日連アルプス リハビリ山行
- GPS
- 04:39
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 508m
- 下り
- 506m
コースタイム
- 山行
- 2:54
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 4:38
天候 | 一日中快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
・往路(電車):千歳烏山(8:39)→高尾(9:18|9:24)→藤野(9:36) ・復路(電車):藤野(16:06)→高尾(16:33|16:40)→北野(16:50|16:51)→調布(17:13|17:15)→千歳烏山(17:22) ■コメント ・往路は遅い時間帯のためか、さすがに電車の車中で登山者は少なかった。 ・復路で藤野から乗る電車は、うしろに行くほど登山者で混雑している。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■さすがにハイキングコースと銘打っているだけあって、全体的によく整備された登山道ではあるが、道を踏み外せば下まで転がり落ちそうなところも結構ある。 ■宝山への尾根伝いの登りはロープもあってそこそこ傾斜もあり注意を要するが、足場はしっかりしていて登りやすい。 ■日連金剛山からすぐの下りはしばらく急傾斜が続く。おまけに、土や小石でザレているので滑りやすい。今回の登山ではここが一番緊張した。 ■峰山からの景色はおすすめ! ■ベンチ&テーブルはルート中少なくとも5箇所はあり、休んだり食事したりしやすい。 |
その他周辺情報 | ■藤野駅前にはコンビニ風の商店はあるが、いわゆる3大コンビニはない。今回は日連大橋を渡ってすぐのローソンで食料等を調達した。 ■日連大橋を南下する県道76号線は歩道の無いところが多く、交通量も多いので通行注意。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
クッカー
バーナー
ガスカートリッジ
折り畳みマット
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感想
■プロローグ
じつに1年4カ月ぶりの登山。コロナ騒動による自宅勤務ですっかり体が鈍ってしまい、近頃は階段の昇り降りでさえ足が痛くなる始末だった。前の山行(栂海新道)で靴やザックが壊れてしまい勇躍新調したのだが、今年は週末の天気は雨ばかりでリハビリ山行は延び延びになっていた。しかし、明日は完全無欠の大晴天の予報で、これを逃してはいけないと急遽出動とした。
■アプローチ
これまた久々の中央本線だったが、時間も遅いせいか思ったよりも登山客は少なかった。それでも、藤野駅では結構な人数の登山客が降りていった。駅前にはいわゆる3大コンビニは無いが代わりとなりそうな店はあるので、水や食料はそこで調達できると思う。私は日連大橋を渡った先にあるローソンで調達した。駅から日連大橋までの道は交通量が多い割には道幅が狭く、歩道が無い区間も多い。神経を使うイヤな道だ。
ローソンからちょっと戻ったあたりから東に向かい、日連橋を経由して「日連アルプスハイキングコース入口」を目指す。少し太い道では、典型的な里山の景色のわりには意外に交通量が多い。この車はいったい何処に行くのだろう?日蓮橋を渡ってから小道に入り、ハイキングコース入口に到着する。
■ハイキングコース入口〜杉峠
入口付近は樹木が鬱蒼としておりやや暗い。ここからしばらくは沢っぽいじめじめした道を進む。ヒルがいるのではとヒヤヒヤしたが、後日調べたところではこのコースでは実際にヒルがいるらしい(汗)。
ややトラバース気味に山腹を進むと、宝山の主稜線あたりに着く。ここでは「危険!ロープを使用してください」との看板あり。たしかにロープはあるものの、それほどの傾斜ではない。「なんだ、チョロいな」と登ってみると、膝を90°くらいに曲げてから伸ばすときに力が入らない(って言うか痛い)。ここまで体力が落ちたかとガッカリしつつも精神力でなんとか乗り切った。
この急坂を登りきると、そこにも先ほどの「危険」の看板があった。たしかに下りの場合はイヤな感じかもしれない。ここから先は緩い登りで、あっさり宝山ピークに到着。ベンチ&テーブルあり。視界なし。続いてすぐに日連山ピークに到着。やはりベンチ&テーブルあり。視界なし。ここまでの道は広葉樹林が多く雰囲気良し。この高度ではまだ紅葉しておらず、緑の葉が多く茂っている。
緩やかに下って、杉峠に到着。なんと、ここから先は4方向に分岐している。手前右への道は八坂神社へ下る道だが「崩落があり通行止め」の看板あり。奥右への道は日連金剛山への道。奥左への道の傍らに「鉢岡山」の道標があり、そちらの方向へ進む。
■鉢岡山
しばらく水平で幅広の林道チックな道を進む。その途中で4人グループとすれ違う。今日、山中で初めて人に会った。さらに進むと突然車道に出る。ここが「新和田」というところらしい。西を見ると日連金剛山(峰山かも?)がよく見える。また林道チックな登山道にて歩を進め、展望台、廃車を経由して普通の山道っぽい登山道に変わる。展望台前では単独行の人とすれ違った。今回の山行では、結局この2組としかすれ違わなかった。やっぱり不人気な山なのだろうか。
普通の登山道になってからは、地図上では南東へ尾根伝いにまっすぐ登ることになっているが、実際の登山道は南方向にトラバースし、南西方向から登っていた。なぜ、このようになったのかは不明。
鉢岡山のピークにはど〜んと相模原市防災無線鉢岡山中継局の鉄塔が立っていて「ぶ〜ん」という異音を発している。ベンチ&テーブルなし。視界なし。おまけに草ぼうぼうで休めるようなところも無い。鉄塔施設の裏からは踏み跡が続いており、篠原川方面に下れそうだ(万が一川まで行けても渡渉は難しいだろうが)。また、北西へ向かう尾根上にも荒れてはいるが踏み跡があり、杉峠へも行けそうだが途中で崩落しているとイヤなのでやめておいた。
往路を再び戻ると、途中見晴らしのよいところがちらりと現れる。さらに進んで展望台で昼食&長時間休憩。目の前に木が生い茂り、眺望は無いのだが広くて誰もいないのでのびのびする。ここで今回新調したコッヘルと風防を試使用して湯沸かし。カップ麺を食する。
■杉峠〜峰山〜八坂山
杉峠からはやや登って峰山への分岐に到着。途中にベンチ&テーブルあり。たかだか100メートルにも満たない登りなのだが結構足が疲れている。地図上でピークと思われる地点に行ってみたが特に標識等は無し。道は北へ続いているのでそちらに進むと、パッと視界が開けた。道中「今日は天気がいいのに、こんなに景色がイマイチなルートで良かったのかな?」などとぐちぐち考えていたのだが。これで一気に解消。
峰山ピーク(かな?)はテーブルは無いが丸太をベンチ代わりに使える。視界は西方向に広がり文句なし。誰もいないし。それにしても、今日はいい天気だ。過去に登ってきた山々がよく見える。高速道路が渋滞しているのまでよく見える。
ここから平坦な道を3分ほど歩くと八坂山。道標には「杉地域 下山」とある。どうやらここから北に向けても下山できるらしい。あとで松浦本で確認してみよう。
再び峰山に戻って、山座同定などしてさらにのんびり過ごす。飽きたところで最後のピーク日連金剛山を目指す。
■日連金剛山〜下山
すぐに日連金剛山に到着。とにかく広い。神社と言うかお社が鎮座している。奥にベンチ&テーブル×2。視界なし。お社にて賽銭を納めて参拝。その先へ続く道は赤沢バス停へ続く道。メインの道はお社に向かって右の、北へ延びる道を下る。
最初は急坂が続く。足場がはっきりしない急坂で、土や小石でザレているので非常に滑りやすく下りづらい。幸い靴が新しいためか滑りそうで滑らず、ゆっくり下っていくことができた。登りで使う場合は特に問題ないかもしれない。下る途中にまあまあ見晴らしのよいところがあるのでそれが救いか。
急坂が終わったあたりでベンチ&テーブルあり。あとは金剛山バス停までゆるやかなジグザグ道。バス停からローソンまでの道(県道76号線)は、交通量が多い割には道幅が狭く、歩道が無い区間も多い。藤野駅では電車がすぐに来てしまい、ビールは帰宅までお預けだった。
■エピローグ
今回の山行はいろいろ体力の低下を実感したが、登山そのものは継続可能ということがわかりちょっと安心した。新調したもろもろの器材も概ね問題なく、特に登山靴(SIRIO PF46-3)は急な下りでも足に合っていてうれしかった。まあ、これで次の登山も安心して行けるであろう。
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