三ツ峠山 ☆ガスだったけど・・・☆
- GPS
- 04:15
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 556m
- 下り
- 556m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2003年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
祝☆山仲間誕生
それはまだ春先のことだったろうか。友人のO夫妻に、僕たちの山の写真やエピソードを紹介したところ、意外にも興味を持ち始め、じゃあ今度4人で登ろう!ってな具合になったのである。とはいっても、2人とも山歩きの経験がなかったので、手始めに手軽な三ツ峠山ということになった。これでさらに山にのめりこむようだったら、靴とかザックとか装備一式をそろえればいいしね。
で、当日・・・。久々の山だし僕たちもわくわくしていたのだが、その気持ちを裏切るかのような天候。どんよりしている。集合場所のO宅に行くと、2人の足元にはなんとすでに真新しい登山靴が・・・!もしかしたら「もう山なんか登りたくないっ!」ってなことになるかもしれないのに、意外と大胆。服装も模範的ともいえそうなくらい、しっかりした恰好(間違いなく僕よりも)。
車は都留市内に差し掛かってもどんより。そして結局富士山が見えるか見えないか程度の空模様の中、一行は登山口に到着。三ツ峠山はなんといっても、そこから見える富士山の素晴らしさに尽きるようだが、ヘタしたら何も見えずに下山することにも・・・。
そんな不安をよそに登山初挑戦のO夫妻は張り切っている。時間どおりに登山スタート。三ツ峠山はコースがたくさんあるが、様子見ということもあり、西側から登る最短ルートをとることにした。最初は荒れた砂利道を登っていくことになる。久々の登山だったせいもあるけど、結構きつい。だけど新緑の季節でもあり、木々の鮮やかな緑はなかなか絵になる。桜もちらほら・・・。
O夫妻の様子はというと・・・、やっぱりきつそう。だけど口はいつもどおり達者なので、こりゃ平気みたいだ。森の中を歩くっていうこと自体が新鮮のようだ。そういえば僕も初めて山に連れてこられた2年前の今頃はそんな感じだったっけな・・・。
途中休憩も入れながら、スタートから1時間程度で三ツ峠小屋に到着。視界が開けるのだが、空全体が厚い雲に覆われて周囲の山は何も見えない・・・。雑誌でここからドカーン!と見える富士山の写真をよく見るのに、全く見えない!この先にホントに富士山があるの!?っていいたいくらい。
またあとで立ち寄るので、そのときに期待することにし、僕たちはもうちょっと進む。小屋の番犬?なのか、ものすご〜く大きな白い犬にあいさつし、程なくして屏風岩と呼ばれる断崖が現れる。クライミングで有名な場所で、この日も多くの人がへばりついていた。その屏風岩の上が開運山で、三ツ峠山一帯の最高点になる。三ツ峠小屋から約30分、僕たちは開運山に無事到着!展望がいいはずなのに・・・、今日はどうやらこのままかもしれない。O夫妻はそれでもご満悦のよう。晴れていればもっと感動できたはずなのにな・・・。
再び三ツ峠小屋まで戻り、富士山が顔を出すのを待ちながら食事タイム。
・・・見えなかった。いつまで待っていても仕方ないから、後ろ髪をひかれる思いで一行は下山。
下山後、富士吉田方面にも脚をのばしたりしたが、それでも富士山が顔を出すことはなかった。O夫妻の初山歩きとしては、ちょっと物足りない思いをさせてしまったかもしれないが、「また登りたいね!」と言ってくれたので僕たちはひと安心。山仲間が増えた記念すべき瞬間でもある。
おそば美味しかったなぁ。。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人