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Yamareco

記録ID: 2720891
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トレイルラン
伊豆・愛鷹

IZU TRAIL Journey

2013年03月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:04
距離
65.4km
登り
5,179m
下り
5,078m
過去天気図(気象庁) 2013年03月の天気図
アクセス
朝3時起床、着替えや準備を済ませ、朝食(おにぎり弁当)をいただき、宿を出る。どの宿の人が何時のバスに乗るかはあらかじめ決められており、混乱もなくスムースに松崎の会場に到着。
朝3時起床、着替えや準備を済ませ、朝食(おにぎり弁当)をいただき、宿を出る。どの宿の人が何時のバスに乗るかはあらかじめ決められており、混乱もなくスムースに松崎の会場に到着。
事前の情報によると途中のエイドステーションにトイレはあるのだけど、、参加人数(約1500人)に対して数が明らかに少ない気がして、エイドステーションでトイレに長蛇の列ができるんじゃなかろうかと心配なのでスタート前にトイレへ。するとすでに長蛇の列。20分ほど待ったかな。荷物を預け、スタートラインへ。空が明るくなってきた。
事前の情報によると途中のエイドステーションにトイレはあるのだけど、、参加人数(約1500人)に対して数が明らかに少ない気がして、エイドステーションでトイレに長蛇の列ができるんじゃなかろうかと心配なのでスタート前にトイレへ。するとすでに長蛇の列。20分ほど待ったかな。荷物を預け、スタートラインへ。空が明るくなってきた。
開会式を終え、朝6時、松崎新港をスタート!距離と制限時間とコースを考えると、完走は結構厳しそう!はたして自分は完走できるのか、ドキドキしながら出発。
開会式を終え、朝6時、松崎新港をスタート!距離と制限時間とコースを考えると、完走は結構厳しそう!はたして自分は完走できるのか、ドキドキしながら出発。
しばらく舗装路を走ったあと、トレイルへ。トレイルの入口手前から渋滞。
しばらく舗装路を走ったあと、トレイルへ。トレイルの入口手前から渋滞。
淡々と流れに乗って登る。時々完全に停滞することもあった。気温は予想よりは冷え込まなかったけど、止まると寒い。
淡々と流れに乗って登る。時々完全に停滞することもあった。気温は予想よりは冷え込まなかったけど、止まると寒い。
ウォーターエイドの宝蔵院で500mlペットボトルを受け取る。気温が低いせいか、またトイレに行きたくなりトイレへ。ここのトイレはスタートして間もないせいか、ほとんど並んでおらず、あまり待たずに入れた。
ウォーターエイドの宝蔵院で500mlペットボトルを受け取る。気温が低いせいか、またトイレに行きたくなりトイレへ。ここのトイレはスタートして間もないせいか、ほとんど並んでおらず、あまり待たずに入れた。
コース上には目印の黄色いテープがつけられているので、道を間違えることはない。
コース上には目印の黄色いテープがつけられているので、道を間違えることはない。
コース上には1kmごとに距離表示がある!すごい。普通は5kmとか、10kmごとなのに。スタッフの方々の苦労がしのばれる。
コース上には1kmごとに距離表示がある!すごい。普通は5kmとか、10kmごとなのに。スタッフの方々の苦労がしのばれる。
モヤの中、ズンズン登る。
モヤの中、ズンズン登る。
林道に出る。ここでだいぶ抜かれたけど、周りに合わせて飛ばすと脚が終わってしまうので、マイペースで進む。林道で峠を一つ越え、下ったところで第一エイドの黄金橋に到着。バナナや桜葉餅をいただく。トイレには長蛇の列ができていたので、パス。後で聞いた話では、ここでトイレに行った人は20〜30分ほどかかったらしい。エイドになぜか海洋冒険家の白石康次郎さんがスタッフをしていて、なぜこんなところに?と思ったら総合プロデューサーの千葉さんのお知り合いとのこと。
林道に出る。ここでだいぶ抜かれたけど、周りに合わせて飛ばすと脚が終わってしまうので、マイペースで進む。林道で峠を一つ越え、下ったところで第一エイドの黄金橋に到着。バナナや桜葉餅をいただく。トイレには長蛇の列ができていたので、パス。後で聞いた話では、ここでトイレに行った人は20〜30分ほどかかったらしい。エイドになぜか海洋冒険家の白石康次郎さんがスタッフをしていて、なぜこんなところに?と思ったら総合プロデューサーの千葉さんのお知り合いとのこと。
エイドを出ると、林道の登りが続く。
エイドを出ると、林道の登りが続く。
花粉がいっぱい飛んでいるらしく、まわりでクシャミをしているひともちらほら。自分はなぜか大丈夫だった。
花粉がいっぱい飛んでいるらしく、まわりでクシャミをしているひともちらほら。自分はなぜか大丈夫だった。
林道からトレイルへ。やや荒れたアップダウンが続いて走りにくい。
林道からトレイルへ。やや荒れたアップダウンが続いて走りにくい。
直登などはあまりなく、じわじわと標高をあげていく。
直登などはあまりなく、じわじわと標高をあげていく。
尾根に出た。「伊豆山稜線歩道」として整備されたハイキングコース。ここからは基本的にこのコースを進むことになる。よく整備されていて走りやすい。
尾根に出た。「伊豆山稜線歩道」として整備されたハイキングコース。ここからは基本的にこのコースを進むことになる。よく整備されていて走りやすい。
雪も残ってた。
所々に倒木があるので越えたりくぐったりしていく。
所々に倒木があるので越えたりくぐったりしていく。
スタートして6時間ほど経ち、またトイレに行きたくなってきた。でもこの大会はコース上での排泄は禁止。(そのため携帯トイレの携行が義務付けられている。)いざというときは携帯トイレで済ますしかないけど、それもどうも気が進まないので、我慢して進む。
スタートして6時間ほど経ち、またトイレに行きたくなってきた。でもこの大会はコース上での排泄は禁止。(そのため携帯トイレの携行が義務付けられている。)いざというときは携帯トイレで済ますしかないけど、それもどうも気が進まないので、我慢して進む。
低木の林の中を進んでいく。
低木の林の中を進んでいく。
三蓋山、猫越岳を越えて、しばらく行くと景色が開け、第二エイドがある仁科峠が見えた。
仁科峠がすぐ下に見えているのに、なかなかたどり着けない。
というのも、風が吹き荒れ、下りだというのにまともに走れないから。横風で体を吹き飛ばされそうになるので、一歩一歩踏ん張りながら階段を下る。体の重い自分ですら大変なのだから軽い人はもっと大変だろうな、なんて思ってたら、案の定、前方で女性が風に飛ばされて笹薮に転げ落ちてた。まわりは藪なので怪我などは特になく、「一瞬、鳥になった!」なんてケラケラ笑ってて、一安心。これが切り立った痩せ尾根とかだったらシャレにならんけど。
三蓋山、猫越岳を越えて、しばらく行くと景色が開け、第二エイドがある仁科峠が見えた。
仁科峠がすぐ下に見えているのに、なかなかたどり着けない。
というのも、風が吹き荒れ、下りだというのにまともに走れないから。横風で体を吹き飛ばされそうになるので、一歩一歩踏ん張りながら階段を下る。体の重い自分ですら大変なのだから軽い人はもっと大変だろうな、なんて思ってたら、案の定、前方で女性が風に飛ばされて笹薮に転げ落ちてた。まわりは藪なので怪我などは特になく、「一瞬、鳥になった!」なんてケラケラ笑ってて、一安心。これが切り立った痩せ尾根とかだったらシャレにならんけど。
42.2km地点の仁科峠のエイドステーションに到着。ずっとトイレを我慢してきたので、すぐにトイレの列に並ぶ。長蛇の列だけど、ここでパスするわけにはいかないので並ぶ。結局並んだのは20分くらい。ここまで、完走することだけを考えて無理をせず体に負担をかけない走りをしてきたせいか、疲れが溜まってる感じもなく、痛む箇所もない。
42.2km地点の仁科峠のエイドステーションに到着。ずっとトイレを我慢してきたので、すぐにトイレの列に並ぶ。長蛇の列だけど、ここでパスするわけにはいかないので並ぶ。結局並んだのは20分くらい。ここまで、完走することだけを考えて無理をせず体に負担をかけない走りをしてきたせいか、疲れが溜まってる感じもなく、痛む箇所もない。
バナナや「塩かつおうどん」をいただく。うまし。
バナナや「塩かつおうどん」をいただく。うまし。
コースの最後の15kmほどは基本的に下り基調なので、あと20kmほど走ればなんとかなる!ということで、「完走」がだいぶ現実的になってきた。とはいえ、一瞬の気のゆるみが転倒や捻挫、骨折につながるし、それ以上のトラブルが起きる可能性もあるので、とにかく気を緩めず集中していこう!と気を引き締めてエイドを後にする。エイドを出たのは13:20頃。ここは関門になっていて、制限時間は14:30なので、1時間ちょっとのマージンがある。多いようで少ないので、あまり油断できない。
コースの最後の15kmほどは基本的に下り基調なので、あと20kmほど走ればなんとかなる!ということで、「完走」がだいぶ現実的になってきた。とはいえ、一瞬の気のゆるみが転倒や捻挫、骨折につながるし、それ以上のトラブルが起きる可能性もあるので、とにかく気を緩めず集中していこう!と気を引き締めてエイドを後にする。エイドを出たのは13:20頃。ここは関門になっていて、制限時間は14:30なので、1時間ちょっとのマージンがある。多いようで少ないので、あまり油断できない。
ず〜〜〜〜っと遠くまで、ランナーの姿が見える。このあたりは常に強風が吹き荒れるために背の高い木が育たないらしい。おかげで吹きっさらしになっていて、走るペースもあがらない。ウインドブレーカーを着こんで、ひたすら暴力的な横風に耐えながら進む。
ず〜〜〜〜っと遠くまで、ランナーの姿が見える。このあたりは常に強風が吹き荒れるために背の高い木が育たないらしい。おかげで吹きっさらしになっていて、走るペースもあがらない。ウインドブレーカーを着こんで、ひたすら暴力的な横風に耐えながら進む。
海からの強風のせいか、木が全部傾いとる。
海からの強風のせいか、木が全部傾いとる。
尾根から少し下がったところになると風もおだやか、木もまっすぐ。
尾根から少し下がったところになると風もおだやか、木もまっすぐ。
ピークをいくつも越える。そのたびに登ったり下ったりを繰り返す。
ピークをいくつも越える。そのたびに登ったり下ったりを繰り返す。
同じようなペースの人たちがパックになって進む。すでに平地や下りでも走れなくなり歩いている人もちらほらいて、後半は抜かれるより抜く方が多かった気がする。
同じようなペースの人たちがパックになって進む。すでに平地や下りでも走れなくなり歩いている人もちらほらいて、後半は抜かれるより抜く方が多かった気がする。
15時半頃、53.6km地点(とされている)土肥駐車場のエイドステーションに到着。ここではスープやホットコーヒーがあった!あったかい飲み物が体に染み渡る。ここも関門になっていて、制限時間は17:00。だいぶ余裕ができた。完走できそうだ!
15時半頃、53.6km地点(とされている)土肥駐車場のエイドステーションに到着。ここではスープやホットコーヒーがあった!あったかい飲み物が体に染み渡る。ここも関門になっていて、制限時間は17:00。だいぶ余裕ができた。完走できそうだ!
再び吹きっさらしの尾根上を走る。ザックのストラップ類が風に煽られてバチバチ顔にあたって痛いので、余った部分のストラップをぜんぶ固定した。正面に富士山が見えるはずなんだけど、残念ながら雲に隠れていて全く見えず。
再び吹きっさらしの尾根上を走る。ザックのストラップ類が風に煽られてバチバチ顔にあたって痛いので、余った部分のストラップをぜんぶ固定した。正面に富士山が見えるはずなんだけど、残念ながら雲に隠れていて全く見えず。
周りに木が生えていない分、ロケーション的には眺めはよく、戸田港が良く見える。でも風上方向にはまともに目を開けてられないほど風が強い。。
周りに木が生えていない分、ロケーション的には眺めはよく、戸田港が良く見える。でも風上方向にはまともに目を開けてられないほど風が強い。。
昔、西伊豆スカイラインを自転車で走った時はそのアップダウンのきつさに閉口したけど、今となっては西伊豆スカイラインの平坦さが恨めしい。トレイルが道路と違って稜線のアップダウンを忠実にたどるようにしてず〜〜っと続いているのが見える。
昔、西伊豆スカイラインを自転車で走った時はそのアップダウンのきつさに閉口したけど、今となっては西伊豆スカイラインの平坦さが恨めしい。トレイルが道路と違って稜線のアップダウンを忠実にたどるようにしてず〜〜っと続いているのが見える。
60km走った後で延々と続く階段はなかなか辛い。
60km走った後で延々と続く階段はなかなか辛い。
伽藍山、達磨山を越え、戸田峠のチェックポイントを通過して、防火帯になっている幅の広い尾根を走る。
伽藍山、達磨山を越え、戸田峠のチェックポイントを通過して、防火帯になっている幅の広い尾根を走る。
だるま山高原レストハウスを過ぎ、あとはもう下るだけ。途中で、完走を祝ってくれるかのように、今日初めて富士山を見ることができた!このタイミングで雲が晴れてくれるとは!
だるま山高原レストハウスを過ぎ、あとはもう下るだけ。途中で、完走を祝ってくれるかのように、今日初めて富士山を見ることができた!このタイミングで雲が晴れてくれるとは!
久しぶりに人里に降りてきた。
久しぶりに人里に降りてきた。
温泉街を抜ける。
温泉街を抜ける。
そして、ついに修善寺の独鈷公園にゴール!ゴールでは鏑木さんが一人一人出迎えてくれて感激。75kmとなるとやっぱり結構疲れるので、翌日は休みたい。土曜開催にするか3連休に開催してくれるといいな。あとトイレの数を増やしてほしい。
そして、ついに修善寺の独鈷公園にゴール!ゴールでは鏑木さんが一人一人出迎えてくれて感激。75kmとなるとやっぱり結構疲れるので、翌日は休みたい。土曜開催にするか3連休に開催してくれるといいな。あとトイレの数を増やしてほしい。
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