【情けなや情けなや】 残雪期の乾徳山


- GPS
- 06:36
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,607m
- 下り
- 1,586m
コースタイム
(アイゼンを探しに)
乾徳公園駐車場11:39〜12:22アイゼン発見場所〜12:49乾徳公園駐車場
天候 | 晴れのち曇り 時間が経つにつれ風が強くなる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※徳和集落に向かう県道209号線で路肩が凍結しているものの乾徳公園駐車場までノーマルタイヤで問題なかった ※乾徳公園にはトイレがあるが冬季閉鎖中で使用不可(手前にある道の駅はなかげの郷まきおかを使用すると良いだろう) |
コース状況/ 危険箇所等 |
≪乾徳駐車場〜国師ヶ原≫ ■登山道は総じて凍結箇所が多いため、転倒に注意が必要と感じる 《国師ヶ原〜山頂》 ■積雪量は増えるものの圧雪されていて歩きやすい ■クサリ場は足場があり難易度はさほど高くはないが、足場に雪が付いていると滑りやすいので注意が必要と感じる 《山頂〜道満山〜乾徳駐車場》 ■乾徳山山頂の迂回路は梯子全体がアイスバーンに覆われていてアイゼンの前爪も刺さらず、しかも周りに掴むものがないため、下りるのに苦労する ■その他は特段危険箇所は見当たらなかったが、道満山から先は落ち葉が多い箇所が多く滑りやすいため転倒の注意が必要と感じる |
写真
感想
ここ最近、毎週山歩きをしているため、今週は休養にしよう!と思っていたのだが、皆様のヤマレコを拝見させて頂いているうちにウズウズしてきてどうにもこうにもならなくなってしまい敢行することになる(汗)
とはいえ、ここ最近長距離ドライブが続いたため、今回は極力関東から近い冬山を探してみる。
天気予報から関東以西で探していると乾徳山が候補に挙がり、乾徳山近辺の天気予報を確認すると風は強くなりそうだが天気は良さそうということで決定っ!
12時頃に風がピークになりそうなのでそれまでに下山できるように計画する。
前夜に自宅を出発して22:00頃に乾徳公園駐車場に到着し車中泊する。
翌朝4:00に起床して早速朝食&準備をし、真っ暗の中ヘッデンを付けて5:00に出発っ!
出発に合わせてGPSを起動すると、、、乾徳山近辺の地図が表示されない(汗)
前日にダウンロードしたつもりだったのだが、、、
準備不足の自分に不甲斐なさを感じながら、地図をダウンロードを開始する。
が、、、ネットワークに接続できない(泣)
使っているキャリアは、徳和集落では使えないのかーと思い、仕方ないので一旦車で甲府方面に向かい、ダウンロードを試みるものの一向に繋がる気配が感じられない。
何のために早く起きたんだーとイライラしていた時、ふと頭によぎる。
「そうだ、節電するためにデータ通信機能をoffにしていたんだった」と、、、
もう自分の不甲斐なさMAXに恥ずかしさすら覚えたが、気を取り直して地図をダウンロードし、乾徳公園駐車場に戻ってくる。
辺りが明るくなってくる中、念のため忘れ物などがないか再確認して改めて出発する。
当面は緩やかな上りの車道歩きで、プチモルゲンロートになる周辺の山や雲を見上げながら軽快に上っていく。
車道歩きの途中から圧雪&アイスバーンが出てきて、この後の登山道も同様の状態で気を緩めるとコケそうになる(汗)
気を付けながら上っていくと、やがて雪深くなり、更に開けた所に出て乾徳山が目の前に現れる。
更に歩いていくと国師ヶ原、月見岩を通過する。
この辺りまで来ると富士山も綺麗に見ることができ、テンションが↑↑↑
気合いを入れ直して乾徳山に取り付くと木々に囲まれて展望はなくなり、加えて雪深くなるので黙々と上っていくと髭剃岩に到着する。
髭剃岩からは展望があり、富士山が顔を覗かせる♪
ここで少し休憩した後、ここに来るまで結構滑ったためアイゼンを装着し、山歩きを再開する。
しばし上っていくと初めてのクサリ場が現れる。
足場がしっかりとあり問題無さそうに見えたが、アイゼンが邪魔で上りづらい。タハー
ヨロヨロしながら上っていき、更に2つ目のクサリ場もクリアしてしばし歩くと、最後のクサリ場が現れる。
最後のクサリ場はヤマレコでもよく見かけており、高所恐怖症の自分は大丈夫かーと思っていたのだが、斜度は思っていたより寝ていて恐怖感がなく安堵する。
アイゼンを外し、早速上り始める。
足場に雪が付いていて滑るので気を付けながら上っていくと山頂に到着っ!
晴天で風もほとんどなく360度の展望を独り占めしながら休憩する。
しばらく休憩していると西の雲行きが怪しくなってきたので下山の準備をしていると風が強くなってきてあっという間に辺りは雲に覆われて乾雪が降り出す。
こりゃヤバいと思い、下山を開始する。
下山道は迂回路を下ろうと思い向かったのだが、急坂でアイスバーン&周りに掴むものがない(汗)
一旦山頂に戻りアイゼンを装着したものの、アイスバーンに前爪が刺さらず四苦八苦する(泣)
ここが今日の一番の難所だーと思いながら、半ば強引に飛び降りる(汗)
ま、まぁ無事で良かった(汗)
往路を戻り無事に月見岩まで戻り、その先は道満尾根を軽快に下る。
大平高原との分岐でアイゼンを外して黙々と下っていくと一旦上り返す箇所があり、上り切ると道満山に到着する。
道満山から先はほとんど雪はなく、代わりにフカフカの落ち葉が沢山。
これがまた曲者で足をとられて数回転倒する(汗)
そんなこんなで無事に徳和集落まで下り、車道を歩いて駐車場に到着する。
朝起きたGPS事件は既に忘れ、今日も楽しかったなーなんて思いながら車に荷物を積み込もうとすると、、、右足のアイゼンがない!
ま、まさか途中で落としたのかー!と思いつつ、周辺を探すも見つからない(泣)
買ったばかりのアイゼンだったのでこれは探しに行くしかないと思い始め、意を決して下山してきた道を戻る。
それにしても一旦緊張が解けた後の山歩きは精神的にキツく、どなたかが道満尾根を下ってきて持ってきてくれるだろうと他力本願のことしか考えられない。
そんなこととは裏腹に、上れど上れどアイゼンはなく、また下山者もいない…
結局、道満山の手前まで上ったところで登山道の真ん中に落ちているアイゼンを発見する。ホッ
ま、まぁここで見つかって良かったと思うようにして早々に下山し、無事に駐車場に到着する。
今回の山歩きは色々と反省することが多かったものの、無事に山歩きが出来たことを良かったと思うようにして帰宅の途に着いた…ふぅ
yamabeeさん、おはようございます
レコを拝見してビックリしてますが、なんというニアミスでしょうか!
ちょうどyamabeeさんが山頂を迂回路から下りている時に私は最後の鎖場に取り付いていたようです。
もしかして、私の熊鈴が聞こえて狭い山頂を譲っていただいたのかな?
私は駐車場に2番目に着きましたが、先行者がおられるって事で安心して入山しました(笑)
いろいろと災難(?)もあったようで大変でしたね。
道満尾根から下山することも考えましたが、冬山は基本ピストンになってしまいます。
下山してきて、もう一度山に入るのは相当きついですね
。私なら発狂してます(笑)
こんばんは
山頂直下でお会いした者です
アイゼンを付けるタイミングを探っていた時に
yamabeeさんに会って"アイゼンいらないですよ〜”
の一言で踏ん切りがついて無事山頂まで行けました
下りでは何回かすっ転びましたが・・・
しかし登り返しは心が折れますねぇ
でも見つかって良かったですね!
gaiaさん、takeggiさん、こんばんわ〜
コメントを頂きましてありがとうございましたっ!
お返事をお二人の山行記録に記載させて頂きました
またどこかでお会いできれば幸甚です
ありがとうございましたっ!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する