金剛山 雪の尾根・雪の谷(石ブテ尾根 - 山頂 - モミジ谷本流ルート)


- GPS
- 06:40
- 距離
- 10.7km
- 登り
- 855m
- 下り
- 850m
コースタイム
9:40 石ブテ尾根取り付き
(石ブテ尾根)
12:07 山頂 13:04
(モミジ谷本流ルート)
15:39 水越川共同駐車場
天候 | 晴れ 時々 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【旧309号線・水越川共同駐車場】 ところどころ凍結しています。金剛バスは後輪にチェーンを巻いていました。 駐車場内部も凍結しています。スタッドレスタイヤにしておいて良かったと 思いました。 【石ブテ尾根】 尾根が崩れている箇所と、一部斜面沿いで道が傾斜して狭い箇所があります。 トレースがしっかり着いており圧雪状態でしたので、軽アイゼンを着けて通過 しました。 その他、危険箇所はありません。 【モミジ谷本流】 特別危険な箇所はありませんでした。 山頂付近からしばらくはかなり急な下りで、雪がふかふかのため歩きにくい です。雪を踏め固めながらじっくり降りましたが、一回尻餅をついてしまいま した。 谷に入ってからは、雪の重みで木の枝が垂れ下がっているところがあり、通りに くく感じました(枝に触れると積もった雪が落ちてきて首筋に入り冷たかった...) |
写真
感想
金曜日、平地は雨でしたが金剛山はたぶん雪だっただろう、と思い、できれば
新雪を踏みしめたい、ということで、石ブテ尾根に行くことにしました。
# わりと人が少ない印象があったので。
青崩ルート入り口を過ぎ石ブテ林道を進みます。が、先行者の足跡が。
大堰堤横の東屋で暑くなってきたので上着を脱いでいると、2名の方に追い抜かれ
ました。石ブテ尾根を登っているときにも1名に追い抜かれています。雪の頃には
けっこう人気のあるルートなのかもしれません。
登りはじめは雪が少なかったのですが、ずんずん登っていくとどんどん雪が増えて
きて、狙い通りと思わずにんまり。
トレースがしっかりできていて新雪を踏み踏みというわけにはいかなかったけれど
きれいな雪で嬉しい楽しい。
ただ、雪が増えてくると、わりと踏み固められた雪の急斜面は滑って登りにくく
なってきました。そこで軽アイゼンをつけました。
傾斜が緩くなってくると、周りの雪景色を楽しみながら登ります。
中尾の背との合流地点で中尾の背の方向を見ましたが、足跡はなし。
せっかくなので(?)、下り始める手前辺りまで足跡を付けて山頂を目指します。
大日岳への分岐手前辺りから、雪の下が凍っている感じがし始めました。
ザクザクと踏みしめながら葛木岳の裏を回って葛木神社裏のブナ林へ。
今日は大和葛城山もうっすら雪化粧しておりなかなかきれい。
葛木神社でいつものとおりお願い事をして、国見城址広場の上のところ(関空
ビュースポット)で昼食を摂りました。
今日は空気が澄んでいて、いい眺めを楽しみながらおいしく頂くことができま
した。
当初の計画では、下りはダイトレをのんびり歩こう、と思っていたのですが、
お昼を食べている間にどうしてもモミジ谷を下りたくなりました。
携帯メールでモミジ谷を下ることにしたと連れ合いに連絡して、いざモミジ谷へ。
本流ルートから下るので、葛木岳裏から金剛山石柱へ向かいます。
けっこう雪が積もっているのですが、それでもけっこうはっきりしたトレースが
あります。
「この雪の中登って来た人がいてはるんやなぁ。すごいなぁ。」と思いながら
下り始めます。
足を踏み外したり滑ったりして転げ落ちるとえらいことになるので、一歩一歩、
雪を踏みしめながら下っていきます。それでも、一回ずるっと滑って尻餅をついて
しまいました(尻餅ですんで良かったです...)。
なんとか急斜面を下り終え、第六堰堤前の滝を目指します。
先週より水の流れは多くなっていましたが、それでも見事な氷瀑です。
氷の上に雪が積もり、なんとなく青みがかった色合いが印象的で、寒さを忘れ
しばらく見とれていました。
一般ルートとの合流から先は久々に歩きます。
雪の重みで枝が下がっていたり、倒木があったり、けっこう歩きにくくなってい
ましたが、それを忘れるくらいの美しい雪景色を楽しみながらゆっくり進みまし
た。
ダイトレに合流してもけっこう雪があります。
金剛の水を過ぎ、越口まで来ても雪がけっこうあります。
その先、雪や氷がないところもありましたが、「アイゼン外そうか」と思う頃
にはまた雪が出てくる、ということの繰り返しで、結局水越峠に着くまでアイゼン
着けたままでした。
尾根、谷のそれぞれの雪景色をたっぷり楽しんだ一日でした。
もみじ谷のルート下りられたのですね、
驚きました。
私たちが登った時は、トレースがきれいに消えていて
新雪の道を歩きました。そのあとをutabutgaさん
が歩かれたとは・・・
せっかく楽しみにしておられた新雪、一足先に
足跡をつけてしまいゴメンなさい。
貴重な体験をさせて頂きました。
コメントありがとうございます。
もみじ谷のトレース、写真24のコメントにも書きまし
たが、とても助かりました。
急斜面の下りでトレースなしだと不安だなあ、と思い
つつもみじ谷に向かったので、トレースがあってほっと
しました。
それが、akipapaさんたちも通ったトレースだったとい
うことなので、何か嬉しいなぁ、と思った次第です。
明日、明後日は雨のようです。
山は雪になるのかな。
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