶ嶽
標高：2296.4m

10/31 12:42

以前の山頂は樹林帯で薄暗いほどでしたが、台風による倒木多数で、限定的ながら遠望も。何と、諏訪湖までチラ見出来ました。

10/31 13:14

帰路につきました。山頂の展望の少なさを、補って余る眺望のルート。最高です！

10/31 13:28

三角点ピークにて、往路で撮り忘れた三角点にご挨拶。
【四等三角点】
点名：黄蓮沢
標高：2043.3m

10/31 13:49

甲斐駒、仙丈ケ岳、白根三山をバックに、眼下に広がる伊那市の町並み。

10/31 13:54

左隅には塩見岳。

10/31 13:55

ボーナスゾーンは、帰路でも足取り軽やかとなります。

10/31 13:58

南アの貴公子、甲斐駒をズーム。

10/31 13:58

仲仙寺ルート8合目をズーム。

10/31 14:12

北沢山まで下って来ました。

10/31 14:12

そこから見える、アンテナピーク。

10/31 14:41

黄葉を愛でながら、ゆっくり下って行きます。

10/31 14:46

北沢山から、30分ほどでアンテナピーク。

10/31 14:49

背高ノッポのカラマツ群に、西日が当たり輝きます。

10/31 15:09

登山口に下って来ました。前方のゲートは、伊那方面への通行止め地点。

10/31 15:09

そこにある、広い駐車スペース。皆さん、ここに駐車されています。往路でスライドしたお方が、テントを張られていました。空木岳まで縦走途上とのこと。

10/31 15:16

駐車スペースを突っ切り、分水嶺に戻って来ました。

10/31 15:17

ちょっと寄り道をし、権兵衛峠から桂小場ルートに繋がるルートを確認。uさん、kaiさん達の、1日で走破した山行の話をしたら、目が点でしたよ（笑）

10/31 15:22

駐車スペースに無事帰還し、マユミで〆。急遽差し替えたお山でしたが、道中の展望が素晴らしく、満足感の高い山行となりました。このルートお薦めです。

◆◇オマケ◇◆
ダム湖にオシドリを見に行ってきました。都市部の鳥と違いシャイで警戒心が強く、遠い日陰の岩場から中々出て来ません。

◆◇オマケ◇◆
特に成鳥の♂は臆病で、大トリミングでこの程度にしか寄れません（涙）

◆◇オマケ◇◆
其処へ行くと、人間界同様に♀は大胆。粘っていると、近くを泳いでくれることも。

◆◇オマケ◇◆
イチョウ羽の無い若い♂と、愛くるしいルックスの♀。軽登山と、鳥見が目下のささやかな楽しみです。

撮影機器：

Canon EOS KISS M Canon

感想

tailwind

1年ぶりの遠征を計画するも、敢え無く中止。明日の遠征に備え、食料を買い込んだ後に、まさかの医療系施設からの呼び出しでした。打ち合わせを済ませ、悪い情報に悩んだ末、近場のお山に変更します。候補は、以前から気になっていた、整備し直されたルートからの経ヶ岳。超人kaiさん達のレコが上り、尚更歩いてみたいと思っていたところです。

経ヶ岳は何度も登っていますが、もっぱら仲仙寺方面からでした。そちらのルートですと、樹林帯の急登をひたすら登り、展望は8合目付近のみ。山頂は樹林帯で展望無し...まさに修行モードのお山でした。実際、私は歩行訓練に使っていました。
ところが、今回のルートには展望所が数多くあり、景色を愛でながら歩けるではありませんか！道中でお会いしましたが、整備をボランティアで行って頂いる地元有志の方々、本当にありがとうございます。その状況は写真の通りであり、修行のお山が、展望を楽しめるお山へと劇的変化！暫くは、このルートを使い続けることでしょう（笑）ただ、アップダウンがありますので、その点には注意が必要です。

★2名での山行ですが、uさんはレコ活動はしておりません。私が代表して対応しておりますので、その点はお含みおきください。