【福島紅葉山歩】鎌倉岳【戊10.3】
- GPS
- 02:10
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 482m
- 下り
- 492m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね歩きやすいが、山頂に近づくにつれ傾斜が増す。急な岩場の登りは、下りでは落葉スライダーになるので要注意。 |
写真
感想
今年ようやく東北、福島の地を踏むことができた。
この週末はゲン氏から共同山行をしたいという話があり、当初は両毛線沿線での展開を考えていたのだが、天気予想がどんどん悪化してなかなか難しい状況に。
今回は自重して後図を期してはどうかと打診するも、次のチャンスはなかなか来ざるべしというので、その後、那須、さらには福島に山域を変更。
ところが、当日、いざ新幹線に乗り込む段になって、共同山行の日が7日ではなく、8日だったということがわかる。最初のメールにも8日と書いてあった。
最近また仕事が忙しくなって、ちゃんと確認する暇が無かったためだが、彼に計画を伝えるメールで「7日の予定」と送っていたのに彼から指摘が無かったので、当日まで気がつかなかったのだ。
まあ、新幹線のチケットも買ってしまったどころか、すでに乗り込んでしまったので、もうそのまま行くしかない。彼には「では、明日は明日で。また明日。」と返してそのまま出発する。チケットは各自で調達としていて良かった。
さて、彼との共同山行がリリースになったので、当初予定していた所に行く意義が薄れ、代わりに、より好天の望める浜通りに向かうこととした。
車を駆って東側に進んでいくと、ひときわ目立つ岩峰が青空にそそり立っているのが見える。ちょうど天気も晴れ渡り、私の中では今年一番の紅葉が赤々と燃えている。
これは。浜通りまで行くのにあと1時間はかかる。それよりも、今この晴れている時に歩ける山を歩いておいた方が良いのではないか。
ということで、急遽、常葉の鎌倉岳を歩くこととした。
【鎌倉岳】
気まぐれの戯れに入山した鎌倉岳は、登山口の段階から、今期一番の真紅の紅葉をもって出迎えてくれた。
落ち着いて緩やかな森の中の道は、石切場以降、岩と急登の道に大転換する。
そして、開けた岩峰上からは360度何も遮るものの無い大展望。
遠方は雲に覆われているものの、直上ではなお青空が広がり、山麓の紅葉は時に濃く時に淡く、或いは山の頂から紅色が溢れ、零れているように、様々な色彩を見せてくれている。
これは私の思い上がりの妄想に過ぎないが、福島の天神地祇が私が来るのを待っていたのではないかと思えるほど全てが整っていた。
思わず神前にぬかづいて、この歓待に深謝する。
【総括】
施されたら施し返す。恩返しだ。
福島の天地に施されたこの慈愛。大慈悲心をもって幾倍にも返さずにはおかない。
福島というと、ついつい吾妻、安達太良、会津の標高の高い名山に目が行きがちになるが、阿武隈高地の低山群もまた良し。
鎌倉岳は、その中でも異端児らしいが、他の山も存分に楽しめることだろう。
〜午後の部につづく〜
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