鎧岳・兜岳・国見山・住塚山縦走
- GPS
- 07:17
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,367m
- 下り
- 1,316m
コースタイム
天候 | 晴れのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的によく整備された一般登山ルートです。 鎧岳・兜岳の急登及び急下降時の転倒に注意、また、植林作業道の分岐があり道迷いの可能性あり、踏跡のしっかりした道を選択。 |
写真
感想
最近、奈良県の低山縦走のコースを自分なりに思考して、実践することにはまっています。
ヤマレコには投稿していませんが1月に第一弾で榛原北側周辺の五山七峰(戒場山・額井岳・香酔山・貝ヶ平山・鳥見山)を縦走し、第二弾で桜井駅南側の音羽三山(音羽山・経ヶ塚山・熊ヶ岳)を縦走しました。
どちらも、踏み跡のはっきりしない、藪こき登山を強いられる、やや過酷な山行でしたが、それなりに面白さがあり楽しめました。
さて、今回、第3弾目として候補に挙げたのが曽爾村周辺の山々です。
ヤマレコの投稿を参考に曽爾村西側全山縦走に決めました。
ルートは三重交通バス新宅本店前バス停から鎧岳・兜岳・屏風岩上部・住塚山・国見山の順に縦走しクマタワから東海自然歩道経由で室生寺に至るコースを考え挑戦してみました。
当日朝、冷え込みが強いが快晴、気分上々で電車・バスを乗り継ぎ、予定どおり新宅本店前バス停に到着。(バスの乗客は名張から私一人だけでした)
新宅本店前バス停〜鎧岳
早々、準備を整え登山開始。
舗装された林道から未舗装の林道になり、植林の登山道を進む。
統一された道票が随所にあり安心して登れる登山道です。
でも一つ難点が、植林の急登がことのほかしんどい、九十九折れの繰り返しが朝一の登山には少しキツイ。
そうこうしてるうちに道は尾根筋に出、若干の眺望があり気分が晴れる。
数回のピーク越えがあり頂上と兜岳の分岐到着、ここから数分で鎧岳山頂、眺望よく周辺の山々が見渡せる、がベンチ等の休息場所なし。
鎧岳〜兜岳
分岐点に引き返し、兜岳方面に激下り、若干の凍結箇所あり、慎重に下る。
鎧・兜の鞍部到着、ここから兜岳に登り返す、下った高度を考えると、少し憂鬱になるが気を引き締め登りだす。
ところが、急登に次ぐ急登でしんどさMAX、ロープ場、岩場や片側が断崖の難所を越え、頂上到着。
鎧岳同様、若干の木立があるが眺望よし。景色を楽しみながら、切り株に腰掛け早めの昼食(サンドイッチ・バナナ・ミルクティー)を摂る。
兜岳〜国見山
昼食後、兜岳の激下りを体験、ロープ箇所多数、一枚岩や断崖箇所など登りより体力を使うかも、と思いながら登山口まで下りてくる。
登山口付近は何か工事中でフェンスが張られていた。(公園の整備?)
ここから、少し舗装路を下り、済浄坊の滝への分岐を右折し、滝越えから東海自然歩道合流点を目指す。
済浄坊の滝から上部の道は石畳が続き、数か所の鉄の階段があり、遊歩道と言った感じです。
若干、路面の凍結や岩壁のツララ等があり、凍結部分を避けながら慎重に先を急ぐ。
ここにきて、時間的に当初、予定していたコースでの縦走が厳しいかもしれないと考えるようになる。
東海自然歩道に合流後クマタワ方面に舗装路を進む、屏風岩上部に至る林道の分岐点に到着、ここでコース変更を検討する。
現在時刻:13時ちょうどで室生寺に16時30分までに着かないと最終バスに乗れないため、3時間半で10キロの行程を消化しなくてはならないことになる。
時間的に無理と判断、強行は避け国見・住塚回りで曽爾村の方面に下山することに変更した。
東海自然歩道をそのまま直進、クマタワに到着する、ここでも、室生方面に下山するか国見山に登るか検討したが、何とか時間的にも体力的にも登れると判断し、国見山に向かう。
ここからの登山は時間に追われる感じがして、落ち着かない山行になってしまった。国見への登りは木製階段の続く直登のピークが5・6回あり、山頂に到着。
山頂にはベンチがあり、眺望も文句なし、でも、時間に余裕がなく景色を堪能することなく、住塚方面に下山。
国見山〜住塚山
下山道は数回のロープ箇所あるものの危険個所なし。ほどなく、鞍部のゼニヤタワに到着、ここから、住塚山への登り返しに入る。
登りの傾斜が緩く、距離を稼ぐ縦走路多数あり、若干の急登の後、山頂に到着。
国見山同様、ベンチがあり、眺望も最高でした。
時計を見ると15時ちょうど、バスの時刻まで1時間20分。(ギリギリ間に合いそう)
住塚山〜曽爾長野バス停
ここからは下るのみ、記録写真撮影に時間をかけないため、手にカメラを持ち速足(走って?)で下山。
屏風岩公苑にて屏風岩を見ていると、本日、初の対面者(カメラマン)に出会い挨拶する。(今までしゃべっていなかったことに気づく。笑)
屏風岩を後に、舗装路を時間を気にしながらひたすら下る、下る。(走ってる?)
何とか、16時過ぎにバス停に到着、少しだけ時間があったので、一安心。
喉が渇いたので、自販機を探すも周辺には一台も見当たらず、持参したペットボトルの水で喉の渇きを癒す。(スポーツドリンクを飲みたかった!)
無事、バスに乗車、榛原駅から近鉄で自宅に帰る。
バスの運行本数、路線、運行時間等、行動やルートにかなり制限があり、充分、事前検討したつもりですがこのような結果になってしまいました。
今回の教訓は『山行計画は時間に余裕をもった計画に!』でした。笑
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