二岐山(御鍋神社駐車場より女岳往復)
- GPS
- 04:17
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 719m
- 下り
- 729m
コースタイム
天候 | 快晴☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※ 小白森山梨県登山口から3kmほど未舗装 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■御鍋神社駐車場〜ブナ平 御鍋神社駐車場から村道を600mほど進み、登山口を入る。熊笹をかき分けるといきなり八丁坂という急坂を登る。石の庭のようなところからアスナロ坂を登る。ブナの森に変わると坂が緩み、ブナ平に出る。 ■ブナ平〜男岳山頂 ブナ平から高台を左巻きにしながら、泥濘を越え、沢状の道を奥に詰める。右にトラバース状にブナの中を登り、やがて直登の急坂(男岳坂)を登る。植生はやがてアスナロに変わる。シャクナゲが出てくると緩み、男岳山頂に達する。 ■男岳山頂〜女岳山頂 男岳山頂から少し奥に進んだ後、斜面を下る。笹平(鞍部)から再び急坂を登り返し、女岳山頂に達する。 ※ 北側斜面と山頂部には雪が残っている。 |
その他周辺情報 | 大丸あすなろ荘 ¥900 |
写真
感想
奈良遠征からの疲れも癒え、天気の良い週末がやって来たので、かねてから登ってみたかった福島県の二岐山に登りました。福島といっても北那須といった方がいいかもしれない位置にあります。二岐山には、ダイダラボッチの伝説が残っており、ダイダラボッチが上手く跨げなかったので双耳峰になったと言われています。また麓には、珍しい、御鍋を御神体として祀る御鍋神社が鎮座しており、興味そそられる山です。
前夜のうちに道の駅羽鳥湖高原まで前進し、車中泊しました。翌朝起きると車が凍りついていました。外の気温は-5℃。どうりで寒いはずです。エンジンをかけて窓の氷を溶かして出発しました。御鍋神社の大きな駐車時にポツンと停めて出発。村道を歩いて行くと登山口に1台停めてありました。ほとんどの人は登山口まで車で来るみたいで、御鍋神社駐車場に停めていたのは、自分を入れて2台だけでした。
登山道はいきなり八丁坂の急登から始まります。やがてアスナロの森に入ります。今回の登山でアスナロを覚えました。落葉したブナの森に入るとやがて平坦なブナ平に出ました。平坦なのは束の間。山頂部はトラバースの緩やかな登りからほぼ直登になり、一気に山頂に登り上げました。
山頂は風もなく穏やかで展望が広がっていました。奈良遠征では山頂からほとんど展望がなかったので、久しぶりの展望です。三本槍岳、日光連山(女峰山、太郎山、日光白根山)、尾瀬の山(燧ヶ岳、会津駒ヶ岳)、朝日連峰、飯豊連峰、猪苗代湖に磐梯山、吾妻山、安達太良山など、名峰の数々が一望にできました。
山頂から一旦鞍部の笹平まで下りました。北側の斜面だったので雪が残り、凍っていたため慎重に下りました。ダイダラボッチの伝説によると、笹平がダイダラボッチの一物が当たったところになりますが、普通の鞍部でした。再び急坂を登り返し、女岳に至りましたが、こちらは樹林帯の中で展望はありませんでした。
男岳に戻り、下りに入ると、次々に登山者が登ってきました。皆さんお昼に山頂になるように登っているのでしょうか。二岐山の斜面にはブナの原生林が多く残っているので、紅葉の時期はさぞかし綺麗だろうなと思いました。登山口に降り立った後は、御鍋神社の見学に出かけました。手作り感のある鳥居をくぐり、歩を進めると大きな釜のようなお鍋が逆さに吊るされた建物に出ました。正面にはサワラの大木が凛と立っており、サワラも覚えることができました。帰りは遊歩道をぐるっと歩き、駐車場に戻りました。
まだ雪が少なかったので、11月の中旬ながら東北の山に登ることができました。今年は、肌感覚では季節が1〜2週間遅れている感じがします。来週の3連休は九州遠征。さて天気はどうなることやら。
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